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公開番号
2025136968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035917
出願日
2024-03-08
発明の名称
電源装置、半導体装置、およびこれを備えた電源システム、並びにこれを備えた車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20250911BHJP(制御;調整)
要約
【課題】電源装置の動作電圧の範囲について検討の余地があった。
【解決手段】電源装置Xは、入力電圧Vbの印加端と出力電圧Voutの印加端との間に接続された出力トランジスタN1と、出力トランジスタN1の駆動信号G1をリニア制御するように構成された帰還制御回路2と、を備える。帰還制御回路2は、入力電圧Vbとは異なる電源電圧Vcpの供給を受けて駆動信号G1を生成するように構成された出力段5を含む。電源電圧Vcpは、出力電圧Voutに対して少なくとも出力トランジスタN1のオン閾値電圧分高い。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入力電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続されたNチャネル型またはNPN型の出力トランジスタと、
基準電圧と前記出力電圧に応じた帰還電圧との差電圧が小さくなるように前記出力トランジスタの駆動信号をリニア制御するように構成された帰還制御回路と、
を備え、
前記帰還制御回路は、前記入力電圧とは異なる電源電圧の供給を受けて前記駆動信号を生成するように構成された出力段を含み、
前記電源電圧は、前記出力電圧に対して少なくとも前記出力トランジスタのオン閾値電圧分高い、電源装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記入力電圧を昇圧して前記電源電圧を生成し、前記電源電圧を前記帰還制御回路に供給するように構成された昇圧回路を備える請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記入力電圧の入力を受け付ける第1外部端子と、
前記第1外部端子とは別に前記電源電圧の入力を受け付ける第2外部端子と、
を含む請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記第1外部端子と前記出力トランジスタとの間に接続されて、前記出力トランジスタに流れる電流を制限する電流制限回路を備える請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記電流制限回路は、抵抗素子と、Pチャネル型のトランジスタとの少なくとも一方を含む請求項4に記載の電源装置。
【請求項6】
前記駆動信号をクランプ電圧以下に制限するように構成されたクランプ回路を備える請求項1に記載の電源装置。
【請求項7】
前記出力電圧の印加端と接地端との間に接続されて、前記基準電圧と前記帰還電圧との位相を補償するように構成された位相補償回路を備える請求項1に記載の電源装置。
【請求項8】
請求項3に記載の電源装置を集積化した半導体装置。
【請求項9】
請求項8に記載の半導体装置と、
前記入力電圧を昇圧して前記電源電圧を生成し、前記電源電圧を前記帰還制御回路に供給するように構成された昇圧回路と、
前記入力電圧を生成し、前記入力電圧を前記昇圧回路および前記第1外部端子のそれぞれに供給する入力電圧生成回路と、
を備えた電源システム。
【請求項10】
請求項9に記載の電源システムを備える車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、電源装置、半導体装置、およびこれを備えた電源システム、並びにこれを備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、様々なデバイスの電源手段(=電源装置)として、リニア電源(=LDO[low drop out]レギュレータなどのシリーズレギュレータ)が用いられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-112963号公報
【0005】
[概要]
上述したような電源手段は、電源から入力される電圧の範囲について、さらなる検討の余地があった。
【0006】
本明細書中に開示されている電源装置は、出力トランジスタと、帰還制御回路と、を備える。出力トランジスタは、Nチャネル型またはNPN型であって、入力電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続されている。帰還制御回路は、基準電圧と出力電圧に応じた帰還電圧との差電圧が小さくなるように出力トランジスタの駆動信号をリニア制御するように構成されている。帰還制御回路は、入力電圧とは異なる電源電圧の供給を受けて駆動信号を生成するように構成された出力段を含む。電源電圧は、出力電圧に対して少なくとも出力トランジスタのオン閾値電圧分高い。
【0007】
本明細書中に開示されている半導体装置は、上記構成の電源装置を集積化したものである。
【0008】
本明細書中に開示されている電源システムは、上記構成の半導体装置と、昇圧回路と、入力電圧生成回路と、を備える。昇圧回路は、入力電圧を昇圧して電源電圧を生成し、電源電圧を帰還制御回路に供給するように構成されている。入力電圧生成回路は、入力電圧を生成し、入力電圧を昇圧回路および入力端子のそれぞれに供給する。
【0009】
本明細書中に開示されている車両は、上記構成の電源システムを備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、比較例の電源装置Yの構成を示すブロック図である。
図2は、電源装置Yの内部構成を詳細に示した図である。
図3は、比較例の電源装置Yの別の態様を示す図である。
図4は、本開示の電源装置Xの構成を示すブロック図である。
図5は、電源装置Xの内部構成を詳細に示した図である。
図6は、本開示の電源装置Xの変形例を示す図である。
図7は、電源装置Xを搭載した車両55Xを示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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