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公開番号2025136045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034212
出願日2024-03-06
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ジャンクションボックス内に設けられたリレーが作動した際に発生する音を低減することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】本発明の電池パックは、第一の方向で対向したロアケースとアッパーケースとによって構成されるケースと、ケースに収容されており、複数の電池セルを有する電池スタックと、ケースに収容されており、リレーを有するジャンクションボックスと、ケースに収容されており、第一の方向と直交する第二の方向で電池スタックとジャンクションボックスとの間に配置され、ロアケースに固定されたクロス部材と、を備える電池パックであって、ジャンクションボックスはクロス部材に取り付けられており、ジャンクションボックスは、第一の方向においてクロス部材と重なる位置に配置されると共に、第一の方向に延びて形成され、アッパーケースと接触する第一部分を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一の方向で対向したロアケースとアッパーケースとによって構成されるケースと、
前記ケースに収容されており、複数の電池セルを有する電池スタックと、
前記ケースに収容されており、リレーを有するジャンクションボックスと、
前記ケースに収容されており、前記第一の方向と直交する第二の方向で前記電池スタックと前記ジャンクションボックスとの間に配置され、前記ロアケースに固定されたクロス部材と、
を備える電池パックであって、
前記ジャンクションボックスは前記クロス部材に取り付けられており、
前記ジャンクションボックスは、前記第一の方向において前記クロス部材と重なる位置に配置されると共に、前記第一の方向に延びて形成され、前記アッパーケースと接触する第一部分を有する、
ことを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記第一部分は、前記クロス部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記アッパーケースは、前記アッパーケースの外側において前記第一の方向で前記第一部分と重なる位置に緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記第一部分の内部は中空状であり、前記第一部分の内部には前記第一の方向に延びるリブが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、収容ケース内において電子機器であるジャンクションボックスと電池モジュールとの間にクロス部材が配置された蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-095784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された蓄電装置においては、ジャンクションボックス内に設けられたリレーが作動した際に発生する音の低減に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ジャンクションボックス内に設けられたリレーが作動した際に発生する音を低減することができる電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電池パックは、第一の方向で対向したロアケースとアッパーケースとによって構成されるケースと、前記ケースに収容されており、複数の電池セルを有する電池スタックと、前記ケースに収容されており、リレーを有するジャンクションボックスと、前記ケースに収容されており、前記第一の方向と直交する第二の方向で前記電池スタックと前記ジャンクションボックスとの間に配置され、前記ロアケースに固定されたクロス部材と、を備える電池パックであって、前記ジャンクションボックスは前記クロス部材に取り付けられており、前記ジャンクションボックスは、前記第一の方向において前記クロス部材と重なる位置に配置されると共に、前記第一の方向に延びて形成され、前記アッパーケースと接触する第一部分を有する、ことを特徴とするものである。
【0007】
これにより、本発明に係る電池パックは、ジャンクションボックスの第一部分がアッパーケースと接触していることで、質量の大きいアッパーケースにリレーの振動を伝えることにより、ジャンクションボックス内に設けられたリレーが作動した際に発生する音を低減することができる。
【0008】
また、上記において、前記第一部分は、前記クロス部材に固定されているようにしてもよい。
【0009】
これにより、アッパーケースのみならずクロス部材を介してロアケースにもリレーの振動を伝えることができ、リレーが作動した際に発生する音を低減することができる。
【0010】
また、上記において、前記アッパーケースは、前記アッパーケースの外側において前記第一の方向で前記第一部分と重なる位置に緩衝部材が設けられているようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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