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公開番号
2025135800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033774
出願日
2024-03-06
発明の名称
シリアル型インクジェット印刷装置、プログラム、印刷方法、印刷システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250911BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】縮小印刷時の画質の低下を抑制する技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、画像データにおける原稿サイズよりも小さい出力画像に縮小して前記画像データを印刷することができるシリアル型インクジェット印刷装置であって、前記原稿サイズと第一閾値、及び、前記原稿サイズに対する前記出力画像の画像サイズの縮小率と第二閾値、を比較した結果に応じた印刷モードに設定する印刷モード設定部と、前記印刷モード設定部が設定した印刷モードで、前記画像データを前記縮小率で縮小して前記出力画像を印刷する印刷制御部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データにおける原稿サイズよりも小さい出力画像に縮小して前記画像データを印刷することができるシリアル型インクジェット印刷装置であって、
前記原稿サイズと第一閾値、及び、前記原稿サイズに対する前記出力画像の画像サイズの縮小率と第二閾値、を比較した結果に応じた印刷モードに設定する印刷モード設定部と、
前記印刷モード設定部が設定した印刷モードで、前記画像データを前記縮小率で縮小して前記出力画像を印刷する印刷制御部と、
を有することを特徴とするシリアル型インクジェット印刷装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記印刷モード設定部は、
前記原稿サイズが第一閾値以上、かつ、前記縮小率が第二閾値以下の場合、第一の印刷モードよりも高画質な第二の印刷モードに設定し、
前記原稿サイズが第一閾値以上でないか、又は、前記縮小率が第二閾値以下でない場合、前記第二の印刷モードよりも高速な前記第一の印刷モードに設定することを特徴とする請求項1に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項3】
前記比較した結果に応じた前記印刷モードに前記印刷モード設定部が自動で設定するか否かの設定を受け付ける縮小時画質優先モード設定欄を表示させる表示制御部と、
前記縮小時画質優先モード設定欄の設定を受け付ける操作受付部と、
を有することを特徴とする請求項2に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項4】
前記操作受付部は、ユーザーから前記第一閾値及び前記第二閾値の設定を受け付けることを特徴とする請求項3に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記画像データの画像種類を選択可能に表示させ、
前記操作受付部は、前記画像データの画像種類の選択を受け付け、
前記印刷モード設定部は、前記操作受付部が選択を受け付けた前記画像種類に予め対応付けられている前記第一閾値と前記原稿サイズ、及び、前記操作受付部が選択を受け付けた前記画像種類に予め対応付けられている前記第二閾値と前記縮小率とを比較した結果に応じた印刷モードに設定することを特徴とする請求項4に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項6】
前記操作受付部が設定を受け付けた、前記第一閾値及び前記第二閾値を保存しておき、
前記表示制御部は、前記画像データの画像種類と共に、ユーザーにより設定された前記第一閾値及び前記第二閾値をユーザー設定として選択可能に表示させることを特徴とする請求項5に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項7】
印刷速度が、前記第一の印刷モード>第三の印刷モード>前記第二の印刷モード、
画質が、前記第二の印刷モード>第三の印刷モード>前記第一の印刷モード、
である前記第三の印刷モードを有し、
前記印刷モード設定部は、前記原稿サイズが第一閾値以上、かつ、前記縮小率が前記第二閾値より大きい第三閾値以下の場合、前記第三の印刷モードに設定することを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項8】
印刷速度が、前記第一の印刷モード>第三の印刷モード>前記第二の印刷モード、
画質が、前記第二の印刷モード>第三の印刷モード>前記第一の印刷モード、
である前記第三の印刷モードを有し、
前記印刷モード設定部は、前記原稿サイズがユーザーにより設定された第一閾値以上、かつ、ユーザーにより設定された前記第二閾値以下の場合、前記第二の印刷モードに設定し、
前記原稿サイズがユーザーにより設定された第四閾値(<前記第一閾値)以上、かつ、ユーザーにより設定された第三閾値(>第二閾値)以下の場合、前記第三の印刷モードに設定することを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項9】
ユーザーが所定の操作を行った場合、
前記操作受付部が設定を受け付けた、前記第一閾値及び前記第二閾値に基づいて設定された印刷モードで、副走査方向の最小の紙送り量で定まる前記画像データの範囲のみを印刷することを特徴とする請求項3に記載のシリアル型インクジェット印刷装置。
【請求項10】
画像データにおける原稿サイズよりも小さい出力画像に縮小して前記画像データを印刷することができるシリアル型インクジェット印刷装置を、
前記原稿サイズと第一閾値、及び、前記原稿サイズに対する前記出力画像の画像サイズの縮小率と第二閾値、を比較した結果に応じた印刷モードに設定する印刷モード設定部と、
前記印刷モード設定部が設定した印刷モードで、前記画像データを前記縮小率で縮小して前記出力画像を印刷する印刷制御部、
として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリアル型インクジェット印刷装置、プログラム、印刷方法、及び印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
粒子化したインクを吐出して、用紙等の印刷媒体に画像を形成するインクジェット印刷装置が知られている。インクジェット印刷装置のうち、印刷ヘッドが主走査方向に移動しながらインクを吐出するものをシリアル型インクジェット印刷装置という。シリアル型インクジェット印刷装置は、ユーザーが印刷物に必要な画質や印刷時間を考慮して印刷モードを選択できるように、複数の印刷モードを有している。また、シリアル型インクジェット印刷装置は、印刷媒体等に応じて最適な印刷モードを自動的に選択する機能を有する場合がある。
【0003】
画質を考慮して画像の解像度を自動で切り替える技術が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、複数の解像度モードと画像縮小手段を有し、原稿に対する縮小画像の画質の劣化度を求め、画質が劣化しない範囲で高速通信が可能な低解像度モードを自動で選択するファクシミリが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シリアル型インクジェット印刷装置が、大きな原稿サイズの画像データを縮小印刷する場合に高速印刷モードで印刷すると、画質の低下が顕著に表れ、文字つぶれや線再現性が悪化するという問題があった。シリアル型インクジェット印刷装置は、ユーザーが印刷物をチェックしたり持ち運んだりするため、大きな原稿サイズの画像を小さなサイズの出力画像として印刷する場合があるためである。縮小率が小さいと、印刷物の文字が小さくなり、また、線が細くなる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、縮小印刷時の画質の低下を抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、画像データにおける原稿サイズよりも小さい出力画像に縮小して前記画像データを印刷することができるシリアル型インクジェット印刷装置であって、前記原稿サイズと第一閾値、及び、前記原稿サイズに対する前記出力画像の画像サイズの縮小率と第二閾値、を比較した結果に応じた印刷モードに設定する印刷モード設定部と、前記印刷モード設定部が設定した印刷モードで、前記画像データを前記縮小率で縮小して前記出力画像を印刷する印刷制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
縮小印刷時の画質の低下を抑制する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷モードの制御の概略を説明するフローチャート図の一例である。
シリアル型インクジェット印刷装置の斜視図の一例である。
シリアル型インクジェット印刷装置の側面図の一例である。
シリアル型インクジェット印刷装置のハードウェア構成図の一例である。
高速印刷モードにおける解像度、高画質印刷モードにおける解像度を模式的に説明する図である。
双方向印刷におけるインクの着弾位置ズレを説明する図である。
双方向印刷におけるインクの着弾位置ズレを説明する図である。
シリアル型インクジェット印刷装置が表示する印刷モード設定画面の一例を示す図である。
シリアル型インクジェット印刷装置の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
主制御部の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
主制御部が縮小印刷時に印刷モードを自動的に設定する制御の流れを説明するフローチャート図の一例である。
3つの印刷モードの詳細を説明する図である。
印刷モード設定画面の一例を示す図である。
縮小時画質優先モードにおける印刷モードの切り換え条件の一例を示す図である。
主制御部が縮小印刷時に印刷モードを自動的に設定する制御の流れを説明するフローチャート図の一例である。
主制御部が縮小印刷時に印刷モードを自動的に設定する制御の流れを説明するフローチャート図の一例である。
印刷システムのシステム構成例を示す図である。
端末装置のハードウェア構成を示す図の一例である。
印刷システムにおける端末装置とシリアル型インクジェット印刷装置の機能ブロック図の一例である。
印刷システムが大きい原稿サイズの画像データを縮小印刷する処理を説明するシーケンス図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例としてシリアル型インクジェット印刷装置と、シリアル型インクジェット印刷装置が行う印刷方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<シリアル型インクジェット印刷装置の特性>
シリアル型インクジェット印刷装置は、印刷速度を優先する高速印刷モードという動作モードを有している。高速印刷モードは画素密度を下げると共に、キャリッジの走査速度を高速化する。しかし、高速印刷モードではインク着弾精度の低下や、吐出するインクの液滴が大きいことによるインクにじみにより、画質が劣化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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