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公開番号2025135644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033493
出願日2024-03-06
発明の名称自己保持型ソレノイド装置
出願人イーグル工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01F 7/122 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】可動鉄心と固定鉄心の形状に制約が少ない自己保持型ソレノイド装置を提供する。
【解決手段】可動鉄心3を2つの停止位置間で移動させる自己保持型ソレノイド装置1であって、可動鉄心3は、軸方向に突出する軸部31を有しており、固定鉄心4には、軸部31が挿通される軸孔4bが形成されており、軸孔4bを介して固定鉄心4の内部空間Sに挿通される軸部31に磁性体61bと引き合う永久磁石7が配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コイルと、可動鉄心と、固定鉄心と、永久磁石と備え、前記可動鉄心を2つの停止位置間で移動させる自己保持型ソレノイド装置であって、
前記可動鉄心は、軸方向に突出する軸部を有しており、
前記固定鉄心には、前記軸部が挿通される軸孔が形成されており、
前記軸孔を介して前記固定鉄心の内部空間に挿通される前記軸部に磁性体と引き合う前記永久磁石が配置されている自己保持型ソレノイド装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記磁性体は、前記固定鉄心の内部空間を塞ぐカバーの一部である請求項1に記載の自己保持型ソレノイド装置。
【請求項3】
前記磁性体は、前記カバーから突設される凸部である請求項2に記載の自己保持型ソレノイド装置。
【請求項4】
前記永久磁石は、前記可動鉄心が前記固定鉄心から離れた停止位置において前記固定鉄心に吸着されている請求項1ないし3のいずれかに記載の自己保持型ソレノイド装置。
【請求項5】
前記固定鉄心の内部空間には、前記可動鉄心を前記固定鉄心から離れる方向に付勢するスプリングが設けられ、
前記スプリングは、前記凸部に挿嵌配置されている請求項3に記載の自己保持型ソレノイド装置。
【請求項6】
前記スプリングは、前記凸部に外嵌配置されている請求項5に記載の自己保持型ソレノイド装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可動鉄心により各種装置を作動させる自己保持型ソレノイド装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
様々な産業分野において弁や機械等の各種装置を作動させる手段として、ソレノイド装置が利用されている。ソレノイド装置は、コイルに通電したときの磁気作用によって往復動可能に収容された可動鉄心を駆動させることにより、各種装置を作動させるようになっている。
【0003】
一般的にソレノイド装置は、コイルと、固定鉄心と、可動鉄心と、を備え、コイルへの通電により固定鉄心と可動鉄心との間に磁力を発生させ、可動鉄心を固定鉄心に近づく方向に駆動させる。
【0004】
特許文献1に示されるソレノイド装置は、可動鉄心における固定鉄心との対向面に永久磁石が固定されており、コイルへの通電により可動鉄心が固定鉄心に近接すると、永久磁石の磁力により可動鉄心が固定鉄心に近づく方向に引き寄せられる構成となっており、コイルへの通電量を小さくすることができる。また、この永久磁石は、可動鉄心が固定鉄心に近接した停止位置において、その磁力によって固定鉄心に可動鉄心が吸着された状態を保持することにより、この間の通電を不要とすることができる、いわゆる自己保持機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-154312号公報(第4頁~第5頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のソレノイド装置は、可動鉄心と固定鉄心との間における磁束密度を効率化するために、可動鉄心と固定鉄心の対向箇所が入れ子状態の形状となるように構成されているものの、可動鉄心と固定鉄心との間に永久磁石が設けられているため、この入れ子状態の形状に制約が多くなってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、可動鉄心と固定鉄心の形状に制約が少ない自己保持型ソレノイド装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の自己保持型ソレノイド装置は、
コイルと、可動鉄心と、固定鉄心と、永久磁石と備え、前記可動鉄心を2つの停止位置間で移動させる自己保持型ソレノイド装置であって、
前記可動鉄心は、軸方向に突出する軸部を有しており、
前記固定鉄心には、前記軸部が挿通される軸孔が形成されており、
前記軸孔を介して前記固定鉄心の内部空間に挿通される前記軸部に磁性体と引き合う前記永久磁石が配置されている。
これによれば、永久磁石が固定鉄心の内部空間に配置されることにより、可動鉄心と固定鉄心の形状に制約が少ない自己保持型ソレノイド装置を提供できる。
【0009】
前記磁性体は、前記固定鉄心の内部空間を塞ぐカバーの一部であってもよい。
これによれば、固定鉄心の内部空間に配置された永久磁石と引き合う磁性体を容易に形成することができる。
【0010】
前記磁性体は、前記カバーから突設される凸部であってもよい。
これによれば、凸部の突出量によって可動鉄心のストローク量を調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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