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公開番号2025133853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025112642,2024121184
出願日2025-07-02,2020-11-18
発明の名称撮影システム、サーバ、通信端末、撮影方法、プログラムおよび記録媒体
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約【課題】カメラの知識が浅いユーザでも、ユーザが撮影したいと考えている通りの画像を撮影することができるようにする。
【解決手段】本発明の撮影システム、サーバ、通信端末、撮影方法、プログラムおよび記録媒体においては、第1画像毎に、第1画像に関するテキスト形式のタグを取得し、第1画像、第1画像が撮影されたときの第1通信端末の撮影に関する設定値、およびテキスト形式のタグを関連付けてメモリに記憶し、第2通信端末からテキスト形式の検索キーを受信し、メモリに記憶された第1画像の中から、検索キーに合致したタグが関連付けられている第1画像を検索し、メモリに記憶された設定値の中から、検索された第1画像と関連付けられた設定値を取得し、取得された設定値を第2通信端末に設定し、設定された設定値に基づいて画像を撮影する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のユーザが有する複数の通信端末によってアクセスされるサーバであって、
第1プロセッサを備え、前記第1プロセッサは、
1以上の第1通信端末から、前記第1通信端末によって撮影された第1画像および前記第1画像が撮影されたときの前記第1通信端末の撮影に関する設定値を受信し、
前記第1画像毎に、前記第1画像に関するテキスト形式のタグを取得し、
前記第1画像、前記設定値、および前記テキスト形式のタグを関連付けて前記メモリに記憶し、
第2通信端末からテキスト形式の検索キーを受信し、
前記メモリに記憶された前記第1画像の中から、前記検索キーに合致したタグが関連付けられている第1画像を検索し、
前記メモリに記憶された前記設定値の中から、前記第1プロセッサにより検索された前記第1画像と関連付けられた設定値を取得し、
前記第1プロセッサにより取得された前記設定値を前記第2通信端末へ送信する、サーバ。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第1プロセッサは、
前記ユーザ毎に、前記第1画像、前記設定値、および前記テキスト形式のタグを関連付けて前記メモリに記憶し、
前記メモリに記憶された前記第2通信端末のユーザの第1画像のテキスト形式のタグに基づいて、前記第2通信端末のユーザの画像の嗜好を分析し、
前記メモリに記憶された前記第1画像の中から、前記第2通信端末のユーザの画像の嗜好に合致または類似した前記テキスト形式のタグと関連付けられた第1画像を検索する、請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記第1プロセッサは、
前記第1通信端末から、前記第1通信端末のユーザにより前記第1画像に対して投票された肯定的な評価および否定的な評価の少なくとも一方を受信し、
前記第1画像と、前記第1画像に対して投票された全ての前記評価の数と、を関連付けて前記メモリに記憶し、
前記第2通信端末から、前記評価に基づく検索の指示を受信し、
前記指示に応じて、前記メモリに記憶された第1画像のうち、前記評価の数に基づいて、定められた数の第1画像を検索する、請求項1または2に記載のサーバ。
【請求項4】
前記第1プロセッサは、
前記第1通信端末から前記評価の投票日時を受信し、
前記第1画像と、前記評価の投票日時と、を関連付けて前記メモリに記憶し、
前記第2通信端末から前記評価の投票期間を受信し、
前記メモリに記憶された第1画像の中から、前記評価の投票期間内の投票日時に前記評価が投票された第1画像を検索する、請求項3に記載のサーバ。
【請求項5】
前記第1プロセッサは、
前記テキスト形式のタグとして、最も広い第1階層の概念のテキスト形式のタグを取得し、nを2以上の整数として、前記第1階層の概念よりも順次狭くなる第2階層から第n階層までの概念のテキスト形式のタグを取得し、
前記第1階層から前記第n階層までの概念のテキスト形式のタグの少なくとも1つを使用して、前記メモリに記憶された第1画像の中から、定められた数の第1画像を検索する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のサーバ。
【請求項6】
前記第1プロセッサは、
前記第1プロセッサにより検索された複数の第1画像の中から、前記第2通信端末のユーザにより選択された第1画像の情報を受信し、
前記メモリに記憶された設定値の中から、前記第1画像の情報に対応する第1画像と関連付けられた設定値を取得する、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のサーバ。
【請求項7】
前記設定値は、前記第1画像が撮影されたときの前記第1通信端末の絞り、シャッタスピード、焦点距離およびISO感度の少なくとも1つの値を含む、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のサーバ。
【請求項8】
前記テキスト形式のタグは、前記第1画像が有するヘッダ情報、前記第1画像に写っている被写体、および、前記第1画像のシーンの少なくとも1つを含む、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のサーバ。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか一項に記載のサーバと、前記複数の通信端末と、を備え、
前記第1通信端末は、第2プロセッサを備え、
前記第2通信端末は、第3プロセッサを備え、
前記第2プロセッサは、前記第1画像および前記設定値を前記サーバへ送信し、
前記第3プロセッサは、
前記サーバから、前記第1プロセッサにより取得された設定値を受信し、
前記第3プロセッサにより受信された設定値を前記第2通信端末に設定し、
前記第3プロセッサにより設定された設定値に基づいて画像を撮影する、撮影システム。
【請求項10】
前記通信端末は、カメラを含み、
前記第1通信端末のカメラは、前記第2プロセッサを有し、
前記第2通信端末のカメラは、前記第3プロセッサを有し、
前記第2プロセッサは、前記第1画像および前記設定値を前記サーバへ送信し、
前記第3プロセッサは、前記サーバから、前記第1プロセッサにより取得された設定値を受信し、
前記第3プロセッサにより受信された設定値を前記第2通信端末のカメラに設定し、
前記第3プロセッサにより設定された設定値に基づいて画像を撮影する、請求項9に記載の撮影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが次に撮影する画像の特徴量に応じて、他のユーザによって同様の特徴量の画像が撮影されたときのカメラの撮影に関する設定値を用いて画像を撮影する撮影システム、サーバ、通信端末、撮影方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
カメラの知識が浅いユーザは、単に漠然と子供等の被写体に向けて、オートモードに設定されたままの状態で画像を撮影しているだけであり、本来は、カメラの設定を変更することにより、様々な表現の画像(写真)を撮影できるが、それに気付かないでいる。
または、カメラの知識が浅いユーザは、SNS(Social Networking Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等を通じて自分の好みの画像を見つけても、どのようにカメラの設定を変更すれば、このような画像を撮影できるのかが分からないため、実際に撮影する前に諦めてしまう。
【0003】
また、例えばSNS等を通じて、運動会での子供が綺麗に撮影された画像を見つけて、このような画像を撮影したくても、すぐに忘れてしまい、実際の運動会の場面になると、特に意識することなく、オートモードに設定されたままの状態で画像を撮影してしまう。
さらに、そもそも自分の好みの画像および自分が撮影したい画像を明確に把握できていないユーザも存在する。
【0004】
ここで、本発明の参考となる先行技術文献として、例えば特許文献1~4がある。
【0005】
特許文献1には、複数のデジタルカメラから、画像の色温度に関する情報を含む複数の画像の属性情報を受信し、受信した複数の画像の属性情報に基づき、複数の画像に対する画像処理に共通に用いられる共通パラメータを決定し、決定した共通パラメータを用いて画像処理が行われた複数の画像を表示部に順次表示させるネットワーク制御装置が記載されている。
【0006】
特許文献2には、他のカメラで撮影した撮像信号の検知情報を取得し、この検知情報を用いて、撮影シーンに適応した撮像制御および信号処理の制御を行う撮像装置が記載されている。
【0007】
特許文献3には、撮影しようとする被写体画像をデジタルカメラからサーバへ送り、サーバにおいて、被写体画像から被写体の特徴を抽出し、撮影条件データと関連付けて記憶された見本画像の中から、見本画像に含まれる特徴情報に基づいて、被写体画像と類似する見本画像を検索し、その撮影条件データを抽出して、サーバからデジタルカメラへ配信する撮影条件データ配信システムが記載されている。
【0008】
特許文献4には、サーバにおいて、位置情報に対応させて記憶された画像情報の中から、デジタルカメラから受信した位置情報に対応する画像情報を検索し、検索された画像情報と、これに付加されている、デジタルカメラに対して撮影条件を設定するための制御情報と、をデジタルカメラに送信し、デジタルカメラにおいて、サーバから受信された制御情報に基づき撮影条件を設定する撮像システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2009-065448号公報
特開2014-180024号公報
特開2003-333498号公報
特開2003-348519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1は、複数の画像の色味等のばらつきを軽減しようとするものであるが、それが必ずしも画像を閲覧するユーザの好みの色味等であるとは限らない。また、デジタルカメラの撮影に関する設定値を変更することができれば、画像処理では対応できない表現も可能になるが、特許文献1は、デジタルカメラの撮影に関する設定値を変更することを記載していない。
(【0011】以降は省略されています)

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