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公開番号
2025133668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024091158
出願日
2024-06-05
発明の名称
車両シートトップ保管デバイス
出願人
ウェイ・ケイ・シュー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60N
2/60 20060101AFI20250904BHJP(車両一般)
要約
【課題】空いている車両シートの利用可能な空間の利用を最適化し、さらにはシート自体の保護を実現することができる、改善された保管システムが求められる。
【解決手段】車両シートトップ保管デバイスは、車両シートの一部分の上に掛けられて適合するように構成された可撓性材料から形成された下側層を有する。可撓性シート材料の上側層は、下側層と上側層との間に内部空間を画定するために側方縁部に沿って下側層に連結される。デバイスの開口部は、開口部を介して内部空間にアクセスするのを可能にする。開口部を選択的に開けたり閉めたりするための閉鎖デバイスが提供される。デバイスを車両シートに固定するために固定ストラップがデバイスに連結される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両シートトップ保管デバイスであって、
シートベース、前記シートベースから上方に延在するバックレスト、および前記バックレストの上側端部に設置されたヘッドレスト、を有する車両シートの一部分の上に掛けられて適合するように構成された可撓性材料から形成された下側層と、
前記下側層と上側層との間に内部空間を画定するために側方縁部に沿って前記下側層に連結された可撓性シート材料から形成された上側層と、
開口部を通して前記内部空間にアクセスするのを可能にする開口部であって、前記開口部には前記開口部を選択的に開けたり閉めたりするための閉鎖デバイスが設けられる、開口部と、
前記デバイスの上側端部を前記車両シートのヘッドレストに固定するために前記デバイスの上側端部のところに連結されたヘッドレスト固定ストラップと、
前記デバイスの下側部分を前記シートに固定するために前記シートベースの周りに延在するシートベース固定ストラップと、
前記デバイスの一方側に連結された側方固定ストラップと、
を備える車両シートトップ保管デバイス。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記下側層の全体または一部分が、液体が前記下側層を通過するのを防止するために液体不浸透性材料または耐水性材料から形成される、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項3】
前記上側層が、前記上側層が伸長させられるのを可能にする弾性材料から形成される、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項4】
前記上側層の上でアイテムを保管するために前記上側層の上に設けられた少なくとも1つの保管コンパートメント
をさらに備える、請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項5】
前記開口部が、側部を介して前記デバイスの内部にアクセスするのを可能にするために前記デバイスの側方縁部に沿うように前記デバイス内に設けられる、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項6】
前記保管デバイスが前記シートベースおよび前記バックレストの上側表面の表面の大部分を覆う、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項7】
前記閉鎖デバイスが、ジッパー、フックループファスナー、スナップ、ボタン、ボタンおよびループ、磁石、結束バンド、ならびにトグルおよびコードのうちの少なくとも1つである、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項8】
前記下側層が非弾性である、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項9】
前記側方固定ストラップ、前記ヘッドレスト固定ストラップ、および前記シートベース固定ストラップのうちの少なくとも1つの全体または一部分が弾性である、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
【請求項10】
前記側方固定ストラップがループとして形成され、前記シートベース固定ストラップが前記ループを通過し、前記側方固定ストラップが前記シートベース固定ストラップに沿って摺動するように構成される、
請求項1に記載の車両シートトップ保管デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、車両のための保管デバイスおよびシートカバーに関する。
続きを表示(約 4,700 文字)
【背景技術】
【0002】
[0002]車両シートは車両乗員のための座席を提供するというその主要な機能を果たすが、容易にアクセス可能にするためにシート上にアイテムを保管および保持するのに使用されるように、空いている車両シートの利用可能な空間の利用を最適化し、さらにはシート自体の保護を実現することができる、改善された保管システムが求められる。
【0003】
[0003]車両内での保管のための現在の解決策は、従来のグローブボックス、中央コンソール、シートバックポケットなどを含めて、デザインおよび機能において多様である。これらの既存の保管オプションは、特定のアイテムを保管することにおいてあまり便利ではない可能性があり、またはあまり適さない可能性もある。車両乗員は場合によってはバッグまたは他の物品をシート自体の上に配置する可能性があるが、バッグまたは他の物品はシートにダメージを与え得るかまたはシートを汚す可能性がある。加えて、車両の突然の停止または急停止はアイテムをシートトップから容易には回収されないような位置に滑り落とし、またはアイテムにダメージを与え得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004]本開示は、これらの制約を克服するための、および、車両シートのために特別に設計されたシートトップ保管デバイスを提供することにより、車両内の空間の効率的な使用に寄与するための、手法を説明する。本デバイスは、電子デバイス、携帯電話、タブレット、ラップトップコンピュータ、バッグまたは小銭入れ、買い物袋、衣料品、書類、食品およびスナック、あるいは、容易に保管され、容易にアクセス可能であり、シートから滑り落ちるのを防止される他の個人アイテムなどの、種々のアイテムを保管する確実で整理された手段を提供する。加えて、本デバイスは、結果として乗員が従来の手法でシートを使用するのを可能にするように、車両シートへの容易な配置および固定、さらには、目立たないようにするためのデバイスの容易な脱着、折り畳み、および保管のために設計される。
【0005】
[0005]本明細書で説明される実施形態およびその利点をより完全に理解することができるように、ここで、添付図と併せて以下の記述を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
[0006]本開示の特定の実施形態に従って構築されたシートトップ保管デバイスを示す分解斜視図である。
[0007]デバイスの上側開口部が閉状態にある、組み立てられた状態で示される図1のシートトップ保管デバイスを示す上面図である。
[0008]上側開口部が開状態にある、車両パッセンジャーシートで採用された状態で示される図2のシートトップ保管デバイスを示す左前斜視図である。
[0009]上側開口部が閉状態にある、図3のシートトップ保管デバイスおよび車両パッセンジャーシートを示す左側立面図である。
[0010]デバイスの下側部分を車両パッセンジャーシートに固定するためにシートトップ保管デバイスのシートベース固定ストラップが車両シートに固定された状態で示される、図3の車両パッセンジャーシートを示す背面立面図である。
[0011]上側開口部が閉状態である、車両パッセンジャーシートで採用された状態で示される図3のシートトップ保管デバイスを示す左前斜視図である。
[0012]1つの動作モードでデバイスの上で如何にしてアイテムが保管され得るかを示している、車両パッセンジャーシートで採用された状態で示される、図3のシートトップ保管デバイスを示す左前斜視図である。
[0013]別の動作モードでデバイスの内部空間に物品が配置され得るようにするためにデバイスの上側開口部が開状態である、車両パッセンジャーシートで採用された状態で示される、図3のシートトップ保管デバイスを示す左前斜視図である。
[0014]物品が内部空間内に配置されて上側開口部が閉状態にある、図8のシートトップ保管デバイスおよび車両パッセンジャーシートを示す左前斜視図である。
[0015]本開示の特定の実施形態に従って構築されたシートトップ保管デバイスの別の実施形態を示す分解斜視図である。
[0016]側方開口部が開状態である、車両パッセンジャーシートで採用された状態で示される、図10のシートトップ保管デバイスを示す右前斜視図である。
[0017]上側開口部が開状態にあって側方開口部が閉状態にある、図11のシートトップ保管デバイスおよび車両パッセンジャーシートを示す右前斜視図である。
[0018]上側開口部および側方開口部が閉状態にあってアイテムが保管デバイスの内部に保管されている状態である、図11のシートトップ保管デバイスおよび車両パッセンジャーシートを示す右前斜視図である。
[0019]車両パッセンジャーシートで採用されてペットが保管デバイス内で固定された状態である、図11のシートトップ保管デバイスを示す右側立面図である。
[0020]車両シートの下での保管ための折り畳み構成で示される、図11のシートトップ保管デバイスを示す右前斜視図である。
[0021]折り畳まれた保管デバイスの端部が車両シートの下での保管のために内側に折り曲げられた状態の折り畳み構成で示される、図11のシートトップ保管デバイスを示す右前斜視図である。
[0022]折り畳まれた保管デバイスの端部が保管コンパートメント内での保管のために内側に折り曲げられた状態の折り畳み構成で示される、図11のシートトップ保管デバイスを示す右前斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0023]図1を参照すると、車両シートトップ保管デバイス10が示される。デバイス10は車両シートのための可撓性エプロンまたは可撓性カバーとして構成され、車両シートの一部分の上に掛けられて適合するように構成された可撓性シート材料の下側層12を備える。示されるように、下側層12は、頂部縁部18および底部縁部20によって接合された左側縁部14および右側縁部16によって画定される。下側層12は、車両シートのシートベースの上に掛けられるように構成されたベース部分22と、車両シートのバックレストの上に掛けられるように構成されたバックレスト部分24と、を含む。特定の実施形態では、下側層12は、側方縁部14、16に沿って、ベース部分22の領域から、頂部縁部20のところで終端するバックレスト部分24のより狭い頂部端部26まで、その幅において先細となり得る。
【0008】
[0024]下側層12の全体または一部分が、可撓性ファブリック材料または可撓性非ファブリック材料あるいはこのような材料の組み合わせとなり得る。層12はこのような材料の単一の連続的な部片として形成され得るか、または連続的な部片を形成するように一体に接合されたこのような材料の複数の部片から形成され得る。ファブリック材料は織布ファブリック材料または不織布ファブリック材料となり得る。層12に適するファブリック材料の非限定の例は、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン、アラミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、高密度ポリエチレン(HDPE:high-density polyethylene)、低密度ポリエチレン(LDPE:low-density polyethylene)、ポリウレタン、アクリル、ビニル、PVC、レーヨン、スパンデックス、繊維ガラス、炭素繊維などの合成ファブリックまたは高分子ファブリックを含む。綿、羊毛、絹、リンネル、麻繊維、竹材などの、天然ファブリック材料も使用され得る。層12のための非ファブリック材料の非限定の例は、ポリプロピレン、ポリエチレン、HDPE、LDPE、ビニル、PVC、シリコーン、ネオプレン、発泡体などの、可撓性高分子シート材料を含むことができる。異なるファブリック材料および/または非ファブリック材料の組み合わせも下側層12の全体または一部分のために使用され得る。
【0009】
[0025]下側層12の全体または一部分が非弾性または非伸縮性となり得る。しかし、他の実施形態では、層12の全体または一部分が弾性または伸縮性となり得る。加えて、下側層12の全体または一部分が液体不浸透性または耐水性となり得、その結果、液体が材料を通過したりまたは材料に容易に浸透したりすることができなくなる。これは、液体不浸透性ファブリック材料または耐水性ファブリック材料、あるいは、結果としてファブリック材料を液体不浸透性または耐水性とするように液体不浸透性材料または耐水性材料を用いて処理されるかまたは被覆される液体浸透性ファブリック材料を含むことができる。可撓性下側層12のための適切な液体不浸透性ファブリック材料または耐水性ファブリック材料、コーティング、および処理材料の非限定の例は、ナイロン、合成ゴムまたは天然ゴム、ネオプレン、Gore-Tex(登録商標)または延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE:expanded polytetrafluoroethylene)ファブリック、ビニル、PVC、シリコーン、ワックス、アクリル、フッ素重合体、オイルクロス、ポリウレタンなどを含むことができる。他の実施形態では、下側層12の全体または一部分が液体浸透性となり得る。下側層12の上側表面の全体または一部分、また具体的にはベース部分22には、テクスチャード加工され得るか、被覆加工され得るか、あるいは他には滑り止め表面または滑り止め表面領域が設けられることがあり得る。この滑り止め表面は下側層12自体の材料から形成され得るか、あるいは、それ自体で滑り止め特性を有することができるかまたはこのような滑り止め特性を有するようにテクスチャード加工もしくはエンボス加工された、ゴム、シリコーン、ポリウレタン、ビニルなどの滑り止め層または滑り止めコーティングとして形成され得る。滑り止め特性を提供するために、滑り止めテープ、滑り止めストリップ、または滑り止め層も下側層12の表面に加えられ得る。
【0010】
[0026]デバイス10は、頂部縁部34および底部縁部36によって接合された左側縁部30および右側縁部32によって画定された可撓性材料の上側層28をさらに備える。上側層28はその側方縁部30、32、34、36に沿って、下側層12に対してその側方縁部14、16、18、20に沿って連結される。上側層28は、下側層12のサイズ、形状、または構成に概して対応するサイズ、形状、または構成を有することができる。これは、概して下側層12のベース部分22の上に掛けられるベース部分38と、概して下側層12のバックレスト部分24の上に掛けられるバックレスト部分40と、を含む。上側層28も、下側層12の先細形状に対応するために、ベース部分38から、バックレスト部分40の頂部のところにある頂部側縁部34で終端するより狭い端部42まで、その幅において先細である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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