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公開番号2025133602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031642
出願日2024-03-01
発明の名称コネクタ
出願人イリソ電子工業株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01R 13/631 20060101AFI20250904BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接続相手の位置ずれを許容しながらも小型なコネクタを提供する。
【解決手段】本開示は、接続対象物に接続可能な端子11と、端子11を支持するハウジング12と、を備えるコネクタ10であって、端子11は、基板1に接続可能な端子側接続部14と、ハウジング12に支持される端子側被支持部17と、端子側接続部14と端子側被支持部17との間に位置する弾性変形可能な端子側ばね部15と、を有し、ハウジング12は、端子側接続部14を基板1に接続した状態で、端子側ばね部15の弾性変形に応じて、端子側接続部14を固定端として基板1に対して傾動可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
接続対象物に対して所定の接続方向に接続可能な端子と、前記端子を支持するハウジングと、を備えるコネクタであって、
前記端子は、取付対象物に接続可能な端子側接続部と、前記ハウジングに支持される端子側被支持部と、前記端子側接続部と前記端子側被支持部との間に位置する弾性変形可能な端子側ばね部と、を有し、
前記ハウジングは、前記端子側接続部を前記取付対象物に接続した状態で、前記端子側ばね部の弾性変形に応じて、前記端子側接続部を固定端として前記取付対象物に対して傾動可能である
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記端子側ばね部は、前記接続方向において折り返すことなく前記接続方向に延びる
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子側被支持部の前記接続方向における配置位置の少なくとも一部は、前記端子側ばね部の前記接続方向における配置位置と重なる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記端子を覆うシェルを備え、
前記シェルは、前記取付対象物に接続可能なシェル側接続部と、前記ハウジングに支持されるシェル側被支持部と、前記シェル側接続部と前記シェル側被支持部との間に位置するシェル側ばね部と、を有し、
前記シェル側ばね部は、前記取付対象物に対する前記ハウジングの傾動に応じて弾性変形可能である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フローティング機構付き同軸コネクタが開示されている。このコネクタは、基板や電子機器筐体等の支持体に固定されるハウジング基部と、ハウジング基部に対して中心コンタクトとともに移動可能なハウジング可動部と、一端がハウジング基部に固定され、他端がハウジング可動部に固定されたフローティング用バネ体とを備える。ハウジング可動部がハウジング基部に対して相対的に移動することで、ハウジング可動部の挿通孔に対する接続対象物の位置ずれを許容している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-62661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のフローティング機構付き同軸コネクタ(コネクタ)では、フローティング用バネ体の一端が固定されたハウジング可動部が、フローティング用バネ体の他端が固定されたハウジング基部に対して相対的に移動する。このため、フローティング用バネ体を固定するための相対移動可能な2つのハウジングが必要になるとともに、フローティング用バネ体をハウジングに対して複数箇所で固定する必要があるので、コネクタの部品点数が増大し、サイズが大型化してしまう可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、接続相手の位置ずれを許容しながらも小型なコネクタの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、接続対象物に対して所定の接続方向に接続可能な端子と、前記端子を支持するハウジングと、を備えるコネクタであって、前記端子は、取付対象物に接続可能な端子側接続部と、前記ハウジングに支持される端子側被支持部と、前記端子側接続部と前記端子側被支持部との間に位置する弾性変形可能な端子側ばね部と、を有し、前記ハウジングは、前記端子側接続部を前記取付対象物に接続した状態で、前記端子側ばね部の弾性変形に応じて、前記端子側接続部を固定端として前記取付対象物に対して傾動可能である。
【0007】
上記構成では、ハウジングは、端子の端子側接続部を取付対象物に接続した状態で、取付対象物に対して傾動可能である。このため、ハウジングを取付対象物に傾動不能に固定する場合とは異なり、端子の傾動がハウジングによって規制されないので、端子の接続相手である接続対象物の位置ずれを許容することができる。
【0008】
また、ハウジングが、取付対象物に対して端子側接続部を固定端として傾動可能であるので、簡易な構成で接続相手の位置ずれを許容することができる。例えば、ハウジングを、接続方向と直交する方向にスライド移動可能に構成する場合には、ハウジングをスライド移動可能に支持するための構成(例えば他のハウジング)が必要になるが、上記構成では、端子側接続部を固定端として傾動可能であるので、簡易な構成で接続相手である接続対象物の位置ずれを許容する小型なコネクタとすることができる。
【0009】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のコネクタであって、前記端子側ばね部は、前記接続方向において折り返すことなく前記接続方向に延びる。
【0010】
上記構成では、端子側ばね部が、接続方向において折り返すことなく接続方向に延びる。このように、端子側ばね部は、接続方向において折り返すような屈曲形状を有しないばね部であるので、端子側ばね部の長さ(経路長)を抑えることができ、端子の高速伝送特性を高めることができる。また、端子側ばね部を配置するためのスペースを抑えることができるので、コネクタを小型化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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