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公開番号
2025131493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024195659
出願日
2024-11-08
発明の名称
除湿装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/26 20060101AFI20250902BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】漏洩した冷媒の可燃域に発火源が遭遇する可能性を低減できる除湿装置を提供する。
【解決手段】除湿装置100は、吸込口2と吹出口4とを有し、内部空間が第1空間1aと第2空間1bとに仕切られた本体ケース1を備える。本体ケース1内には、温暖化係数10以下の可燃性の冷媒を用いた冷凍サイクル3と、冷凍サイクル3に作用する送風部6と、冷凍サイクル3と送風部6とを制御する制御部46と、が設けられる。凝縮器8は、凝縮器8の一端から他端に延びて冷媒が流れる伝熱管85がロウ付けされる凝縮器ロウ付け部87を有し、蒸発器10は、蒸発器10の一端から他端に延びて冷媒が流れる伝熱管86がロウ付けされる蒸発器ロウ付け部88を有する。制御部46及び送風部6は、第1空間1aに配置され、凝縮器ロウ付け部87及び蒸発器ロウ付け部88は、第2空間1bに配置され、第2空間1bと本体ケース1外とを連通する開口部26を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸込口と吹出口とを有し、隔離壁により内部空間が第1空間と第2空間とに仕切られた本体ケースを備え、
前記本体ケース内には、
圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを順次環状に連結してなり、温暖化係数10以下の可燃性の冷媒を用いた冷凍サイクルと、
前記冷凍サイクルに作用する送風部と、
前記冷凍サイクルと送風部とを制御する制御部と、
前記送風部によって前記吸込口から吸い込まれた空気が前記蒸発器を介して前記吹出口へ流れる第1風路と、が設けられ、
前記凝縮器は、前記凝縮器の一端から他端に延びて折り返されて冷媒が流れる伝熱管がロウ付けされる凝縮器ロウ付け部を有し、
前記蒸発器は、前記蒸発器の一端から他端に延びて折り返されて冷媒が流れる伝熱管がロウ付けされる蒸発器ロウ付け部を有し、
前記制御部及び前記送風部は、前記第1空間に配置され、
前記凝縮器ロウ付け部及び前記蒸発器ロウ付け部は、前記第2空間に配置され、
前記第2空間と前記本体ケース外とを連通する開口部を有する除湿装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記圧縮機は、前記第2空間に配置される、請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記開口部は、前記本体ケースの下部に配置される、請求項2に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記隔離壁には、前記第2空間と前記送風部の吐出口とを連通する連通路が設けられる、請求項3に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記連通路は、前記開口部よりも上に設けられる、請求項4に記載の除湿装置。
【請求項6】
前記吸込口と前記開口部とは、前記本体ケースの異なる面に配置される、請求項3に記載の除湿装置。
【請求項7】
前記本体ケースの前記第1空間内には、
前記蒸発器から滴下する結露水を集めるドレンパンと、
前記ドレンパンで集めた結露水を貯水する貯水タンクと、が設けられ、
前記第1空間は、前記貯水タンクが収容されるタンク空間部を囲むタンクケースを有し、
前記タンクケースは、前記ドレンパンを支持し、
前記タンクケースの一部は、前記隔離壁の一部である、請求項4に記載の除湿装置。
【請求項8】
前記蒸発器と前記凝縮器は、前記ドレンパンより上方に設けられ、
前記開口部は、前記ドレンパンより下方に配置される、請求項7に記載の除湿装置。
【請求項9】
前記連通路は、前記蒸発器と前記凝縮器よりも上方に配置される、請求項8に記載の除湿装置。
【請求項10】
前記蒸発器と前記凝縮器は、前記ドレンパンと前記隔離壁とに支持される、請求項9に記載の除湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、除湿装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
居住空間に用いられ、居住空間等の湿度を低下させる除湿装置が知られている。例えば、特許文献1には、圧縮機、蒸発器、凝縮器、絞り装置及び送風機を有し、可燃性の冷媒を使用する冷凍サイクルを備える除湿装置が記載されている。この装置は、冷媒漏れ検知装置と電磁弁を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-178480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、冷媒漏れ検知装置の信号により本体の電源を遮断するように構成されているが、漏洩した冷媒の可燃域に発火源が遭遇する可能性を低減する観点からは改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、漏洩した冷媒の可燃域に発火源が遭遇する可能性を低減できる除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の除湿装置は、吸込口と吹出口とを有し、隔離壁により内部空間が第1空間と第2空間とに仕切られた本体ケースを備える。本体ケース内には、圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを順次環状に連結してなり、温暖化係数10以下の可燃性の冷媒を用いた冷凍サイクルと、冷凍サイクルに作用する送風部と、冷凍サイクルと送風部とを制御する制御部と、送風部によって吸込口から吸い込まれた空気が蒸発器を介して吹出口へ流れる第1風路と、が設けられる。凝縮器は、凝縮器の一端から他端に延びて折り返されて冷媒が流れる伝熱管がロウ付けされる凝縮器ロウ付け部を有する。蒸発器は、蒸発器の一端から他端に延びて折り返されて冷媒が流れる伝熱管がロウ付けされる蒸発器ロウ付け部を有する。制御部及び送風部は、第1空間に配置され、凝縮器ロウ付け部及び蒸発器ロウ付け部は、第2空間に配置され、第2空間と本体ケース外とを連通する開口部を有する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、漏洩した冷媒の可燃域に発火源が遭遇する可能性を低減できる除湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に係る除湿装置を模式的に示す斜視図である。
図1の除湿装置を模式的に示す側面視の図である。
図1の除湿装置を模式的に示す平面視の図である。
図1の除湿装置を模式的に示す正面視の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
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