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公開番号2025131288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028941
出願日2024-02-28
発明の名称生体刺激装置
出願人株式会社ニデック
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61N 1/36 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】マルチフェージックパルスを用いて生体刺激の強度を向上させる。
【解決手段】網膜刺激装置は、正相と負相とが交互に入れ替わるパルス電流を電極(51B)に出力させる電極制御部を備え、前記パルス電流の正相と負相とが入れ替るタイミングに同期して、電極(51B)から流れたパルス電流が帰還する電極を帰還電極(43)から電極(51A,51C)へ切り替える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
パルス電流を流し生体を刺激する生体刺激装置であって、
前記生体刺激装置は、
刺激電極と、
前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する第1帰還電極と、
前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する帰還電極であって、前記第1帰還電極と空間的に離れた位置に設けられた第2帰還電極と、
正相と負相とが交互に入れ替わるパルス電流を前記刺激電極に出力させる出力部と、
を備え、
前記パルス電流の正相と負相とが入れ替るタイミングに同期して、前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する電極を前記第1帰還電極から前記第2帰還電極へ切り替える、
ことを特徴とする生体刺激装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第1帰還電極は、前記刺激電極から十分遠方に設けられ、前記第2帰還電極は、前記刺激電極の近傍に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体刺激装置。
【請求項3】
前記刺激電極は第1刺激電極と第2刺激電極とを含み、
前記出力部は、
前記第1刺激電極に前記正相の前記パルス電流を出力させている間、前記第2刺激電極に前記負相の前記パルス電流を出力させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体刺激装置。
【請求項4】
前記生体刺激装置は、人の眼の網膜を刺激して視覚を再生する装置である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の生体刺激装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生体刺激装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
パルス電流を使用して生体を刺激する生体刺激装置が知られている。生体刺激装置の一例として、特許文献1には、眼の網膜を刺激する視覚再生補助装置について記載されている。視覚再生補助装置は、二相性のパルス電流(バイフェージックパルス)を使用して網膜を刺激する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008‐212233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、単相性のパルス電流(モノフェージックパルス)を使用する生体刺激装置では、電極材料の溶解等の不可逆的な変化が生じることがある。そのため、特許文献1の視覚再生補助装置のようなインプラントタイプの生体刺激装置では、不可逆的な変化が生じ難いバイフェージックパルスが使用されている。
【0005】
しかしながら、バイフェージックパルスは、モノフェージックパルスよりも生体への刺激効率が劣ることが知られている。
【0006】
本開示の一態様は、マルチフェージックパルスを用いて生体刺激の強度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る生体刺激装置は、パルス電流を流し生体を刺激する生体刺激装置であって、前記生体刺激装置は、刺激電極と、前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する第1帰還電極と、前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する帰還電極であって、前記第1帰還電極と空間的に離れた位置に設けられた第2帰還電極と、正相と負相とが交互に入れ替わるパルス電流を前記刺激電極に出力させる出力部と、を備え、前記パルス電流の正相と負相とが入れ替るタイミングに同期して、前記刺激電極から流れた前記パルス電流が帰還する電極を前記第1帰還電極から前記第2帰還電極へ切り替える、構成である。
【0008】
本開示の態様2に係る生体刺激装置では、前記第1帰還電極は、前記刺激電極から十分遠方に設けられ、前記第2帰還電極は、前記刺激電極の近傍に設けられていてもよい。
【0009】
本開示の態様3に係る生体刺激装置では、前記刺激電極は第1刺激電極と第2刺激電極とを含み、前記出力部は、前記第1刺激電極に前記正相の前記パルス電流を出力させている間、前記第2刺激電極に前記負相の前記パルス電流を出力させてもよい。
【0010】
本開示の態様4に係る生体刺激装置は、人の眼の網膜を刺激して視覚を再生する装置であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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