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公開番号
2025130869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028217
出願日
2024-02-28
発明の名称
駅ホーム監視システム及び駅ホーム監視方法
出願人
株式会社国際電気
代理人
個人
主分類
B61L
23/00 20060101AFI20250902BHJP(鉄道)
要約
【課題】 カメラ映像を補完する人物の検知装置を設け、乗客の駆け込み乗車を検知装置で検知してカメラ映像と共に駆け込み乗車を乗務員に報知する駅ホーム監視システム及び駅ホーム監視方法を提供する。
【解決手段】 駅ホーム10のカメラ装置11が列車20のドア付近を撮影して映像データを出力し、カメラ装置11の撮影範囲外で人の移動をレーダー装置12が検知して駆け込み乗車の条件に該当する場合に検知信号を出力し、映像データと検知信号を信号制御部13が合成して地上無線機14を介して列車20へ送信し、列車20の車上無線機21が受信して列車20のモニタ装置22と注意喚起表示器23に出力し、モニタ装置22が映像データを表示し、注意喚起表示器23が検知信号に基づいて注意喚起表示を行う駅ホーム監視システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駅ホームを監視する駅ホーム監視システムであって、
駅ホームにおける列車のドア近辺を撮影して映像データを出力するカメラ装置と、
前記カメラ装置の撮影範囲外で人の移動を検知して特定の条件に該当する場合に検知信号を出力する検知装置と、
前記映像データと前記検知信号を入力して前記列車へ送信する地上無線機と、
前記映像データと前記検知信号を表示する前記列車に設けられた表示装置と、
前記地上無線機から前記映像データと前記検知信号を受信して前記表示装置に出力する車上無線機と、を有することを特徴とする駅ホーム監視システム。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記検知装置は、人の移動の方向と速度を検知し、当該移動の方向と速度から駆け込み乗車と判断されると、検知信号を出力することを特徴とする請求項1記載の駅ホーム監視システム。
【請求項3】
前記検知装置と前記カメラ装置は、複数設けられており、特定の検知装置と特定のカメラ装置は対応付けられて、映像データと検知信号が対で前記地上無線機から送信され、
前記列車の表示装置が、前記対となった映像データと検知信号を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の駅ホーム監視システム。
【請求項4】
前記列車で前記映像データと前記検知信号を表示している状態においてドアを閉める指示が為されると、前記表示装置における検知信号を更に強調して表示することを特徴とする請求項1又は2記載の駅ホーム監視システム。
【請求項5】
前記表示装置は、映像データを表示する表示画面内に検知信号を編集して表示するか、若しくは、前記表示画面とは別の表示機器に検知信号を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の駅ホーム監視システム。
【請求項6】
駅ホームを監視する駅ホーム監視方法であって、
駅ホームにおける列車のドア近辺をカメラ装置が撮影して映像データを出力すると共に、
前記カメラ装置の撮影範囲外で人の移動を検知装置が検知して特定の条件に該当する場合に検知信号を出力し、
前記映像データと前記検知信号を地上無線機が前記列車へ送信し、
前記地上無線機からの前記映像データと前記検知信号を前記列車に設けられた車上無線機が受信して出力し、
前記列車に設けられた表示装置が前記車上無線機から出力された前記映像データと前記検知信号を表示することを特徴とする駅ホーム監視方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駅のホームを監視する監視システムに係り、特に、乗務員は駅のホームの状況を把握して運行の安全を向上させる駅ホーム監視システム及び駅ホーム監視方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来の駅ホーム監視システムでは、電車の車両のドア近辺を撮影するカメラを駅ホームに設置し、当該カメラで撮影された映像を電車の車両内のモニタ装置に表示させ、乗務員がそれを確認して車両のドアの開閉を行うようになっていた。
特に、ワンマン運転の列車では、運転手がドアの開閉を行う必要があった。
【0003】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開平10-304346号公報「安全確認用ITVシステム」(特許文献1)がある。
特許文献1には、駅のプラットフォームにおける乗客の状況をテレビジョン画像により把握確認でき、列車の安全運行を行うことができるITV(Industrial Television)システム(産業用監視システム)が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-304346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の駅ホーム監視システムでは、乗務員がカメラ映像を確認して列車のドアの開閉を行うため、連結車両が多い場合は駅ホームの全体状況を把握するのが難しく、また、カメラの台数を増やすと確認作業が煩雑になるという問題点があった。
【0006】
尚、特許文献1には、カメラ映像を補完する人物を検知する検知装置を利用して駅ホームの状況把握を容易にし、列車の運行の安全性を向上させる構成についての記載がない。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、カメラ映像を補完する人物の検知装置を設け、乗客の駆け込み乗車を検知装置で検知してカメラ映像と共に駆け込み乗車を乗務員に報知する駅ホーム監視システム及び駅ホーム監視方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、駅ホームを監視する駅ホーム監視システムであって、駅ホームにおける列車のドア近辺を撮影して映像データを出力するカメラ装置と、カメラ装置の撮影範囲外で人の移動を検知して特定の条件に該当する場合に検知信号を出力する検知装置と、映像データと検知信号を入力して列車へ送信する地上無線機と、映像データと検知信号を表示する列車に設けられた表示装置と、地上無線機から映像データと検知信号を受信して表示装置に出力する車上無線機と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明は、上記駅ホーム監視システムにおいて、検知装置が、人の移動の方向と速度を検知し、当該移動の方向と速度から駆け込み乗車と判断されると、検知信号を出力することを特徴とする。
【0010】
本発明は、上記駅ホーム監視システムにおいて、検知装置とカメラ装置が、複数設けられており、特定の検知装置と特定のカメラ装置は対応付けられて、映像データと検知信号が対で地上無線機から送信され、列車の表示装置が、対となった映像データと検知信号を表示することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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