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公開番号
2025129711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026535
出願日
2024-02-26
発明の名称
突入電流抑止回路
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02H
7/00 20060101AFI20250829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】突入電流抑止回路において、溶着など、リレーが閉じたままになる故障を検出する。
【解決手段】突入電流抑止回路1は、電源から負荷への経路に挿入されて突入電流を抑止するための抵抗体と、前記抵抗体に対して並列に接続されて前記電源から前記負荷への電力供給をオンオフするための第1リレーと、前記抵抗体の温度を取得する第1温度センサと、前記第1リレーをオフにするためのオフ信号が入力されている時に、前記第1温度センサが取得する温度に基づいて、前記第1リレーの異常を判定する判定部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源から負荷への経路に挿入されて突入電流を抑止するための抵抗体と、
前記抵抗体に対して並列に接続されて前記電源から前記負荷への電力供給をオンオフするための第1リレーと、
前記抵抗体の温度を取得する第1温度センサと、
前記第1リレーをオフにするためのオフ信号が入力されている時に、前記第1温度センサが取得する温度に基づいて、前記第1リレーの異常を判定する判定部と、
を含む突入電流抑止回路。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記判定部は、
前記第1リレーをオンにするための信号が入力されている時に、前記第1温度センサが取得する温度が上昇している場合に、前記第1リレーが異常であると判定する
請求項1に記載の突入電流抑止回路。
【請求項3】
前記第1リレーの周辺の温度を検出する第2温度センサをさらに含み、
前記判定部は、
前記第2温度センサによって取得する温度に基づいて、前記第1温度センサが取得する温度を補正する
請求項1または請求項2に記載の突入電流抑止回路。
【請求項4】
前記第1リレーに直列に接続される第2リレーをさらに含み、
前記判定部によって、前記第1リレーが異常であると判定された場合には、前記第1リレーの代わりに、前記第2リレーによって、前記電源から前記負荷への電力供給をオンオフする
請求項1または請求項2に記載の突入電流抑止回路。
【請求項5】
前記判定部が、前記第1リレーが異常であると判定した場合に、前記第1リレーが異常であることを示す異常情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が前記異常情報を記憶している場合に、前記第2リレーをオフにする
請求項4に記載の突入電流抑止回路。
【請求項6】
前記判定部が前記第1リレーの異常を判定した場合に、警報を出力する警報部をさらに含む
請求項1または請求項2に記載の突入電流抑止回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、突入電流抑止回路に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、サーミスタを用いて突入電流を抑止する回路が知られている。例えば、特許文献1においては、サーミスタを用いて突入電流を抑止している。また、特許文献1においては、リレーの接点を閉じることができない故障(いわゆる、オープン故障)を、検出回路によって検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-099178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、リレーがオープンしたままになるオープン故障を検出できる。しかしながら、リレーの溶着などのリレーが閉じたままになる故障については、検出できない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、溶着など、リレーが閉じたままになる故障を検出できる突入電流抑止回路を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面の突入電流抑止回路は、電源から負荷への経路に挿入されて突入電流を抑止するための抵抗体と、前記抵抗体に対して並列に接続されて前記電源から前記負荷への電力供給をオンオフするための第1リレーと、前記抵抗体の温度を取得する第1温度センサと、前記第1リレーをオフにするためのオフ信号が入力されている時に、前記第1温度センサが取得する温度に基づいて、前記第1リレーの異常を判定する判定部と、を含む。
【0007】
前記判定部は、前記第1リレーをオンにするための信号が入力されている時に、前記第1温度センサが取得する温度が上昇している場合に、前記第1リレーが異常であると判定することが好ましい。
【0008】
前記第1リレーの周辺の温度を検出する第2温度センサをさらに含み、前記判定部は、前記第2温度センサによって取得する温度に基づいて、前記第1温度センサが取得する温度を補正することが好ましい。
【0009】
前記第1リレーに直列に接続される第2リレーをさらに含み、前記判定部によって、前記第1リレーが異常であると判定された場合には、前記第1リレーの代わりに、前記第2リレーによって、前記電源から前記負荷への電力供給をオンオフすることが好ましい。
【0010】
前記判定部が、前記第1リレーが異常であると判定した場合に、前記第1リレーが異常であることを示す異常情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が前記異常情報を記憶している場合に、前記第2リレーをオフにすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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