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公開番号
2025129500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026166
出願日
2024-02-26
発明の名称
情報処理装置、学習支援方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G09B
7/02 20060101AFI20250829BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】数学の各問題に対応して適切な解答目標時間を設定することである。
【解決手段】学習支援システム1は、サーバ10と、PC20と、を備える。学習支援システム1のサーバ10は、制御部を備える。サーバ10の制御部は、数学の問題に対して予め設定されている模範解答である数式のステップ数に基づいて、問題の解答の入力を完了するまでの解答目標時間を導出し、導出した解答目標時間をユーザに対して、PC20の表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
数学の問題に対して予め設定されている模範解答である数式のステップ数に基づいて、前記問題の解答の入力を完了するまでの解答目標時間を導出し、前記導出した前記解答目標時間をユーザに対して表示させる制御部を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ステップ数が多い程、前記解答目標時間を長くするように導出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、更に、前記問題の数式における文字量と、前記問題の数式における次数と、前記問題の数式における項数と、前記問題の数式における演算子数と、前記問題の数式における定数の桁数と、前記模範解答の数式における文字量と、前記模範解答の数式における次数と、前記模範解答の数式における演算子数と、前記模範解答の数式における定数の桁数と、のうち少なくとも何れか一つに基づいて前記導出した解答目標時間を補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記問題の数式の文字量又は前記模範解答の数式の文字量に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記問題の数式の文字量又は前記模範解答の数式の文字量が多い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記問題の数式の次数又は前記模範解答の数式の次数に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記問題の数式の次数又は前記模範解答の数式の次数が多い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記問題の数式の項数又は前記模範解答の数式の項数に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記問題の数式の項数又は前記模範解答の数式の項数が多い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記問題の数式の演算子数又は前記模範解答の数式の演算子数に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記問題の数式の演算子数又は前記模範解答の数式の演算子数が多い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記問題の数式の定数の桁数又は前記模範解答の数式の定数の桁数に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記問題の数式の定数の桁数又は前記模範解答の数式の定数の桁数が多い程、前記解答目標時間を長くするように補正する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、更に、前記ユーザが過去に取り組んだ問題の正答率と、前記ユーザが過去に取り組んだ予め定められた達成度検証問題の正答率と、前記ユーザが過去に取り組んだ問題に基づいて導出した問題に正答する確率と、のうち少なくとも何れか一つに基づいて前記導出した解答目標時間を補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記ユーザが過去に取り組んだ問題の正答率に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記過去に取り組んだ問題の正答率に対する複数のユーザが過去に取り組んだ問題の平均正答率の割合が高い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記予め定められた達成度検証問題の正答率に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記予め定められた達成度検証問題の正答率に対する複数のユーザが予め定められた達成度検証問題の平均正答率が高い程、前記解答目標時間を長くするように補正し、
前記取り組んだ問題より導出した問題に正答する確率に基づいて前記解答目標時間を補正する場合に、前記取り組んだ問題より導出した問題に正答する確率に対する複数のユーザが取り組んだ問題より導出した問題に正答する確率の平均値の割合が高い程前記解答目標時間を長くするように補正する、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記ユーザが過去に取り組んだ問題の前記解答目標時間に対して前記過去に取り組んだ問題を解答するまでに要した時間が短い程前記解答目標時間を短くするように補正し、又は、前記過去に取り組んだ問題を正答した場合に前記過去に取り組んだ問題を誤答した場合と比較して前記解答目標時間を短くするように補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記ユーザが前記問題を解答するために要した時間が前記解答目標時間に対して、長い、同じ、又は、短い、の何れかの結果に基づく情報を前記ユーザに対して表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
数学の問題に対して予め設定されている模範解答である数式のステップ数に基づいて、前記問題の解答の入力を完了するまでの解答目標時間を導出し、前記導出した前記解答目標時間をユーザに対して表示させる工程を含む、
ことを特徴とする学習支援方法。
【請求項10】
コンピュータを、
数学の問題に対して予め設定されている模範解答である数式のステップ数に基づいて、前記問題の解答の入力を完了するまでの解答目標時間を導出し、前記導出した前記解答目標時間をユーザに対して表示させる制御部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、学習支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、学習用の升計算の問題及びその解答目標時間のデータを作成、表示、印刷を行う計算問題作成装置が知られている(特許文献1参照)。解答目標時間は、升計算の1問当たりの一律の標準解答時間に当該升計算の問題数が乗算されて算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-119255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の計算問題作成装置は、升計算の各問題の難易度がほぼ同一であるため、問題数に応じた解答目標時間が算出されていた。しかし、数学(算数)の問題は、最終解答までの展開の工程数により難易度が互いに異なるものも多く、上記計算問題作成装置は、数学の各問題の状況に対応して適切な解答目標時間を設定できなかった。
【0005】
本発明の課題は、数学の各問題に対応して適切な解答目標時間を設定することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決のために、本発明の情報処理装置は、数学の問題に対して予め設定されている模範解答である数式のステップ数に基づいて、前記問題の解答の入力を完了するまでの解答目標時間を導出し、前記導出した前記解答目標時間をユーザに対して表示させる制御部を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、数学の各問題に対応して適切な解答目標時間を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態の学習支援システムを示すブロック図である。
サーバの機能構成を示すブロック図である。
PCの機能構成を示すブロック図である。
問題情報テーブルの構成を示す図である。
ユーザ情報テーブルの構成を示す図である。
小単元の問題及び解答の一例を示す図である。
学習支援処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
【0010】
図1に示すように、学習支援システム1は、高校などの学校の生徒などの学習者としてのユーザの数学の学習を支援する情報処理システムである。ここでは、数学の学習は、数式の計算とする。学習支援システム1は、サーバ10と、PC(Personal Computer)20と、を備える。サーバ10とPC20とは、通信ネットワークNを介して通信接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネットとするが、LAN(Local Area Network)、専用線、仮想通信網などを含んでもよい。図1において、学習支援システム1として、代表的に1人のユーザが使用する1台のPC20がサーバ10に通信接続されている構成が図示されている。実際には、学習支援システム1は、複数人のユーザがそれぞれ使用する複数台のPCがサーバ10に通信接続されているものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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