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公開番号2025155225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058914
出願日2024-04-01
発明の名称報知システム及び報知方法
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類A63B 71/06 20060101AFI20251006BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】対象者に対する不適切な報知を抑制する。
【解決手段】報知システムは、運動を行っている対象者の第1部位の動きの検出結果に基づいて、第1部位の動きが所定条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、対象者が特定の動作を行ったか否かを判別する第2判別手段と、報知部の動作を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、第1判別手段による判別結果及び第2判別手段による判別結果に基づいて、第1部位の動きが所定条件を満たし且つ対象者が特定の動作を行ったと判別されていない場合に、第1部位の動きに係る報知を報知部に行わせ、対象者が特定の動作を行ったと判別されている場合には、報知部に報知を行わせない。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
運動を行っている対象者の第1部位の動きの検出結果に基づいて、前記第1部位の動きが所定条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、
前記対象者が特定の動作を行ったか否かを判別する第2判別手段と、
報知部の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第1判別手段による判別結果及び前記第2判別手段による判別結果に基づいて、
前記第1部位の動きが前記所定条件を満たし且つ前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されていない場合に、前記第1部位の前記動きに係る報知を前記報知部に行わせ、
前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されている場合には、前記報知部に前記報知を行わせない、
報知システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記対象者の前記第1部位に装着されて用いられ、前記第1部位の動きを検出する第1センサを有する第1の装着型装置と、
前記対象者の前記第1部位とは異なる第2部位であって、前記特定の動作に関連する前記第2部位に装着されて用いられ、前記第2部位の動きを検出する第2センサを有する第2の装着型装置と、
を備え、
前記第1判別手段は、前記第1センサの出力データに基づいて前記第1部位の動きが前記所定条件を満たすか否かを判別し、
前記第2判別手段は、前記第2センサの出力データに基づいて、前記対象者が前記特定の動作を行ったか否かを判別する、
請求項1に記載の報知システム。
【請求項3】
前記対象者の前記第1部位に装着されて用いられ、前記第1部位の動きを検出する第1センサを有する第1の装着型装置を備え、
前記第2判別手段は、前記対象者が前記特定の動作を行っているときの前記第1センサの出力データに基づいて生成される前記第1部位の基準姿勢に係る姿勢情報に基づいて、前記第1センサの出力データから特定した前記第1部位の姿勢と、前記基準姿勢とが所定の一致条件を満たした場合に、前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別する、
請求項1に記載の報知システム。
【請求項4】
前記第2判別手段は、前記対象者が前記特定の動作を行う所定のタイミングが予め設定されて登録されているタイミング情報に基づいて、前記所定のタイミングに該当するか否かを判別し、前記所定のタイミングに該当すると判別した場合に、前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別する、
請求項1に記載の報知システム。
【請求項5】
前記タイミング情報において、前記所定のタイミングは、時刻、前記運動の開始後の経過時間、及び前記運動における前記対象者の位置又は移動距離、のうち少なくとも1つを用いて表されている、
請求項4に記載の報知システム。
【請求項6】
前記第2判別手段は、
前記対象者が装着しているセンサの出力データから導出された前記対象者の前記運動のフォームに係る指標値の時系列変化に基づいて、前記フォームに疲労による乱れが生じているか否かを判別し、
前記フォームに前記疲労による乱れが生じておらず、かつ前記第1判別手段により前記第1部位の動きが前記所定条件を満たすと判別された場合に、前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別する、
請求項1に記載の報知システム。
【請求項7】
前記対象者の体幹部に装着されて用いられ、前記体幹部の動きを検出する第3センサを有する第3の装着型装置を備え、
前記運動は、腕の振り及び骨盤の回旋を伴う運動であり、
前記特定の動作は、一方の腕の振りの停止を伴う動作であり、
前記第2判別手段は、前記第3センサの出力データから導出された前記対象者の骨盤の回転角度及び骨盤の回転タイミングの少なくとも一方に基づいて、前記対象者が前記特定の動作を行ったか否かを判別する、
請求項1に記載の報知システム。
【請求項8】
前記第1部位は、前記対象者の頭部であり、
前記第1判別手段は、前記頭部が下方を見る動きを行った場合に前記頭部の動きが前記所定条件を満たすと判別し、
前記特定の動作は、前記対象者の手首に装着された情報端末を見る動作である、
請求項1~7のいずれか一項に記載の報知システム。
【請求項9】
報知システムのコンピュータが実行する報知方法であって、
運動を行っている対象者の第1部位の動きの検出結果に基づいて、前記第1部位の動きが所定条件を満たすか否かを判別し、
前記対象者が特定の動作を行ったか否かを判別し、
前記第1部位の動きが前記所定条件を満たし且つ前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されていない場合に、前記第1部位の前記動きに係る報知を報知部に行わせ、
前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されている場合には、前記報知部に前記報知を行わせない、
報知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、報知システム及び報知方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、装着型装置を装着している対象者の運動中に、音声等による各種の報知を装着型装置が行うことで、対象者の運動を支援する技術がある。例えば、特許文献1には、ヘッドセットのセンサの出力データから運動情報を生成し、当該運動情報に基づいて、運動中の対象者に対してフォームの修正を促す報知を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/092912号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、運動中には、時計を見る動作や給水動作といった、通常動作とは異なる特定の動作を一時的に行う場合がある。上記従来の技術では、このような特定の動作を行った際に、フォームの修正を促す不適切な報知が行われて煩わしいという課題がある。
【0005】
本発明は、対象者に対する不適切な報知を抑制することを利点とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る報知システムは、
運動を行っている対象者の第1部位の動きの検出結果に基づいて、前記第1部位の動きが所定条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、
前記対象者が特定の動作を行ったか否かを判別する第2判別手段と、
報知部の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第1判別手段による判別結果及び前記第2判別手段による判別結果に基づいて、
前記第1部位の動きが前記所定条件を満たし且つ前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されていない場合に、前記第1部位の前記動きに係る報知を前記報知部に行わせ、
前記対象者が前記特定の動作を行ったと判別されている場合には、前記報知部に前記報知を行わせない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、対象者に対する不適切な報知を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る運動支援システムの構成を示す図である。
頭部装着型装置の主要な機能構成を示すブロック図である。
電子時計の主要な機能構成を示すブロック図である。
時計注視動作を行っている対象者を示す図である。
第1の報知方法における時計注視動作検出処理の制御手順を示すフローチャートである。
第1の報知方法における報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2の報知方法におけるキャリブレーション処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2の報知方法における報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第3の報知方法における報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る運動支援システムの構成を示す図である。
体幹部装着型装置の主要な機能構成を示すブロック図である。
第4の報知方法における報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第5の報知方法における時計注視動作検出処理の制御手順を示すフローチャートである。
第5の報知方法における報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、第1の実施形態に係る運動支援システム1(報知システム)は、運動を行う対象者4(ユーザ)の頭部41(第1部位)に装着されて用いられる頭部装着型装置10(第1の装着型装置)と、対象者4の手首42(第2部位)に装着されて用いられる電子時計20(第2の装着型装置、情報端末)と、を備える。本実施形態の頭部装着型装置10は、耳に装着するイヤホン型の機器であるが、これに限られず、ヘッドセット型やグラス型等の機器であってもよい。本実施形態において、対象者4が行う運動はランニングであるものとする。ただし、運動はランニングに限られず、競歩を含む歩行等の、対象者4の移動及び腕の振りを伴う他の運動であってもよい。運動支援システム1は、頭部装着型装置10及び電子時計20に設けられている各種センサの出力データに基づいて、対象者4の運動状況やフォームを解析する。また、運動支援システム1は、解析の結果に基づくコーチングやアドバイス等のガイド音声を、頭部装着型装置10の音出力部16(報知部)から対象者4に対して出力する。
【0010】
図2に示すように、頭部装着型装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、第1モーションセンサ14(第1センサ)と、位置情報取得部15と、音出力部16(報知部)と、操作部17と、通信部18と、を備える。頭部装着型装置10の各部は、バス等のデータ伝送経路を介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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