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公開番号2025174228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024080376
出願日2024-05-16
発明の名称電子機器、報知方法、プログラム及び報知システム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類A63B 71/06 20060101AFI20251120BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】指標値の情報及び基準値の情報の両方を把握しやすくする。
【解決手段】電子機器は、第1報知部と、第1報知部とは異なる第2報知部と、制御部と、を備え、制御部は、ユーザが行っているアクティビティの状況を表す指標値と、指標値と比較される所定の基準値と、を取得し、ユーザがアクティビティを行っている間に、指標値に対応する第1周期パターンの第1報知を第1報知部に行わせる一方で、基準値に対応する第2周期パターンの第2報知を第2報知部に行わせる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1報知部と、
前記第1報知部とは異なる第2報知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
ユーザが行っているアクティビティの状況を表す指標値と、前記指標値と比較される所定の基準値と、を取得し、
前記ユーザが前記アクティビティを行っている間に、前記指標値に対応する第1周期パターンの第1報知を前記第1報知部に行わせる一方で、前記基準値に対応する第2周期パターンの第2報知を前記第2報知部に行わせる、
電子機器。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第2周期パターンの周期が所定の基準周期となるように前記第2報知部を制御し、
前記指標値が、前記基準値を含む所定の基準範囲内である場合には、前記第1周期パターンの周期が前記基準周期となるように前記第1報知部を制御し、
前記指標値が前記基準範囲の上限値よりも大きい場合には、前記第1周期パターンの周期が前記基準周期とは異なる第1周期となるように前記第1報知部を制御し、
前記指標値が前記基準範囲の下限値未満である場合には、前記第1周期パターンの周期が前記基準周期とは異なる第2周期となるように前記第1報知部を制御し、
前記第1周期及び前記第2周期の一方は前記基準周期よりも長く、前記第1周期及び前記第2周期の他方は前記基準周期よりも短い、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記指標値が大きいほど前記第1周期パターンの周期が短くなるように、又は前記指標値が大きいほど前記第1周期パターンの周期が長くなるように、前記第1報知部を制御する、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1報知部に前記第1報知の動作を行わせ、前記第2報知部に前記第2報知の動作を行わせる場合に、前記第1報知及び前記第2報知の報知タイミングが少なくとも一部周期的に一致するように前記第1報知部及び前記第2報知部を制御する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第1報知及び前記第2報知は、それぞれ、光、振動、及び音のいずれかを用いる方式の報知である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1報知の方式は、前記第2報知の方式とは異なる、
請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器の傾斜を検出する傾斜センサを備え
前記第1報知及び前記第2報知は、それぞれ、光を用いる方式の報知であり、
前記制御部は、
所定の方法で、前記電子機器が所定の暗環境下にあるか、前記暗環境よりも照度の高い明環境下にあるかを判別し、
前記傾斜センサによる検出データに基づいて、前記ユーザが前記電子機器を注視しているか否かを判別し、
前記電子機器が前記明環境下にあると判別した場合には、前記ユーザが前記電子機器を注視していると判別されている期間においてのみ、前記第1報知を前記第1報知部に行わせ、かつ、前記第2報知を前記第2報知部に行わせる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、
所定の方法で、前記電子機器が所定の暗環境下にあるか、前記暗環境よりも照度の高い明環境下にあるかを判別し、
前記電子機器が前記暗環境下にあると判別した場合には、前記光を用いた方式の前記第1報知を前記第1報知部に行わせ、かつ、前記光を用いた方式の前記第2報知を前記第2報知部に行わせ、
前記電子機器が前記明環境下にあると判別した場合には、前記振動又は前記音を用いた方式の前記第1報知を前記第1報知部に行わせ、かつ、前記振動又は前記音を用いた方式の前記第2報知を前記第2報知部に行わせる、
請求項5に記載の電子機器。
【請求項9】
前記電子機器の外面に設けられた光源を備え、
前記第1報知及び前記第2報知のうち少なくとも一方は、前記光源から射出される光を用いる方式の報知である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御部は、
前記指標値が、前記基準値を含む所定の基準範囲内の値から前記基準範囲外の値に変化した場合、又は前記基準範囲外の値から前記基準範囲内の値に変化した場合に、前記第1報知及び前記第2報知のいずれとも異なる方式の報知を行わせる、
請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、報知方法、プログラム及び報知システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ランニング等のアクティビティを行っているユーザに装着又は携帯されて用いられ、アクティビティの状況を表す指標値(例えば、走行ペース等)を表示部に表示することでアクティビティを支援する電子機器が知られている。このような電子機器の中には、指標値の情報と、指標値と比較される基準値(例えば、目標ペース等)の情報とを数値等で表示部に表示可能なものがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-117512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術においては、ユーザは、指標値の情報及び基準値の情報の両方を把握するために表示部を注視する必要がある。このため、ランニング等の表示部を注視することが困難なアクティビティを行っている場合や、夜間等の表示部の視認性が低下する状況においては、情報の把握が困難になるという課題がある。
【0005】
本発明は、指標値の情報及び基準値の情報の両方を把握しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、
第1報知部と、
前記第1報知部とは異なる第2報知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
ユーザが行っているアクティビティの状況を表す指標値と、前記指標値と比較される所定の基準値と、を取得し、
前記ユーザが前記アクティビティを行っている間に、前記指標値に対応する第1周期パターンの第1報知を前記第1報知部に行わせる一方で、前記基準値に対応する第2周期パターンの第2報知を前記第2報知部に行わせる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、指標値の情報及び基準値の情報の両方を把握しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子時計の機能構成を示すブロック図である。
アナログ表示部、第1デジタル表示部及び第2デジタル表示部を示す図である。
光源の他の配置位置を示す図である。
第1周期パターン及び第2周期パターンの例を示す図である。
第1周期パターン及び第2周期パターンの例を示す図である。
第1周期パターン及び第2周期パターンの例を示す図である。
報知設定テーブルの内容を示す図である。
報知の反映期間及びペースの集計期間を示す図である。
アクティビティ支援処理の制御手順を示すフローチャートである。
報知処理の制御手順を示すフローチャートである。
変形例1における報知処理の制御手順を示すフローチャートである。
変形例2における報知処理の制御手順を示すフローチャートである。
変形例3における報知設定テーブルの内容を示す図である。
変形例6に係る報知システムの構成を示す図である。
スマートリングの機能構成を示すブロック図である。
変形例7における第1周期パターンの例を示す図である。
変形例7における第1周期パターン及び第2周期パターンの例を示す図である。
変形例7における第1周期パターンの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に機能構成を示す本実施形態の電子時計1は、ユーザの手首に装着されて用いられる腕時計(装着型機器)である。電子時計1は、日付や時刻を表示する通常モードの他に、アクティビティを行っているユーザを支援するためのアクティビティモードで動作することができる。電子時計1は、アクティビティモードにおいて、例えば、ユーザが行っているアクティビティの状況を表す指標値を算出し、指標値の情報、及び指標値と比較される所定の基準値の情報を表示する。アクティビティは、例えば、ランニングやウォーキング等の運動である。アクティビティがランニングである場合、指標値は、例えばペース、速度、ピッチ、生体情報(心拍数)等であり、基準値は、これらの指標値の目標値である。ただし、アクティビティ、指標値及び基準値はこれらに限定されない。例えば、アクティビティは、運動以外の任意の活動であってもよい。また、指標値は、アクティビティの状況を表す任意の指標の値であってもよい。
【0010】
図1に示すように、電子時計1(電子機器)は、CPU11(Central Processing Unit)(制御部、制御手段)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、アナログ表示部141と、第1デジタル表示部142と、第2デジタル表示部143と、操作部15と、計時部16と、位置情報取得部17と、第1報知部18と、第2報知部19と、センサ部20と、通信部21と、を備える。電子時計1の各部は、バス等の通信経路を介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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