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公開番号
2025128287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2025096988,2021172556
出願日
2025-06-10,2021-10-21
発明の名称
タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/24 20060101AFI20250826BHJP(車両一般)
要約
【課題】 実車の摩耗状態と相関が高い摩耗状態を計算することが可能なシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】 タイヤのトレッド部の摩耗状態を計算するためのシミュレーション方法である。この方法は、コンピュータに、計算用のタイヤモデルを入力する工程S1と、コンピュータが、タイヤモデルを用いて摩耗状態を計算するシミュレーション工程S2とを含む。入力されたタイヤモデルは、タイヤの新品時のトレッド部に比べて、予め僅かに摩耗した状態である初期摩耗トレッド部を備えている。初期摩耗トレッド部の形状は、トレッド部の摩耗を特定する少なくとも一つの摩耗特徴量の新品時からの変化が、予め定められた小さい範囲に収束した形状である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤのトレッド部の摩耗状態を計算するためのシミュレーション方法であって、
コンピュータに、計算用のタイヤモデルを入力する工程と、
前記コンピュータが、前記タイヤモデルを用いて摩耗状態を計算するシミュレーション工程と、を含み、
前記入力されたタイヤモデルは、前記タイヤの新品時のトレッド部に比べて、予め僅かに摩耗した状態である初期摩耗トレッド部を備えており、
前記初期摩耗トレッド部は、前記新品時のトレッド部の外面のうち、摩耗の進行が相対的に早い部分を有しない、
タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記トレッド部は、踏面からタイヤ半径方向内側に延びる一対の溝壁を有する溝が設けられており、
前記摩耗の進行が相対的に早い部分は、前記踏面と前記一対の溝壁のそれぞれとのコーナー部を含む、請求項1に記載のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法。
【請求項3】
前記タイヤモデルを入力する工程は、複数の節点を有する有限個の要素を用いて、前記初期摩耗トレッド部を備えた前記タイヤモデルをモデリングする工程を含む、請求項1又は2に記載のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法。
【請求項4】
前記モデリングする工程は、前記新品時のタイヤを、前記複数の節点を有する前記要素を用いてモデリングして、踏面を備えた新品時タイヤモデルを入力する工程と、
前記新品時タイヤモデルの前記踏面を構成する前記節点の少なくとも一部を、タイヤ半径方向内側に移動させることにより、前記初期摩耗トレッド部を備えた前記タイヤモデルをモデリングする工程とを含む、請求項3に記載のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法。
【請求項5】
前記タイヤモデルを入力する工程は、最初から、前記初期摩耗トレッド部を備えた前記タイヤモデルをモデリングする工程を含む、請求項3に記載のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、タイヤの摩耗状況をシミュレートするための方法が記載されている。この方法では、先ず、評価対象となるタイヤにしたがって、タイヤモデルが作成される。次に、タイヤモデルを仮想路面で転動させて、タイヤモデルの摩耗特性が取得される。そして、前記摩耗特性に基づいてトレッド面を凹ませて、タイヤモデルが摩耗状態に修正される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4460337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の方法では、時々刻々と摩耗が進行していく状態が計算されているものの、その状態が、実車の摩耗状態とは乖離する場合があった。
【0005】
本開示は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、実車の摩耗状態と相関が高い摩耗状態を計算することが可能なシミュレーション方法を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、タイヤのトレッド部の摩耗状態を計算するためのシミュレーション方法であって、コンピュータに、計算用のタイヤモデルを入力する工程と、前記コンピュータが、前記タイヤモデルを用いて摩耗状態を計算するシミュレーション工程と、を含み、前記入力されたタイヤモデルは、前記タイヤの新品時のトレッド部に比べて、予め僅かに摩耗した状態である初期摩耗トレッド部を備えており、前記初期摩耗トレッド部の形状は、前記トレッド部の摩耗を特定する少なくとも一つの摩耗特徴量の新品時からの変化が、予め定められた小さい範囲に収束した形状である、タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法は、上記の工程を採用することにより、実車の摩耗状態と相関が高い摩耗状態を計算することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法を実行するためのコンピュータの一例を示す斜視図である。
摩耗状態が計算されるタイヤの一例を示す断面図である。
タイヤ摩耗状態のシミュレーション方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
タイヤモデル入力工程の処理手順の一例を示すフローチャートである。
摩耗特徴量と走行距離との関係を示すグラフである。
タイヤモデル及び路面モデルの一例を示す斜視図である。
タイヤモデルの一例を示す断面図である。
(a)は、実施例及び実験例の摩耗量とタイヤ軸方向の位置との関係を示すグラフ、(b)は、比較例及び実験例の摩耗量とタイヤ軸方向の位置との関係を示すグラフである。
新品時のタイヤを示す断面図である。
他の実施形態のタイヤモデル入力工程の処理手順の一例を示すフローチャートである。
新品時タイヤモデルを示す断面図である。
(a)は、新品時タイヤモデルの拡大図、(b)は、踏面の節点を移動させたタイヤモデルの拡大図である。
さらに他の実施形態のタイヤモデル入力工程の処理手順の一例を示すフローチャートである。
摩耗の進行が相対的に早い部分を有しないトレッド部の形状を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき説明される。なお、各図面は、開示の内容の理解を高めるためのものであり、誇張された表示が含まれる他、各図面間において、縮尺等は厳密に一致していない点が予め指摘される。
【0010】
本実施形態のタイヤ摩耗状態のシミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある。)は、タイヤのトレッド部の摩耗状態が計算される。本実施形態のシミュレーション方法では、コンピュータが用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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