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公開番号
2025127699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024552
出願日
2024-02-21
発明の名称
電磁誘導加熱調理器
出願人
フクシマガリレイ株式会社
代理人
個人
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20250826BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】被加熱物の重量を測定する計量機能を備える電磁誘導加熱調理器において、加熱コイルとインバータ基板の接続部分が計量に与える影響を排除して、被加熱物の重量をより正確に測定できるようにする。
【解決手段】本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレート2と、トッププレート2を下側から支持して被加熱物を加熱する加熱ユニット3と、加熱ユニット3を下側から支持して被加熱物の重量を測定する計量ユニット4とを備える。加熱ユニット3が、トッププレート2の上側に誘導磁界を発生させる加熱コイル24と、加熱コイル24に高周波電流を供給するインバータ基板25と、加熱コイル24およびインバータ基板25を収容して支持する筐体29とを含んで構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱物が載置されるトッププレート(2)と、
トッププレート(2)を下側から支持して被加熱物を加熱する加熱ユニット(3)と、
加熱ユニット(3)を下側から支持して被加熱物の重量を測定する計量ユニット(4)と、
を備えており、
加熱ユニット(3)が、トッププレート(2)の上側に誘導磁界を発生させる加熱コイル(24)と、加熱コイル(24)に高周波電流を供給するインバータ基板(25)と、加熱コイル(24)およびインバータ基板(25)を収容して支持する筐体(29)とを含んで構成されることを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
加熱ユニット(3)にケーブル(6)で接続される制御ユニット(5)を備えており、
制御ユニット(5)が計量ユニット(4)の下方に配置されている請求項1に記載の電磁誘導加熱調理器。
【請求項3】
計量ユニット(4)を下側から支持するとともに制御ユニット(5)を収容するベース部材(8)を備える請求項2に記載の電磁誘導加熱調理器。
【請求項4】
加熱ユニット(3)は、加熱コイル(24)とインバータ基板(25)を上下に隔てる隔壁(26)を含み、
加熱コイル(24)が、スペーサ(64)を介して隔壁(26)の上面で支持されており、
筐体(29)の上部に、隔壁(26)を支持する下支持片(65)と、トッププレート(2)を支持する上支持片(45・46)とが設けられている請求項1から3のいずれかひとつに記載の電磁誘導加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被加熱物の重量を測定する計量機能を備える電磁誘導加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁誘導加熱調理器(以下、適宜に「調理器」と記す。)は、例えば特許文献1に示すように、被加熱物が載置されるトッププレートと、トッププレートの内面側に配設される加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ基板(高周波インバータ)などで構成される。インバータ基板から加熱コイルに高周波電流が供給されると、トッププレートの上側で誘導磁界が発生して、トッププレート上の調理容器に渦電流が流れて、その電気抵抗により発生するジュール熱によって、調理容器とその中の被加熱物とが加熱される。加熱コイルは、その末端部すなわちインバータ基板との接続部分も含めて、多数本の素線を撚り合わせてなるリッツ線で構成されている。当該リッツ線は、素線どうしを撚り合わせる一次撚りと、一次撚りされた束どうしを撚り合わせる二次撚りと、二次撚りされた束どうしを撚り合わせる三次撚りとを経て、多段階重ね撚り構造に形成されている。
【0003】
本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、被加熱物の重量を測定する計量機能を備えるが、このような計量機能を備える調理器は、例えば特許文献2に開示されている。特許文献2の調理器は、トッププレートに載置された被加熱物の重量に比例して、当該トッププレートが本体に対して下降変位するように構成されている。加熱コイルはトッププレートの下面側で支持されており、トッププレートと一体に上下動する。重量の検知手段は、本体の内底面に固定された固定電極と、該固定電極に上方から対向する可動電極などで構成されている。トッププレートが下降変位すると、縦長のスピンドルを介して可動電極が押し下げられて、固定電極との間隔が変化し、両電極間の静電容量が変化する。この静電容量の変化に基づいて、トッププレート上の被加熱物の重量を検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-321358号公報
実願昭59-149289号(実開昭61-63796号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように特許文献2の調理器では、加熱コイルがトッププレートと一体に上下動するように構成されている。この構成によれば、トッププレートが上下動しても、トッププレート上の被加熱物と加熱コイルとの距離は一定になるため、被加熱物を加熱コイルで常に安定的に加熱することができる。その一方で、特許文献1に記載されているように、加熱コイルは多くの場合リッツ線で構成され、加熱コイルが高出力になるほど太いリッツ線が採用される。このような太いリッツ線は撓み難いため、該リッツ線からなる加熱コイルの末端部すなわちインバータ基板との接続部分が、加熱コイルの上下動を妨げる抵抗となり、この抵抗が被加熱物の重量の測定値に誤差を生じさせるおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、加熱コイルとインバータ基板の接続部分の影響を排除して、被加熱物の重量をより正確に測定し得る電磁誘導加熱調理器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレート2と、トッププレート2を下側から支持して被加熱物を加熱する加熱ユニット3と、加熱ユニット3を下側から支持して被加熱物の重量を測定する計量ユニット4とを備える。加熱ユニット3が、トッププレート2の上側に誘導磁界を発生させる加熱コイル24と、加熱コイル24に高周波電流を供給するインバータ基板25と、加熱コイル24およびインバータ基板25を収容して支持する筐体29とを含んで構成されることを特徴とする。
【0008】
加熱ユニット3にケーブル6で接続される制御ユニット5を備えており、制御ユニット5が計量ユニット4の下方に配置されている。
【0009】
計量ユニット4を下側から支持するとともに制御ユニット5を収容するベース部材8を備える。
【0010】
加熱ユニット3は、加熱コイル24とインバータ基板25を上下に隔てる隔壁26を含む。加熱コイル24が、スペーサ64を介して隔壁26の上面で支持されている。筐体29の上部に、隔壁26を支持する下支持片65と、トッププレート2を支持する上支持片45・46とが設けられている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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