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公開番号2025127066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023558
出願日2024-02-20
発明の名称コネクタ及びコネクタアセンブリ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250825BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化を図ることができるコネクタ及びコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】雌コネクタ31は、雄端子23が挿入される被挿入部33aを有する雌端子33と、雌端子33を収容する絶縁ハウジング34と、絶縁ハウジング34を覆うシールドシェルとを備える。絶縁ハウジング34は、ハウジング本体50と、カバー60とを備える。ハウジング本体50は、雌端子33が挿入される第1開口部51と、第1開口部51とは別の第2開口部52とを備える。カバー60は、第2開口部52を覆うようにハウジング本体50に取り付けられる。カバー60は、雌端子33が第1開口部51から抜け出ることを防止すべく雌端子33に係止する第1係止部63を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタの雄端子が挿入される被挿入部を有する雌端子と、
前記雌端子を収容する絶縁ハウジングと、
前記絶縁ハウジングを覆うシールドシェルと、
を備えるコネクタであって、
前記絶縁ハウジングは、ハウジング本体と、カバーと、を備え、
前記ハウジング本体は、前記雌端子が挿入される第1開口部と、前記第1開口部とは別の第2開口部と、を備え、
前記カバーは、前記第2開口部を覆うように前記ハウジング本体に取り付けられ、
前記カバーは、前記雌端子が前記第1開口部から抜け出ることを防止すべく前記雌端子に係止する第1係止部を備える、
コネクタ。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記雌端子は、前記雌端子の長さ方向に沿って前記第1開口部に挿入され、
前記雌端子は、被係止部を有し、
前記カバーは、前記第1係止部と、前記第1係止部とは別の第2係止部とを有し、
前記第1係止部と前記第2係止部とは、前記長さ方向における前記被係止部の両側において前記被係止部に係止される、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のコネクタである雌コネクタと、
前記雌コネクタに接続される前記相手コネクタである雄コネクタと、を備える、
コネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記雄コネクタは、前記シールドシェルに嵌合可能なコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに保持される前記雄端子と、を備え、
前記コネクタハウジングは、前記雄端子の周りの周方向の少なくとも一部において前記雄端子に沿って延在する触指防止壁を備え、
前記雌コネクタの前記シールドシェルと前記雄コネクタの前記コネクタハウジングとが嵌合されて、前記雄端子が前記雌端子の前記被挿入部に挿入された状態において、前記触指防止壁は、前記絶縁ハウジングの内部に挿入されて、前記被挿入部と前記絶縁ハウジングの内面との間に位置する、
請求項3に記載のコネクタアセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ及びコネクタアセンブリに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両に搭載されるコネクタとしては、相手コネクタの雄端子が挿入される被挿入部を有する雌端子と、雌端子を収容する絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングを覆うシールドシェルとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。絶縁ハウジングに収容された雌端子は、絶縁ハウジングに形成された可撓係止部により係止されることにより、絶縁ハウジングから抜け出ないようになっている。絶縁ハウジングに雌端子を装着する際には、可撓係止部が雌端子に接触することにより退避するように撓む。そして、雌端子を適正位置まで挿入したとき、可撓係止部が自身の弾性により元の位置に戻ることにより、可撓係止部が雌端子に係止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-55833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなコネクタでは、絶縁ハウジングにおいて可撓係止部の可動スペースを確保する必要があるため、絶縁ハウジングを小型化する点で不利であった。
本開示の目的は、小型化を図ることができるコネクタ及びコネクタアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、相手コネクタの雄端子が挿入される被挿入部を有する雌端子と、前記雌端子を収容する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングを覆うシールドシェルと、を備えるコネクタであって、前記絶縁ハウジングは、ハウジング本体と、カバーと、を備え、前記ハウジング本体は、前記雌端子が挿入される第1開口部と、前記第1開口部とは別の第2開口部と、を備え、前記カバーは、前記第2開口部を覆うように前記ハウジング本体に取り付けられ、前記カバーは、前記雌端子が前記第1開口部から抜け出ることを防止すべく前記雌端子に係止する第1係止部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示のコネクタ及びコネクタアセンブリによれば、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの分解斜視図である。
図2は、同実施形態におけるコネクタアセンブリの分解斜視図である。
図3は、同実施形態におけるコネクタアセンブリの分解側面図である。
図4は、同実施形態における雌コネクタの分解斜視図である。
図5は、同実施形態における絶縁ハウジングの分解斜視図である。
図6は、同実施形態における絶縁ハウジングの側面図である。
図7は、図6における7-7線断面図である。
図8は、図6における8-8線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]相手コネクタの雄端子が挿入される被挿入部を有する雌端子と、前記雌端子を収容する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングを覆うシールドシェルと、を備えるコネクタであって、前記絶縁ハウジングは、ハウジング本体と、カバーと、を備え、前記ハウジング本体は、前記雌端子が挿入される第1開口部と、前記第1開口部とは別の第2開口部と、を備え、前記カバーは、前記第2開口部を覆うように前記ハウジング本体に取り付けられ、前記カバーは、前記雌端子が前記第1開口部から抜け出ることを防止すべく前記雌端子に係止する第1係止部を備える。
【0009】
この構成によれば、カバーの第1係止部によって雌端子が絶縁ハウジングから抜け出ることを防止することができる。ここで、絶縁ハウジングは、ハウジング本体とカバーの2部品を含むため、雌端子の装着のために第1係止部を弾性的に撓むことが可能な構成とする必要がない。すなわち、雌端子をハウジング本体に挿入した後、カバーをハウジング本体に取り付けることで、第1係止部を雌端子に係止させることができる。したがって、第1係止部が弾性的に撓むための可動スペースを確保する必要がなく、その結果、絶縁ハウジングを小型化する上で有利な構成となる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記雌端子は、前記雌端子の長さ方向に沿って前記第1開口部に挿入され、前記雌端子は、被係止部を有し、前記カバーは、前記第1係止部と、前記第1係止部とは別の第2係止部とを有し、前記第1係止部と前記第2係止部とは、前記長さ方向における前記被係止部の両側において前記被係止部に係止されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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