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公開番号
2025118254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013476
出願日
2024-01-31
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】サブコネクタにおいてキャップの取り外し作業を容易に行うことができるコネクタを提供する。
【解決手段】上下方向に連結されるサブコネクタであって、サブハウジング20と、サブハウジングに収容される端子金具40と、サブハウジングに装着されるキャップ50と、キャップを装着状態に保持する係止部とを備え、端子金具は、サブハウジングから前方に突出するタブを有し、係止部は、キャップ側に設けられたキャップ側係止部53と、サブハウジング側に設けられたハウジング側係止部とを有し、ハウジング側係止部とキャップ側係止部の少なくとも一方は、下方を向いて配置される被係止解除面54を有し、サブハウジングは、上下方向から見て被係止解除面と重なる位置に上方を向いて配置される係止解除面27を有し、被係止解除面と係止解除面の少なくとも一方は、上下方向に対しハウジング側係止部とキャップ側係止部との係止を外す方向に傾斜している。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に連結されるサブコネクタであって、
サブハウジングと、前記サブハウジングに収容される端子金具と、前記サブハウジングに装着されるキャップと、前記サブハウジングに対して前記キャップを装着状態に保持する係止部と、を備え、
前記端子金具は、前記サブハウジングから前方に突出するタブを有し、
前記係止部は、前記キャップ側に設けられたキャップ側係止部と、前記サブハウジング側に設けられたハウジング側係止部と、を有し、
前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部の少なくとも一方は、下方を向いて配置される被係止解除面を有し、
前記サブハウジングは、上下方向から見て前記被係止解除面と重なる位置に、上方を向いて配置される係止解除面を有し、
前記被係止解除面と前記係止解除面の少なくとも一方は、上下方向に対し、前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部との係止を外す方向に傾斜している、コネクタ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記サブハウジングは、上方に突出する係止解除部を有し、
前記係止解除面は、前記係止解除部の先端部に形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記キャップは、下方を向いた面に設けられた第一位置決め部と、上方を向いた面のうち上下方向から見て前記第一位置決め部と重なる位置に設けられた第二位置決め部とを有し、前記第一位置決め部と前記第二位置決め部とは互いに嵌合可能な形状をなしている、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記サブハウジング及び前記キャップは、前後方向に直線状に延びて互いに接触し合うガイドリブ及びガイド溝を有している、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のサブコネクタをフレームに収容したコネクタが知られている(例えば下記特許文献1~3に記載)。各サブコネクタには、フレームに収容されるまでの間、キャップが取り付けられている。キャップは、サブコネクタのサブハウジングから前方に突出したタブを保護している。
【0003】
下記特許文献1及び特許文献2に記載されたサブコネクタは、キャップを装着した状態で1つずつフレームのコネクタ収容室に押し込まれる。キャップとサブコネクタとの係止状態は、サブコネクタをコネクタ収容室に押し込む過程で解除される。サブコネクタとの係止状態を解除されたキャップは、サブコネクタをコネクタ収容室に組み付けた後、取り外される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-113716号公報
特開2011-119074号公報
特開2005-116394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、複数のサブコネクタを連結してからフレームに収容する場合、サブコネクタを連結する前の段階で、治具を用いてキャップを1つずつ取り外す必要がある。このため、サブコネクタを連結してからフレームに収容する場合、キャップの取り外し作業に手間がかかり、容易ではないという問題があった。
【0006】
そこで、本開示は、連結してからフレームに収容されるコネクタにおいてキャップの取り外し作業を容易に行うことができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、上下方向に連結されるサブコネクタであって、サブハウジングと、前記サブハウジングに収容される端子金具と、前記サブハウジングに装着されるキャップと、前記サブハウジングに対して前記キャップを装着状態に保持する係止部と、を備え、前記端子金具は、前記サブハウジングから前方に突出するタブを有し、前記係止部は、前記キャップ側に設けられたキャップ側係止部と、前記サブハウジング側に設けられたハウジング側係止部と、を有し、前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部の少なくとも一方は、下方を向いて配置される被係止解除面を有し、前記サブハウジングは、上下方向から見て前記被係止解除面と重なる位置に、上方を向いて配置される係止解除面を有し、前記被係止解除面と前記係止解除面の少なくとも一方は、上下方向に対し、前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部との係止を外す方向に傾斜しているものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、連結してからフレームに収容されるサブコネクタにおいてキャップの取り外し作業を容易に行うことができるコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態にかかるサブコネクタであって、連結された状態でフレームに収容される様子を示す斜視図である。
図2は、連結された状態のサブコネクタであって、フレームに収容された状態を示す断面図である。
図3は、キャップが装着された状態のサブコネクタを示す底面図である。
図4は、サブコネクタを示す分解斜視図である。
図5は、キャップ及びサブハウジングを示す斜視図である。
図6は、サブハウジングを示す側面図である。
図7は、サブハウジングを示す正面図である。
図8は、連結された状態のサブコネクタであって、サブハウジング同士の係止構造を示す一部拡大断面図である。
図9は、キャップを示す背面図である。
図10は、キャップとサブハウジングとが係止解除される前の状態を示すサブコネクタの一部拡大平断面図である。
図11は、キャップとサブハウジングとが係止解除される前の状態を示すサブコネクタの一部拡大横断面図である。
図12は、キャップとサブハウジングとが係止解除された状態を示すサブコネクタの一部拡大平断面図である。
図13は、キャップとサブハウジングとが係止解除された状態を示すサブコネクタの一部拡大横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、上下方向に連結されるサブコネクタであって、サブハウジングと、前記サブハウジングに収容される端子金具と、前記サブハウジングに装着されるキャップと、前記サブハウジングに対して前記キャップを装着状態に保持する係止部と、を備え、前記端子金具は、前記サブハウジングから前方に突出するタブを有し、前記係止部は、前記キャップ側に設けられたキャップ側係止部と、前記ハウジング側に設けられたハウジング側係止部と、を有し、前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部の少なくとも一方は、下方を向いて配置される被係止解除面を有し、前記サブハウジングは、上下方向から見て前記被係止解除面と重なる位置に、上方を向いて配置される係止解除面を有し、前記被係止解除面と前記係止解除面の少なくとも一方は、上下方向に対し、前記ハウジング側係止部と前記キャップ側係止部との係止を外す方向に傾斜しているものである。このような構成によれば、サブコネクタを上下方向に連結すると、上下方向に隣接する2つのサブコネクタのうち一方のサブコネクタの被係止解除面と、他方のサブコネクタの係止解除面とが接触し、少なくともいずれか一方の傾斜した形状によって、キャップ側係止部とハウジング側係止部との係止状態は解除される。したがって、サブコネクタを連結するだけで治具を用いることなくキャップ側係止部とハウジング側係止部との係止状態は解除されるから、連結してからフレームに収容されるサブコネクタにおいてキャップの取り外し作業を容易に行うことができる。
[2]上記[1]に記載のコネクタにおいて、前記サブハウジングは、上方に突出する係止解除部を有し、前記係止解除面は、前記係止解除部の先端部に形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、被係止解除面を有しているハウジング側係止部またはキャップ側係止部を第1方向に突出させなくてよいから、係止構造の複雑化や大型化を回避できる。
[3]上記[1]又は[2]に記載のコネクタにおいて、前記キャップは、下方を向いた面に設けられた第一位置決め部と、上方を向いた面のうち上下方向から見て前記第一位置決め部と重なる位置に設けられた第二位置決め部とを有し、前記第一位置決め部と前記第二位置決め部とは互いに嵌合可能な形状をなしているものとしてもよい。このような構成によれば、サブコネクタを連結すると、上下方向に隣接する2つのキャップのうち一方のキャップの第一位置決め部と他方のキャップの第二位置決め部とが嵌合した状態になるから、複数のキャップをまとめて取り外すことができる。
[4]上記[1]から[3]のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記ハウジング及び前記キャップは、前後方向に直線状に延びて互いに接触し合うガイドリブ及びガイド溝を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、ガイドリブとガイド溝との接触によって、キャップとサブハウジングとは位置決めされ、前後方向に平行移動するから、キャップとタブとの間隔を保ってキャップを着脱できる。したがって、キャップの着脱時に、キャップとタブとの接触を防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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