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公開番号
2025125635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021684
出願日
2024-02-16
発明の名称
糖類を含有するアルコール飲料
出願人
サントリーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12G
3/04 20190101AFI20250821BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】本発明の課題は、糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料における甘味、特にべったりとした甘みを改善することである。
【解決手段】本発明においては、グルコン酸ナトリウムを用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウム、
アルコール、及び
単糖類及び/又は二糖類を含有する飲料であって、
当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上である、前記飲料。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
アルコール含有量が1.0~15.0v/v%である、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
前記糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0~20.0g/100mlである、請求項1又は2に記載の飲料。
【請求項4】
前記糖類が、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、マルトース、ラクトース、及びスクロースからなる群から選択される少なくとも一種、二種又は三種である、請求項1~3のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項5】
単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料の製造方法であって、
当該飲料が、0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウムと、アルコールと、単糖類及び/又は二糖類とを含み、そして当該飲料中の当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上となるように、原料を混合する工程を含む、前記方法。
【請求項6】
単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料における甘味を改善する方法であって、
当該飲料が、0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウムと、アルコールと、単糖類及び/又は二糖類とを含み、そして当該飲料中の当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上となるように、原料を混合する工程を含む、前記方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料、その製造方法、及び関連する方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
チューハイやカクテルなどのアルコール飲料における重要な香味としては、甘味、酸味、苦味、アルコール感、炭酸感などが挙げられるが、この中でも、甘味は重要な役割を果たす。
【0003】
アルコール飲料における甘味の質については、数多くの研究がなされてきた。たとえば、特許文献1には、アセスルファムカリウムと単糖類などの糖類とを特定量含有するアルコール飲料が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-216991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料の甘味について検討した結果、これらの糖類とアルコールを組み合わせると、甘味の質が低下し、べったりとした甘みが生じることを明らかにした。ここで、「べったりとした甘み」とは、舌にまとわりつくしつこい甘味を意味する。
【0006】
本発明の課題は、糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料における甘味、特にべったりとした甘みを改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料において、グルコン酸ナトリウムを用いると、当該飲料における甘味、特にべったりとした甘みを改善することができることを見出した。
【0008】
本発明は、以下のものに関するが、これらに限定されない。
[1]0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウム、
アルコール、及び
単糖類及び/又は二糖類を含有する飲料であって、
当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上である、前記飲料。
[2]アルコール含有量が1.0~15.0v/v%である、[1]に記載の飲料。
[3]前記糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0~20.0g/100mlである、[1]又は[2]に記載の飲料。
[4]前記糖類が、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、マルトース、ラクトース、及びスクロースからなる群から選択される少なくとも一種、二種又は三種である、[1]~[3]のいずれか一項に記載の飲料。
[5]単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料の製造方法であって、
当該飲料が、0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウムと、アルコールと、単糖類及び/又は二糖類とを含み、そして当該飲料中の当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上となるように、原料を混合する工程を含む、前記方法。
[6]単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料における甘味を改善する方法であって、
当該飲料が、0.5~3.0g/Lのグルコン酸ナトリウムと、アルコールと、単糖類及び/又は二糖類とを含み、そして当該飲料中の当該糖類の合計含有量が、甘味度に基づいてショ糖量に換算すると3.0g/100ml以上となるように、原料を混合する工程を含む、前記方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、単糖類及び/又は二糖類を含有するアルコール飲料における甘味、特にべったりとした甘みを改善することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の飲料、及び関連する方法について、以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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