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公開番号
2025125022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024020837
出願日
2024-02-15
発明の名称
研磨ディスクおよび粒体研磨装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
B24D
7/02 20060101AFI20250820BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】研磨面の耐久性を向上できる研磨ディスク、および研磨処理に要するコストの低減を図ることができる粒体研磨装置を提供することを目的とする。
【解決手段】研磨ディスクは、粒体を浮遊状態で流動させて粒体を研磨する粒体研磨装置に適用される。研磨ディスクは、円盤状のディスク本体と、ディスク本体の両側の円盤面のうち少なくとも一方に設けられ、法線がディスク本体の径方向外方に傾斜する研磨面と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
粒体を浮遊状態で流動させて前記粒体を研磨する粒体研磨装置に適用され、
円盤状のディスク本体と、
前記ディスク本体の両側の円盤面のうち少なくとも一方に設けられ、法線が前記ディスク本体の径方向外方に傾斜する研磨面と、
を備える研磨ディスク。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
粒体を浮遊状態で流動させて前記粒体を研磨する粒体研磨装置に適用され、
前記粒体研磨装置に回転可能に支持されるディスク本体と、
前記ディスク本体に設けられた研磨面を有し、回転軸方向の厚みが外周側に向かうに従って漸減するように形成された研磨部と、
を備える研磨ディスク。
【請求項3】
前記研磨面は、前記ディスク本体の回転軸に対する前記研磨面の法線のなす角度が2度から8度までの間の値となるように形成される、請求項1または2に記載の研磨ディスク。
【請求項4】
前記研磨面は、前記ディスク本体の回転軸を中心とする円錐形状、または前記円錐形状の母線に対して凸状の曲面形状に形成される、請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項5】
前記研磨面は、円盤状の前記ディスク本体の両側の円盤面にそれぞれ設けられる、請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項6】
前記研磨ディスクは、シート状をなし、前記ディスク本体に対して着脱可能に接着され、表面に砥粒を結合して前記研磨面を形成された研磨シートをさらに備える、請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項7】
前記研磨シートは、前記ディスク本体の一方の円盤面にそれぞれ接着される複数のシート片により立体形状に形成される、請求項6に記載の研磨ディスク。
【請求項8】
前記研磨面は、前記ディスク本体の表面に砥粒を結合して形成される、請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項9】
前記ディスク本体は、
前記粒体研磨装置の駆動軸部に着脱可能に固定される芯材と、
前記芯材に設けられ、回転軸に対する傾斜面を形成されたホイール部材と、を備え、
前記研磨面は、前記ホイール部材の前記傾斜面に設けられる、請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項10】
前記芯材は、金属を材料として形成され、
前記ホイール部材は、樹脂またはゴムを材料として形成される、請求項9に記載の研磨ディスク。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、研磨ディスクおよび粒体研磨装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
研磨ディスクは、粒体研磨装置による砂粒状の粒体の表面の研磨に用いられる。特許文献1には、粒体を浮遊状態で流動させて粒体を研磨する粒体研磨装置が開示されている。特許文献1の粒体研磨装置は、ケースの底面部から上方に向かって送風することによってケース内に粒体の流動層を形成する。そして、粒体研磨装置は、この流動層に浸漬する研磨ディスクを回転駆動させることによって研磨ディスクの周囲に負圧を発生させ、この負圧によって粒体を研磨ディスクに付勢して粒体を研磨する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2011/074628号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような粒体研磨装置に用いられる研磨ディスクには、表面に形成された研磨面の耐久性向上の要請がある。また、粒体研磨装置には、研磨処理に要するコストの低減の要請がある。
本明細書は、研磨面の耐久性を向上できる研磨ディスク、および研磨処理に要するコストの低減を図ることができる粒体研磨装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、粒体を浮遊状態で流動させて前記粒体を研磨する粒体研磨装置に適用され、円盤状のディスク本体と、前記ディスク本体の両側の円盤面のうち少なくとも一方に設けられ、法線が前記ディスク本体の径方向外方に傾斜する研磨面と、を備える研磨ディスクを開示する。
【0006】
本明細書は、上記の研磨ディスクと、粒体を収容するケースと、前記ケースの内部において前記研磨ディスクを回転可能に支持する駆動軸部と、前記ケースの底面部から送風することにより前記粒体を浮遊状態で流動させて、前記研磨面の少なくとも一部が浸漬する流動層を形成する流動装置と、を備え、前記駆動軸部を回転駆動させることによって前記研磨面の周囲に負圧を発生させ、前記流動層を流動する前記粒体を前記負圧により前記研磨面に接触させて前記粒体を研磨する粒体研磨装置を開示する。
【発明の効果】
【0007】
上記のような構成からなる研磨ディスクによると、周囲に発生する負圧によって研磨ディスクに接触した際に研磨ディスクおよび粒体に加わる衝突荷重が過大になることを防止できる。これにより、研磨面の耐久性を向上できる。また、このような研磨ディスクを採用する粒体研磨装置は、研磨処理に要するコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
粒体研磨装置を示す全体図である。
ケースの内部を示す正面図である。
研磨処理の説明図である。
研磨ディスクの断面図である。
研磨処理における粒体90の研磨状態を示す図である。
研磨ディスクの第一変形態様を示す図4に対応する断面図である。
研磨ディスクの第一変形態様を示す回転軸方向視の正面図である。
研磨ディスクの第二変形態様を示す図4に対応する断面図である。
研磨ディスクの第三変形態様を示す図4に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
研磨ディスクおよび粒体研磨装置について、図面を参照して説明する。研磨ディスクは、粒体研磨装置による砂粒状の粒体の表面の研磨に用いられる。本実施形態において、粒体研磨装置が鋳物砂再生装置に適用された態様を例示する。
【0010】
1.粒体研磨装置1
1-1.鋳物砂再生装置の概要
鋳物砂再生装置としての粒体研磨装置1は、使用済みの鋳物砂(粒体90)の表面に付着した石炭粉や樹脂などの付着物91を研磨処理により除去し、鋳物砂の再生を図るものである(図5を参照)。鋳物砂は、鋳物製造の砂型を作製するために使用される砂であり、砂型として使用された後に砂型を粉砕して回収される。回収された使用済みの鋳物砂の表面には、砂型の作製時に使用された粘結剤などを含む可燃性物質および揮発成分などの付着物91が付着している。この付着物91が鋳物砂に付着している状態では、鋳物砂として再使用することができないため、付着物91を除去する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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