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公開番号
2025124291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020242
出願日
2024-02-14
発明の名称
樹脂製アウタパネル部材
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60J
5/10 20060101AFI20250819BHJP(車両一般)
要約
【課題】その形状によらず熱歪による外観不良の発生を防止することのできる樹脂製アウタパネル部材を提供する。
【解決手段】この樹脂製アウタパネル部材10は、インナパネル部材と共に車両の外観部を構成するもので、アウタパネル部材10の少なくとも一部をなし、インナパネル部材の周縁部に固定された状態で表面に沿った向きの伸びが規制される規制領域13と、規制領域13の一部をなし、規制領域13の外表面側に突出した凸状部14又は規制領域13の内表面側に窪んだ凹状部とを有し、凸状部14又は凹状部の厚み寸法t1が、規制領域13のうち凸状部14又は凹状部と隣接する領域13aの厚み寸法t2に比べて小さく設定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
インナパネル部材と共に車両の外観部を構成する樹脂製のアウタパネル部材であって、
前記アウタパネル部材の少なくとも一部をなし、前記インナパネル部材の周縁部に固定された状態で表面に沿った向きの伸びが規制される規制領域と、
前記規制領域の一部をなし、前記規制領域の外表面側に突出した凸状部又は前記規制領域の内表面側に窪んだ凹状部とを有し、
前記凸状部又は前記凹状部の厚み寸法が、前記規制領域のうち前記凸状部又は前記凹状部と隣接する領域の厚み寸法に比べて小さく設定されている、樹脂製アウタパネル部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製アウタパネル部材に関し、特に熱応力による樹脂製アウタパネル部材の変形を抑制するための技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車などの車両用バックドアにおいては、燃費向上による環境負荷の低減化を図る取り組みの一環として、上記バックドアを構成するバックドアアウタとバックドアインナの少なくとも一方を金属に比べて軽い樹脂で形成している(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
また、この場合、シール構造と固定構造を同時に付与する目的で、バックドアアウタをバックドアインナの周縁部に接着固定することが行われている(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-124346号公報
特開2018-167697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、バックドアアウタは車両の外表面側に位置することから、バックドアインナに比べて高温となり易い。例えば真夏の炎天下に車両を長時間放置した場合、バックドアアウタ(特にバックドアアウタアッパーの天面部)の温度が80~100℃に達することがあり得る。このような高温状態になると、バックドアアウタは熱膨張しようとするが、上述のようにバックドアアウタがバックドアインナの周縁部に接着固定されている場合、バックドアアウタは接着固定により拘束された状態にあるため、平面に沿った向きの変形が規制され、熱応力が発生する。特にバックドアアウタを樹脂製とした場合には、金属製とした場合に比べて熱膨張量が増大する。また、この種のパネル部材においては、内側に配置される部材(バックドアアウタの場合だとヒンジリインフォースなど)との干渉を避ける目的でバルジ構造と呼ばれる外表面側への突出部を設ける場合があるが、このような部位は形状剛性(形状に起因した変形のし難さ)が高く応力集中の起点となり易い。そのため、バックドアアウタに生じる熱応力(熱歪)が所定の水準を超えて増大し、例えばバックドアアウタアッパーの天面部がその幅方向に沿って波打つように凹む変形(外観不良)を招くおそれがある。
【0006】
以上の事情に鑑み、本明細書では、その形状によらず熱歪による外観不良の発生を防止することのできる樹脂製アウタパネル部材を提供することを、解決すべき技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題の解決は、本発明に係る樹脂製アウタパネル部材によって達成される。すなわち、このアウタパネル部材は、インナパネル部材と共に車両の外観部を構成する樹脂製のアウタパネル部材であって、アウタパネル部材の少なくとも一部をなし、インナパネル部材の周縁部に固定された状態で表面に沿った向きの伸びが規制される規制領域と、規制領域の一部をなし、規制領域の外表面側に突出した凸状部又は規制領域の内表面側に窪んだ凹状部とを有し、凸状部又は凹状部の厚み寸法が、規制領域のうち凸状部又は凹状部と隣接する領域の厚み寸法に比べて小さく設定されている点をもって特徴付けられる。
【0008】
本発明者らが、樹脂製のアウタパネル部材に対して所定の拘束条件下で熱応力解析を行ってその変形態様を検証した結果、バルジ構造など隣接する領域に比べて形状剛性が高い部分又はその近傍で応力集中が顕著となり、かつ当該応力集中箇所を基点として板厚方向への変位(凹状の変形)が生じることが判明した。以上の知見に鑑み、本発明では、アウタパネル部材の少なくとも一部をなす規制領域に設けられた凸状部又は凹状部の厚み寸法を、規制領域のうち凸状部又は凹状部と隣接する領域の厚み寸法に比べて小さく設定した。このように構成することで、凸状部又は凹状部に応力が集中する事態を回避して規制領域に発生する熱歪を抑制することが可能となる。従って、本発明によれば、凹状変形などの外観不良が樹脂製アウタパネル部材に発生する事態を可及的に防止することが可能となる。
【0009】
また、本発明に係る樹脂製アウタパネル部材において、規制領域のうち凸状部又は凹状部と規制領域の周縁側で隣接する周縁側領域の厚み寸法が、凸状部又は凹状部と規制領域の中央側で隣接する中央側領域の厚み寸法に比べて小さく設定されてもよい。
【0010】
上述のように凸状部又は凹状部の厚み寸法に加えて、凸状部又は凹状部と規制領域の周縁側で隣接する周縁側領域の厚み寸法を、規制領域の中央側領域に比べて小さく設定することによって、規制領域で生じた熱膨張を相対的に薄肉な周縁側領域に逃がすことができる。これにより、規制領域に生じる熱歪をさらに抑制することができるので、凹状変形等による外観不良の発生をより確実に防止することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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