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公開番号2025121098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016320
出願日2024-02-06
発明の名称生体内留置部材
出願人学校法人藤田学園
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類A61B 17/12 20060101AFI20250812BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生体内に留置された場合にX線を用いた検査の妨げになることを抑制可能な生体内留置部材を提供する。
【解決手段】生体内留置部材は、チューブと、流動体と、を備える。チューブは、管状である。流動体は、流動性及びチューブと異なるX線透過性を有し、チューブに入れられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
管状のチューブと、
流動性及び前記チューブと異なるX線透過性を有し、前記チューブに入れられた流動体と、
を備える、生体内留置部材。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の生体内留置部材であって、
前記流動体は、前記チューブよりも低いX線透過性を有する、生体内留置部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の生体内留置部材であって、
前記チューブの側壁には、複数の孔が形成されている、生体内留置部材。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の生体内留置部材であって、
前記チューブの先端は、閉塞されている、生体内留置部材。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の生体内留置部材であって、
前記流動体は、液体状の造影剤である、生体内留置部材。
【請求項6】
請求項5に記載の生体内留置部材であって、
複数の孔が形成され、前記チューブの内部に配置された多孔質体を更に備え、
前記流動体は、前記多孔質体に含浸されている、生体内留置部材。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の生体内留置部材であって、
前記チューブは、高分子により構成されている、生体内留置部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生体内留置部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば動脈瘤や出血性病変などの治療として、塞栓コイルを用いて生体内の対象部位を塞栓する塞栓術が知られている。塞栓術は、一般的にはX線透視下で行われる。このため、塞栓コイルは、一般的には、低いX線透過性を有する白金等の金属により構成されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-528247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、塞栓コイルが生体内に留置された場合、例えば塞栓術後の経過観察や他の病変の検査のためにX線を用いた検査を行うときに、塞栓コイルが当該検査の妨げになることがあった。塞栓コイルがX線の透過を阻害しやすいためである。
【0005】
なお、このような課題は、塞栓コイルだけでなく、生体内に留置される他の生体内留置部材についても、同様に生じ得る。
【0006】
本開示の一局面は、生体内に留置された場合にX線を用いた検査の妨げになることを抑制可能な生体内留置部材を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、生体内留置部材であって、チューブと、流動体と、を備える。チューブは、管状である。流動体は、流動性及びチューブと異なるX線透過性を有し、チューブに入れられる。このような構成によれば、生体内留置部材が生体内に留置された場合に、生体内留置部材がX線を用いた検査の妨げになることを抑制することができる。
【0008】
本開示の一態様では、流動体は、チューブよりも低いX線透過性を有してもよい。このような構成によれば、生体内留置部材が生体内に留置された場合に、生体内留置部材がX線を用いた検査の妨げになることを一層抑制することができる。
【0009】
本開示の一態様では、チューブの側壁には、複数の孔が形成されていてもよい。このような構成によれば、生体内留置部材が生体内に留置された後、より短期間で、生体内留置部材がX線を用いた検査の妨げになることを抑制することができるという効果を得ることができる。
【0010】
本開示の一態様では、チューブの先端は、閉塞されていてもよい。このような構成によれば、生体内留置部材を生体内に留置する過程において、X線透視下において医師がチューブの先端を視認しやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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