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公開番号
2025120587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015470
出願日
2024-02-05
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20250808BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】配索時の作業負荷の軽減を図ることができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスWHは、第1配索材W1と、少なくとも一部が第1配索材W1と並んで配索される第2配索材W2と、第1配索材W1及び第2配索材W2の延在方向Xの少なくとも一部を覆うように一体で設けられたモールド成形部材1とを備える。モールド成形部材1は、第1配索材W1の外周面を覆うように形成された第1モールド部2と、第2配索材W2の外周面を覆うように形成された第2モールド部3と、第1モールド部2と第2モールド部3を連結し、かつ延在方向Xに延在する板状の連結部4とを有する。この連結部4は、当該連結部4を第1モールド部2側と第2モールド部3側とに切り離し可能に形成された第1切り離し部5を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1配索材と、
少なくとも一部が前記第1配索材と並んで配索される第2配索材と、
前記第1配索材の少なくとも一部と前記第2配索材の少なくとも一部が並んだ状態で、前記第1配索材及び前記第2配索材の延在方向の少なくとも一部を覆うように一体で設けられたモールド成形部材と、を備え、
前記モールド成形部材は、
前記第1配索材の外周面を覆うように形成された第1モールド部と、
前記第2配索材の外周面を覆うように形成された第2モールド部と、
前記第1モールド部と前記第2モールド部を連結し、かつ前記延在方向に延在する板状の連結部と、を有し、
前記連結部は、
前記第1モールド部側と前記第2モールド部側とに切り離し可能に形成された切り離し部を有する
ことを特徴とするワイヤハーネス。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記切り離し部は、
前記連結部の他の部分よりも相対的に脆弱に形成される
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記切り離し部は、
前記連結部の前記延在方向と直交する厚さ方向に貫通して形成される貫通孔が前記延在方向に沿って間隔を開けて複数形成された第1切り離し部、
前記厚さ方向の少なくとも一方に向けて凹む溝部が前記延在方向に沿って間隔を開けて複数形成された第2切り離し部、
または、前記厚さ方向の少なくとも一方に向けて凹む溝部が前記延在方向に沿って連続して形成された第3切り離し部、のいずれか1つである
請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第1配索材は、複数設けられて配索材束を構成し、
前記第2配索材は、前記第1配索材より少ない数で設けられ、
前記第1モールド部の前記延在方向の断面サイズは、
前記第2モールド部の前記延在方向の断面サイズより相対的に大きい
請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記第1配索材は、
標準回路を構成し、
前記第2配索材は、
前記標準回路とは異なるオプション回路を構成する
請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
配索材と、
前記配索材の延在方向の少なくとも一部を覆うように一体で設けられたモールド成形部材と、を備え、
前記モールド成形部材は、
前記配索材の外周面を覆うように形成されたモールド部と、
前記モールド部の外周面から外側に向けて突出し、かつ前記延在方向に延在する突部と、を有し、
前記突部は、
先端側に破断面を有する
ことを特徴とするワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のワイヤハーネスとして、電線束の外側を覆うように、自身の形状を維持し得る程度の剛性を有する樹脂保護材がモールド成形されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-160366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のワイヤハーネスでは、車両グレード、バリエーション等に対応するために、標準回路に対応する第1電線束に対して、オプション回路に対応する第2電線束が予めテープ巻きされているものがある。この場合、組立作業者が、オプション回路の有無に応じてテープ巻きされた部分をカットし、第1電線束から第2電線束を切り離して対応していることから、配索時の作業負荷の観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、配索時の作業負荷の軽減を図ることができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、第1配索材と、少なくとも一部が前記第1配索材と並んで配索される第2配索材と、前記第1配索材の少なくとも一部と前記第2配索材の少なくとも一部が並んだ状態で、前記第1配索材及び前記第2配索材の延在方向の少なくとも一部を覆うように一体で設けられたモールド成形部材と、を備え、前記モールド成形部材は、前記第1配索材の外周面を覆うように形成された第1モールド部と、前記第2配索材の外周面を覆うように形成された第2モールド部と、前記第1モールド部と前記第2モールド部を連結し、かつ前記延在方向に延在する板状の連結部と、を有し、前記連結部は、前記第1モールド部側と前記第2モールド部側とに切り離し可能に形成された切り離し部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスによれば、配索時の作業負荷の軽減を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
図2は、図1の矢視A-A線を示す断面図である。
図3は、実施形態に係る第1の切断後ワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
図4は、実施形態に係る第2の切断後ワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
図5は、実施形態に係るモールド成形部材を成型するための金型の一例を示す斜視図である。
図6は、実施形態の第1変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
図7は、実施形態の第2変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスWHの概略構成を示す斜視図である。図2は、図1の矢視A-A線を示す断面図である。図3は、実施形態に係る第1の切断後ワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。図4は、実施形態に係る第2の切断後ワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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