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公開番号
2025117238
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011979
出願日
2024-01-30
発明の名称
電子ペーパーおよび電子ペーパーの制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
3/34 20060101AFI20250804BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】高温環境下で長時間が経過しても表示品位を維持可能な電子ペーパーおよび電子ペーパーの制御方法を提供する。
【解決手段】電子ペーパー100は、表示パネル10と、温度センサ2と、表示制御部21aと、リフレッシュタイミング決定部21bとを備える。表示パネル10は、電圧を印加することにより運動する色粒子132を含む。温度センサ2は、温度を検出する。表示制御部21aは、色粒子132に電圧を印加することにより表示パネル10に画像を書き込む書き込み動作を制御する。リフレッシュタイミング決定部21bは、温度センサの検出温度Tに基づいてリフレッシュタイミングを決定する。表示制御部21aは、決定されたリフレッシュタイミングにリフレッシュ動作を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電圧を印加することにより運動する色粒子を含む表示パネルと、
温度を検出する温度センサと、
前記色粒子に電圧を印加することにより前記表示パネルに画像を書き込む書き込み動作を制御する表示制御部と、
直前の前記書き込み動作の後に再度の前記書き込み動作を行う動作であるリフレッシュ動作を実行するリフレッシュタイミングを決定するリフレッシュタイミング決定部と、
を備え、
前記リフレッシュタイミング決定部は、前記温度センサの検出温度に基づいて前記リフレッシュタイミングを決定し、
前記表示制御部は、決定された前記リフレッシュタイミングに前記リフレッシュ動作を実行する、電子ペーパー。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記検出温度の履歴に基づいて評価値を算出する評価値算出部をさらに備え、
前記リフレッシュタイミング決定部は、前記評価値が第1条件を満たすタイミングを前記リフレッシュタイミングとして決定する、請求項1に記載の電子ペーパー。
【請求項3】
前記評価値算出部は、前記検出温度の履歴における時間毎に、前記検出温度に対応する前記評価値を算出し、
前記第1条件は、前記評価値の時間積算値が予め設定された時間積算閾値以上となることである、請求項2に記載の電子ペーパー。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記リフレッシュタイミングに第2条件を満たす場合には前記リフレッシュ動作を実行し、前記リフレッシュタイミングに前記第2条件を満さない場合には前記リフレッシュ動作の実行を保留する、請求項2又は3に記載の電子ペーパー。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記リフレッシュ動作の実行を保留した場合には、前記第2条件を満たした時点で前記リフレッシュ動作を実行する、請求項4に記載の電子ペーパー。
【請求項6】
少なくとも時刻を計時する時計部をさらに備え、
前記第2条件は、前記時刻が予め設定された時間帯に含まれることである、請求項4に記載の電子ペーパー。
【請求項7】
周囲の明るさを検出する明るさ検出部をさらに備え、
前記第2条件は、前記明るさ検出部によって検出された明るさが予め設定された明るさ閾値以下であることである、請求項4に記載の電子ペーパー。
【請求項8】
前記リフレッシュ動作は、前記リフレッシュ動作の後の表示階調に対応する電圧である第1電圧とは異なる第2電圧を印加した後に、前記第1電圧を印加する動作である、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子ペーパー。
【請求項9】
前記リフレッシュ動作の後の表示階調は前記リフレッシュ動作の前の表示階調と同一である、請求項8に記載の電子ペーパー。
【請求項10】
電圧を印加することにより運動する色粒子を含む表示パネルを備える電子ペーパーの制御方法であって、
温度を検出する工程と、
前記色粒子に電圧を印加することにより前記表示パネルに画像を書き込む書き込み動作を実行する工程と、
検出された温度に基づいて、直前の前記書き込み動作の後に再度の前記書き込み動作を行うリフレッシュ動作を実行するリフレッシュタイミングを決定する工程と、
決定された前記リフレッシュタイミングに前記リフレッシュ動作を実行する工程と
を含む、電子ペーパーの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子ペーパーおよび電子ペーパーの制御方法に関連する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、何度も書き換え可能で消費電力の低い表示装置として、電子ペーパーが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電子ペーパーが記載されている。この電子ペーパーが表示領域に備える電気泳動表示装置において、表示部に画像が表示されたまま保持されている場合、経時的なコントラスト低下防止のために、画像保持ステップに移行して所定時間経過後に画像を再表示させるリフレッシュステップが実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-229832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電子ペーパーでは、無電源で表示内容を維持できるものの、実際には表示品位が徐々に劣化する。このため、特に高温環境下で長時間が経過しても表示品位を維持可能な電子ペーパーが望まれていた。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高温環境下で長時間が経過しても表示品位を維持可能な電子ペーパーおよび電子ペーパーの制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1局面の電子ペーパーは、表示パネルと、温度センサと、表示制御部と、リフレッシュタイミング決定部とを備える。前記表示パネルは、電圧を印加することにより運動する色粒子を含む。前記温度センサは、温度を検出する。前記表示制御部は、前記色粒子に電圧を印加することにより前記表示パネルに画像を書き込む書き込み動作を制御する。前記リフレッシュタイミング決定部は、直前の前記書き込み動作の後に再度の前記書き込み動作を行う動作であるリフレッシュ動作を実行するリフレッシュタイミングを決定する。前記リフレッシュタイミング決定部は、前記温度センサの検出温度に基づいて前記リフレッシュタイミングを決定する。前記表示制御部は、決定された前記リフレッシュタイミングに前記リフレッシュ動作を実行する。
【0007】
本開示の第2局面の電子ペーパーの制御方法は、電圧を印加することにより運動する色粒子を含む表示パネルを備える電子ペーパーの制御方法である。前記電子ペーパーの制御方法は、温度を検出する工程と、前記色粒子に電圧を印加することにより前記表示パネルに画像を書き込む書き込み動作を実行する工程と、検出された温度に基づいて、直前の前記書き込み動作の後に再度の前記書き込み動作を行うリフレッシュ動作を実行するリフレッシュタイミングを決定する工程と、決定された前記リフレッシュタイミングに前記リフレッシュ動作を実行する工程とを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、高温環境下で長時間が経過しても表示品位を維持可能な電子ペーパーおよび電子ペーパーの制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る電子ペーパー100の構造を概略的に示す断面図である。
電子ペーパー100のマイクロカプセル13周辺の構造を概略的に示す拡大図である。
電子ペーパー100の構成を示すブロック図である。
電子ペーパー100の制御方法を説明するためのフローチャートである。
本開示の第1実施形態の変形例に係る電子ペーパー100Aの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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