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公開番号2025115286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009759
出願日2024-01-25
発明の名称車両用ルーフテント
出願人株式会社ホワイトハウス,オートレックス株式会社
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類B60J 7/12 20060101AFI20250730BHJP(車両一般)
要約【課題】 車両に用いられる高付加価値のルーフテントを提供する。
【解決手段】 車両用ルーフテント6は、ボディ2のルーフ縁7に固定されるベース4の開口5を開閉可能なスティール製のルーフ本体8を備える。ベース4に対しルーフ本体8を相対運動可能に連結する第1リンク機構と、ベースの開口の車外側に形成可能なテント部50とを備える。テント部50は、布56の内部に居住空間を形成可能である。車両用ルーフテント6によると、太陽光などの光が照射されたとき、ボディ2に波状の凹凸のない平滑面の美観をそのまま保持するとともに、ルーフテント6のルーフ本体8の外壁とボディ2の外壁との連続する平滑面の美観がそのまま統合感をもって保持される。外観上、ボディ2と閉状態のルーフ本体8は境界域のない同質性を確保し、ルーフテント付車両全体の外観上の異和感を生じさせない美観がある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のルーフに形成される穴を開閉可能なテントを有する車両用ルーフテント(6)であって、
車体(2)のルーフ縁(7)に固定されるベース(4)と、
前記ベースの開口(5)を開閉可能な金属材からなるルーフ本体(8)と、
前記ベースに対し前記ルーフ本体を相対運動可能に連結するリンク機構(10、30)と、
前記ベースの開口の車外側に形成可能なテント部(50)とを備える車両用ルーフテント。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記ベースに対し前記ルーフ本体を駆動するアクチュエータ(11)を備える請求項1記載の車両用ルーフテント。
【請求項3】
前記アクチュエータは、シリンダ(12)と、前記シリンダに対し伸縮可能なロッド(13)と、前記シリンダに対し前記ロッドを駆動する電動モータと、前記電動モータの回転駆動力を前記ロッドの伸縮運動に変換するリンク機構(10)とを備える請求項2記載の車両用ルーフテント。
【請求項4】
前記テント部は、布部(56)と、前記ベース及び前記ルーフ本体から前記布部を分離可能である着脱自在な着脱可能部材とを有する請求項1又は2記載の車両用ルーフテント。
【請求項5】
前記テント部は、前記テント部の内外に光を通す窓部(57、58)を備える請求項1又は2記載の車両用ルーフテント。
【請求項6】
前記布部は、メッシュ(57、58)を備える請求項4記載の車両用ルーフテント。
【請求項7】
前記金属材からなるルーフ本体は、前記ルーフ本体の周囲(7)の金属材からなる車体と外観上同質の質感を有する請求項1又は2記載の車両用ルーフテント。
【請求項8】
前記ルーフ本体、前記ベース、及び前記ルーフ縁は、スティール製である請求項1記載の車両用ルーフテント。
【請求項9】
ルーフ穴(3)を有する車体と、前記車体に対し車両前後方向に移動可能であって前記ルーフ穴を開閉可能な床部材と、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用ルーフテント(6)とを備えた車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ルーフテントに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車のルーフを開閉する機構として、特許文献1は、開閉ルーフの左右に設けた開閉リンクと、開閉ルーフの開閉回動中心軸近傍に一端部を回動自在に設け、他端側を開閉リンクの開閉折り畳み軸に設けた左右のシリンダと、開閉ルーフの開閉端部側とルーフ本体に両端が取り付けられるテントを開示している。
【0003】
この開示には、エアタンク内の空気をエアコンプレッサが吸引し、吸引した空気をコード内を経由してエアシリンダに供給し、開閉ルーフを稼働することが開示されている。開閉ルーフはFRP樹脂素材からなることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-341366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両のボディは剛性確保の観点から鉄で製造されていることが多い。ルーフテント付のボディを鉄で製造する車両では、車両の鉄製ルーフの中央に開口を形成し、FRP、CFRP等の繊維強化樹脂製のルーフ本体を設けている。
【0006】
このようなルーフテント付の車両において、ルーフの開口周囲が鉄からなるボディの外壁と、繊維強化樹脂からなるルーフ本体の外壁は、異なる材料である。したがって、車両のボディの全体観について、外観上の美観や観る人の印象が異なり、ユーザーからは、ボディとルーフ本体との間で異質材料の特性に起因する異和感を嫌い、同質性の統合感のあるルーフテント付車両が求められていた。
【0007】
公知の繊維強化樹脂製のルーフ本体は、一定程度以上の強度確保の点からルーフ本体の重量を軽量にすることが困難であった。また、FRP製のルーフ本体は、外壁の表面粗さが粗になり、相対的に低剛性になり、ルーフ本体の外壁に反射した光によってルーフ本体の表面に波状にうねる反射模様が生じるなど品質が損なわれるという問題がある。
【0008】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両に用いられる高付加価値のルーフテントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の車両用ルーフテントは、車両のルーフに形成される穴を開閉可能なテントを有する車両用ルーフテント(6)であって、
車体(2)のルーフ縁(7)に固定されるベース(4)と、
前記ベースの開口(5)を開閉可能な金属材からなるルーフ本体(8)と、
前記ベースに対し前記ルーフ本体を相対運動可能に連結する第1リンク機構(30)と、
前記ベースの開口の車外側に形成可能なテント部(50)とを備える構成を採用する。
【0010】
車両用ルーフテントにおいて、ルーフ本体を金属製にすると、様々な特性を得られることが判明した。ルーフ本体の外観美については、特定ユーザ層から高い評価を受けた。
一般に、ルーフテントを有する車両ボディとルーフ本体とを異質の材料にて構成すると、車両ボディと車両ルーフとの特性の同質性を確保することが困難であり、車両全体の外観とルーフ本体の外観上の異和感を生じていた。
(【0011】以降は省略されています)

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