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公開番号
2025115084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009427
出願日
2024-01-25
発明の名称
吸収性物品
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61F
13/536 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、排出物の漏れ抑制可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【解決手段】吸収性物品は、前後方向において、着用者の前側に位置する前身頃領域と、着用者の後側に位置する後身頃領域と、前身頃領域と後身頃領域との間において後身頃領域の後側端部から379mmの位置に股下領域中央部を有し、幅方向の長さが前身頃領域及び後身頃領域よりも狭い股下領域と、股下領域に少なくとも配置され、股下領域中央部よりも前側に着用者の鼠径部に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する規制部を有する吸収コアと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間において前記後身頃領域の後側端部から379mmの位置に股下領域中央部を有し、前記幅方向の長さが前記前身頃領域及び前記後身頃領域よりも狭い股下領域と、
前記股下領域に少なくとも配置され、前記股下領域中央部よりも前側に前記着用者の鼠径部に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する規制部を有する吸収コアと、
を備える、吸収性物品。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
下層吸収マットと、前記下層吸収マットの肌面側に配置された上層吸収マットと、を含んで構成された吸収体を備え、
前記吸収体は、前記上層吸収マットの前記幅方向の長さが、前記股下領域中央部よりも長い領域の前側に位置し、前記上層吸収マットよりも前記幅方向外側において、前記下層吸収マットの厚み方向上側に前記上層吸収マットが延在していない上層吸収マット非延在領域を有し、
前記下層吸収マットは、上層吸収マット非延在領域に設けられ、前記下層吸収マットを厚み方向に貫通する貫通部を有する、
請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記吸収コアは、前側端部の前記幅方向中央に設けられて後側に切り欠いた切り欠き部を有し、
前記股下領域は、前記上層吸収マットの後側端部から145mmの位置に前記股下領域中央部を有し、
前記切り欠き部は、前記股下領域中央部から125mm以上140mm以下に位置し、
前記吸収コアの前側端部は、前記切り欠き部から前記幅方向外側にかけて前側に延在し、
前記股下領域中央部から前記吸収コアの前側端部の長さは、175mm以上190mmmm以下である、
請求項2に記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつや、吸収性パッド、生理用品等の吸収性物品が開発されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-140559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
着用者の股下や股下付近の肌面は平ではないため、吸収性物品は、着用者の股下に装着された場合に、位置ずれを生じる場合がある。吸収性物品は、適正な装着位置から位置ずれを起こすと、肌面との間に隙間が生じ、尿などの排出物が漏れる虞がある。
【0005】
本発明は、排出物の漏れ抑制可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る吸収性物品は、
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間において前記後身頃領域の後側端部から379mmの位置に股下領域中央部を有し、前記幅方向の長さが前記前身頃領域及び前記後身頃領域よりも狭い股下領域と、
前記股下領域に少なくとも配置され、前記股下領域中央部よりも前側に前記着用者の鼠径部に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する規制部を有する吸収コアと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、排出物の漏れ抑制可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る吸収性パッドの外観斜視図である。
図2は、実施形態に係る吸収性パッドの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る吸収性パッドの平面図である。
図4は、実施形態に係る吸収性パッドの断面図である。
図5は、実施形態に係る吸収性パッドの位置ずれを抑制する規制部を示した平面図である。
図6は、実施形態に係る吸収性パッドの装着状態における断面図である。
図7は、変形例に係る吸収性パッドの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
<実施形態>
本実施形態では、使い捨ての吸収性パッド(本願でいう「吸収性物品」の一例である)について、着用者の腹部に対向する前身頃と背部に対向する後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃側(長手方向の一側)と後身頃側(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が連接して位置している。また、吸収性パッドが着用者に装着された状態(以下、「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着状態で外側)を非肌面側とする。更に、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向のいずれにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。吸収性パッドは、着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った長さとを有する。また、本願で用いる方向に関する用語は、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の前後左右に一致する方向を意味するものとする。例えば、本願で前後方向という場合、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の前後に一致する方向を意味し、本願で左右方向という場合、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の左右に一致する方向を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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