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公開番号2025114991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009269
出願日2024-01-25
発明の名称心拍データ遠隔監視システム
出願人学校法人三橋学園,有限会社ワイズマン
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類A61B 5/0245 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 心拍センサの製造メーカに拘わらずその計測値を取得でき、計測後に読み出してその評価が可能で、大きなディスプレイ等にその計測値を表示できる心拍データ遠隔監視システムを提供する。
【解決手段】 心拍データ遠隔監視システム1は、心拍センサ2、マイコンボード3、サーバ4を備えている。心拍センサ2は、被検者5の心拍数を計測して、所定の近距離無線通信により、計測した心拍数を送信する。マイコンボード3には、心拍数を近距離無線通信によって受信して、受信した心拍数を自身の個体識別子と共にインターネット網6へ送出するコンピュータプログラムが書き込まれる。サーバ4は、マイコンボード3から送出された心拍数および個体識別子を入力し、入力した心拍数または運動強度を一定時間毎にタイムスタンプを付けてマイコンボード3毎に読み出し自在にメモリ4aに記憶する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検者の心拍数を計測して、計測した心拍数を所定のプロファイルにしたがった近距離無線通信によって送信する少なくとも1つの心拍センサと、
前記心拍数を前記近距離無線通信によって受信して、受信した前記心拍数をマイコンボード自身の個体識別子と共にインターネット網へ送出するコンピュータプログラムが書き込まれるマイコンボードと、
前記インターネット網に接続され、前記マイコンボードから送出された前記心拍数および前記個体識別子を前記インターネット網を介して入力し、入力した前記心拍数、または、入力した前記心拍数を呈する前記被検者の最大心拍数に対する入力した前記心拍数の割合である運動強度を、一定時間毎にタイムスタンプを付けて前記マイコンボード毎に読み出し自在にメモリに記憶するサーバと
を備える心拍データ遠隔監視システム。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記サーバは、入力した前記心拍数または前記運動強度を前記マイコンボード毎に一覧表示するデータにリアルタイムに編集することを特徴とする請求項1に記載の心拍データ遠隔監視システム。
【請求項3】
前記サーバは、入力した前記心拍数または前記運動強度に応じて、一覧表示する前記心拍数もしくは前記運動強度の表示区画または前記心拍数自体または前記運動強度自体の表示色を変えることを特徴とする請求項2に記載の心拍データ遠隔監視システム。
【請求項4】
前記被検者の運動をしている姿を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置で撮影される映像から前記被検者の運動を解析すると共に、前記心拍数または前記運動強度を前記サーバから前記インターネット網を介してリアルタイムに入力し、前記被検者の運動の解析結果を前記サーバから入力した前記心拍数または前記運動強度と共に前記映像にリアルタイムに重畳表示させる端末装置と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の心拍データ遠隔監視システム。
【請求項5】
前記端末装置は、前記解析結果および前記心拍数または前記運動強度が重畳表示された前記映像を読み出し自在にメモリに記録することを特徴とする請求項4に記載の心拍データ遠隔監視システム。
【請求項6】
前記解析結果および前記心拍数または前記運動強度が重畳表示された前記映像を前記端末装置から入力して表示するゴーグルを備えることを特徴とする請求項4に記載の心拍データ遠隔監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者の心拍データを遠隔で監視することができる心拍データ遠隔監視システムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、心拍センサにより取得された被検者の心拍数変化をタブレット端末等の画面に表示して、監視するアプリケーションが知られている。例えば、フィットネスジム等では、複数の各被検者の上腕や胸部に心拍センサが装着されて得られる各心拍数変化が、このアプリケーションにより、タブレット端末等の画面に一括表示される(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
株式会社スポーツセンシング,“BPAT HeartRate”,[online],[令和6年1月5日検索],インターネット<URL:https://www.sports-sensing.com/brands/bpat/bpat_heartrate.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の心拍データ監視システムでは、心拍数を取得することのできる心拍センサが、特定のメーカの製品に限られている。このため、種々のメーカの心拍センサを有する者が集まるフィットネスジム等におけるトレーニングでは、各ジムメンバーの心拍数変化を取得することができない。
【0005】
また、上記アプリケーションで、各ジムメンバーの心拍数変化を取得することができたとしても、後で、トレーニングの内容を評価するために、取得した心拍データをシステムの外部に取り出すことができない。
【0006】
また、タブレット端末の画面に心拍センサの計測値を一括表示することはできるが、大きなディスプレイやプロジェクタに心拍センサの計測値を一括表示するには、タブレット端末をHDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)ケーブルでこれらに接続し、高価な専用のアプリケーションを使用して表示する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
被検者の心拍数を計測して、計測した心拍数を所定のプロファイルにしたがった近距離無線通信によって送信する少なくとも1つの心拍センサと、
心拍数を前記近距離無線通信によって受信して、受信した心拍数をマイコンボード自身の個体識別子と共にインターネット網へ送出するコンピュータプログラムが書き込まれるマイコンボードと、
インターネット網に接続され、マイコンボードから送出された心拍数および個体識別子をインターネット網を介して入力し、入力した心拍数、または、入力した心拍数を呈する被検者の最大心拍数に対する入力した心拍数の割合である運動強度を、一定時間毎にタイムスタンプを付けてマイコンボード毎に読み出し自在にメモリに記憶するサーバと
を備えて、心拍データ遠隔監視システムを構成した。
【0008】
本構成によれば、心拍センサによって計測される被検者の心拍数は、マイコンボードに書き込まれたコンピュータプログラムにより、所定のプロファイルにしたがった近距離無線通信によって心拍センサからマイコンボードに受信される。マイコンボードに受信された被検者の心拍数は、マイコンボードに書き込まれたコンピュータプログラムにより、さらに、マイコンボード自身の個体識別子と共にインターネット網へ送出される。インターネット網に接続されたサーバは、マイコンボードから送出された心拍数および個体識別子をインターネット網を介して入力し、入力した心拍数または運動強度を一定時間毎にタイムスタンプを付けて、マイコンボード毎に読み出し自在にメモリに記憶する。
【0009】
したがって、インターネット網を介してサーバに端末装置を接続することで、サーバから端末装置に、サーバのメモリに記憶された被検者の心拍数または運動強度および個体識別子をリアルタイムに受信することができる。したがって、遠隔地においても、端末装置の画面等に、被検者の心拍数変化または運動強度変化をリアルタイムにマイコンボード毎に表示し、監視することができる。
【0010】
この際、心拍センサおよびマイコンボード間の通信は、所定のプロファイルにしたがった近距離無線通信によって行われるため、心拍センサの製造メーカに拘わらず、汎用的に行える。また、被検者の心拍数または運動強度は、一定時間毎にタイムスタンプが付けられて、マイコンボード毎に読み出し自在にサーバのメモリに記憶される。このため、後で、被検者の心拍数または運動強度をサーバのメモリから端末装置に読み出して、被検者の心拍数変化を時系列に評価することが可能になる。また、HDMI端子を有する端末装置であれば、従来の高価な専用のアプリケーションを用いることなく、大きなディスプレイやプロジェクタにHDMIケーブルを介して端末装置を接続して、心拍センサの計測値または運動強度をこれらに表示することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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