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公開番号
2025114690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025076647,2023191269
出願日
2025-05-02,2019-08-26
発明の名称
動き情報保存のための方法及び装置
出願人
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250729BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオのコーディングに関して動き情報を保存する方法及び装置を提供する。
【解決手段】動き情報保存方法は、現在のブロック内のサンプルセットと共通の境界との間の距離を決定する段階と、第3の動き情報がサンプルセットに関して保存されるか否かを決定するために、距離を閾値と比較する段階と、を含む。第1の動き情報及び第2の動き情報が異なる参照ピクチャリストからのものである場合、第3の動き情報は第1の動き情報及び第2の動き情報を組み合わせることによって導出され、第1の動き情報及び第2の動き情報が同じ参照ピクチャリストからのものである場合、第3の動き情報は第1の動き情報又は第2の動き情報に等しい。方法はまた、距離の絶対値が閾値よりも小さい場合、第3の動き情報をサンプルセットに関して保存する段階を含む。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
ビットストリームを受信する段階であって、前記ビットストリームは現在のブロックのコードされたデータ及びインジケータを含み、前記現在のブロックは共通の境界によって第1のサブブロック及び第2のサブブロックに分離され、前記第1のサブブロックは第1の動き情報に対応し、前記第2のサブブロックは第2の動き情報に対応し、前記共通の境界は幾何学的区分化モードの分割線である、受信する段階と、
前記ビットストリームをデコードして前記インジケータを取得する段階と、
前記インジケータに基づいて角度パラメータ及び距離パラメータを取得する段階であって、前記角度パラメータは前記幾何学的区分化モードの角度インデックスを指定し、前記距離パラメータは前記幾何学的区分化モードの距離インデックスを指定し、前記角度パラメータはangleIdxによって表され、前記距離パラメータはdistanceIdxによって表される、取得する段階と、
第1の計算パラメータ、第2の計算パラメータ及び第3の計算パラメータに基づいて、前記現在のブロック内のサンプルセットと前記共通の境界との間の距離を決定する段階であって、前記第1の計算パラメータは前記angleIdxに従って予め設定されたルックアップテーブルをチェックすることによって決定され、前記第2の計算パラメータは(angleIdx+8)%32に従って前記予め設定されたルックアップテーブルをチェックすることによって決定され、前記第3の計算パラメータは前記angleIdx及び前記distanceIdxに基づいて決定される、決定する段階と、
前記サンプルセットに関して第3の動き情報を保存するか否かを決定するために前記距離を閾値と比較する段階であって、前記第1の動き情報及び前記第2の動き情報が異なる参照ピクチャリストからのものである場合、前記第3の動き情報は前記第1の動き情報及び前記第2の動き情報を組み合わせることによって導出され、前記第1の動き情報及び前記第2の動き情報が同じ参照ピクチャリストからのものである場合、前記第3の動き情報は前記第1の動き情報又は前記第2の動き情報に等しい、比較する段階と、
前記距離の絶対値が前記閾値よりも小さい場合、前記第3の動き情報を前記サンプルセットに関して保存する段階と、
を含む、デコーディング方法。
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【請求項2】
第1の計算パラメータ、第2の計算パラメータ及び第3の計算パラメータに基づいて、前記距離を決定する前記段階は、
以下の式を使用することによって前記距離を計算する段階を含み、
distFromLine=((x<<N)+K)*P1+((y<<N)+K)*P2-P3
前記distFromLineは前記距離を表し、Kは非負の整数であり、N=1であり、P1、P2、及びP3は、それぞれ、前記第1の計算パラメータ、前記第2の計算パラメータ、及び前記第3の計算パラメータである、請求項1に記載のデコーディング方法。
【請求項3】
前記距離の前記絶対値が前記閾値以上である場合、前記デコーディング方法は、
前記距離が正である場合、前記第1の動き情報を前記サンプルセットに関して保存する段階、又は、
前記距離が負である場合、前記第2の動き情報を前記サンプルセットに関して保存する段階、
をさらに含む、請求項1または2に記載のデコーディング方法。
【請求項4】
前記閾値は予め定められている、請求項1~3のいずれか1項に記載のデコーディング方法。
【請求項5】
前記サンプルセットは、4×4サンプルアレイである、請求項1から4のいずれか一項に記載のデコーディング方法。
【請求項6】
前記第1のサブブロック及び前記第2のサブブロックは、三角形区分、台形区分、又は非対称矩形区分である、請求項1~5のいずれか1項に記載のデコーディング方法。
【請求項7】
前記第1の動き情報は、第1の参照ピクチャリストに基づく片予測動きベクトルを含み、前記第2の動き情報は、第2の参照ピクチャリストに基づく片予測動きベクトルを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のデコーディング方法。
【請求項8】
プロセッサとメモリとを備え、前記プロセッサは、前記メモリに保存された命令を実行して、請求項1~7のいずれか1項に記載のデコーディング方法を実行するように構成された、デコーディング装置。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載のデコーディング方法を実行するように構成された処理回路を含む、ビデオストリームをデコードするための装置。
【請求項10】
実行されると、1又は複数のプロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載のデコーディング方法を実行させる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願の実施形態は、概して、ビデオコーディングの分野に関し、より具体的には、インター予測に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ビデオコーディング(ビデオエンコーディング及びデコーディング)は、例えば、ブロードキャストデジタルTV、インターネット及びモバイルネットワークを介したビデオ送信、ビデオチャット、ビデオ会議、DVD及びブルーレイディスク、ビデオコンテンツの取得及び編集システム、セキュリティアプリケーションのカムコーダー等のリアルタイム会話アプリケーションといった、幅広いデジタルビデオアプリケーションにおいて使用される。
【0003】
比較的短いビデオを描画するためであっても、必要とされるビデオデータの量は、かなりのものであり得、その結果、限定された帯域幅容量を有する通信ネットワークを介してデータがストリームされる又は別の方法で通信されることになる場合、困難が生じる場合がある。したがって、ビデオデータは、一般に、現代の遠隔通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。メモリリソースが限定的であり得るので、ビデオのサイズは、ビデオがストレージデバイスに保存される場合にも問題となり得る。ビデオ圧縮デバイスは、しばしば、ソースにおけるソフトウェア及び/又はハードウェアを用いて、送信又は保存の前にビデオデータをコードし、それによりデジタルビデオイメージを表現するのに必要なデータの量を低減させる。その後、圧縮データは、デスティネーションにおいて、ビデオデータをデコードするビデオ解凍デバイスによって受信される。限定されたネットワークリソース及び増大し続けるより高いビデオ品質の需要に鑑みて、ピクチャ品質をほとんど又は全く犠牲にせずに圧縮比を改善する、改善された圧縮及び解凍技術が望まれている。
【発明の概要】
【0004】
本願の実施形態は、独立請求項に記載のエンコーディング及びデコーディングのための装置及び方法を提供する。
【0005】
上述の目的及び他の目的が独立請求項の主題により達成される。従属請求項、明細書及び図面から、さらなる実装形態が明らかになる。
【0006】
本願の第1の態様によれば、動き情報保存方法であって、現在のブロックが第1のサブブロック及び第2のサブブロックからなり、上記第1のサブブロック及び上記第2のサブブロックは、共通の境界によって分離され、上記第1のサブブロックは、第1の動き情報に対応し、上記第2のサブブロックは、第2の動き情報に対応し、上記方法は、上記現在のブロック内のサンプルセットと上記共通の境界との間の距離を決定する段階と、第3の動き情報が上記サンプルセットに関して保存されるか否かを決定するために、上記距離を閾値と比較する段階であって、上記第3の動き情報は、上記第1の動き情報及び上記第2の動き情報によって導出される、比較する段階と、を備える、動き情報保存方法が開示される。
【0007】
実現可能な実装において、上記第3の動き情報が上記サンプルセットに関して保存されるか否かを決定するために、上記距離を閾値と比較する段階は、上記距離の絶対値が上記閾値以下である場合、上記第3の動き情報が上記サンプルセットに関して保存されることを決定する段階、を含む。
【0008】
実現可能な実装において、上記距離の上記絶対値が上記閾値よりも大きい場合、上記方法は、上記距離が正である場合、上記第1の動き情報が上記サンプルセットに関して保存されることを決定する段階、又は、上記距離が負である場合、上記第2の動き情報が上記サンプルセットに関して保存されることを決定する段階、をさらに備える。
【0009】
実現可能な実装において、閾値は予め定められている。
【0010】
実現可能な実装において、上記閾値は、上記共通の境界と水平方向又は垂直方向との間の幾何学的関係に基づく。
(【0011】以降は省略されています)
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