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公開番号
2025113523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007721
出願日
2024-01-23
発明の名称
画像検査装置、画像検査方法および画像検査プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250728BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】表面画像と裏面画像との位置決めを正確にする。
【解決手段】媒体(7)の一方の面の第1画像を読み取る第1読取部11と、前記媒体の他方の面の第2画像を読み取る第2読取部21と、前記第1読取部に前記第1画像を読み取らせる第1画像取得開始信号から所定時間経過後に、前記第2画像を前記第2読取部に読み取らせる第2画像取得信号を生成する取得信号生成部50aと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体の一方の面の第1画像を読み取る第1読取部と、
前記媒体の他方の面の第2画像を読み取る第2読取部と、
前記第1読取部に前記第1画像を読み取らせる第1画像取得開始信号から所定時間経過後に、前記第2画像を前記第2読取部に読み取らせる第2画像取得信号を生成する取得信号生成部と、
を有する画像検査装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1画像取得開始信号は、時間バラツキを有する信号であり、
前記第2画像取得信号は、前記第1画像取得開始信号よりも時間バラツキが少ない
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項3】
前記第1画像取得開始信号は、プログラムを実行するCPUがポーリング制御によって生成される信号であり、
前記第2画像取得信号は、ハードウェアクロックまたはリアルタイムOSによって生成される信号である
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項4】
優先度が高いプロセスが実行され、CPUのリソースが限られたときには、前記取得信号生成部は、ハードウェアクロックを用いて、前記第2画像取得信号を生成する
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項5】
媒体情報に基づいて媒体色を取得する媒体色取得部を有し、
前記取得信号生成部は、前記媒体色取得部の取得結果に基づいて、前記第2画像取得信号を生成する
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項6】
前記第1読取部が読み取る前記媒体の後方に設けられた第1背景部材と、
前記第2読取部が読み取る前記媒体の後方に設けられた第2背景部材とをさらに備え、
前記第1背景部材および前記第2背景部材が反射率20%以下の黒色であり、
前記取得信号生成部は、前記媒体色取得部で取得した媒体が反射率20%以下の黒色であった場合に、前記第2画像取得信号を生成する
請求項5に記載の画像検査装置。
【請求項7】
前記取得信号生成部は、
前記第1画像取得開始信号を起点としてカウントを開始するカウンター信号生成部と、
所定のカウント値を保持するカウンター値保持部と、
前記カウンター信号生成部のカウント値と前記カウンター値保持部の値とを比較するコンパレータ部とを備え、
前記コンパレータ部は、比較結果が反転した時に前記第2画像の第2画像取得信号を出力し、
前記第2読取部は、前記第2画像取得信号によってスキャンする
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項8】
前記カウンター値保持部は、前記第1読取部と前記第2読取部の距離と、前記第1読取部から前記第2読取部まで前記媒体の搬送速度とを取得し、
前記カウント値は、前記距離と前記搬送速度とに基づいて定められる
請求項7に記載の画像検査装置。
【請求項9】
前記第1読取部が読み取る前記媒体の後方に設けられた第1背景部材と、
前記第2読取部が読み取る前記媒体の後方に設けられた第2背景部材と、
媒体を給紙する給紙部と、
前記媒体に画像を形成する画像形成部と、
媒体搬送路における前記給紙部と前記画像形成部との間に設けられ、前記媒体の色を検知する媒体色取得部と、をさらに備え、
前記第1読取部は、前記第1画像およびその背景画像を読み取り、
前記第2読取部は、前記第2画像およびその背景画像を読み取り、
前記第1背景部材または前記第2背景部材の色と、前記媒体色取得部が検知した媒体色が反射率20%以下の黒色である場合、
前記第2画像取得信号によって、前記第2画像を取得する
請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項10】
前記カウンター値保持部の所定のカウント値は、前記第1読取部と前記第2読取部との距離、前記第1読取部から前記第2読取部との間で搬送される前記媒体の搬送速度、媒体サイズ、媒体坪量、媒体厚、媒体表面性、媒体水分率、媒体抵抗、媒体剛度、媒体種類、媒体厚、外気温、外湿度に応じて決められる
請求項7に記載の画像検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像検査装置、画像検査方法および画像検査プログラムに関し、例えば、画像形成装置に配設されているモータを交換するときに使用するモータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
YMCKトナーに加え、5色目のトナーとして、白トナーを用いた画像形成装置が存在する。また、白トナーの効果を引き出す用紙として黒紙が存在する。これにより、印刷物の付加価値が高められている。また、一般的に、撮像部(イメージセンサ)の背景部材(背景部材)は白色の用紙が読みやすいように黒色となっている。
ところで、このような画像形成装置では、用紙の4隅に画像コンテンツに影響しない程度の小さなトンボ(位置測定用の画像)を印刷し、用紙エッジとトンボとの距離が測定されている。これにより、印刷時の用紙に対する画像の位置合わせが行われる。
【0003】
ここで、画像形成装置で、黒紙に白トナーでトンボを印刷し、トンボが読み取られる場合を考える。例えば、白紙、黒紙混在ジョブの場合、黒紙は、黒色背景部材を背景にして読み取られる。用紙の色と背景部材の色とが近似するため、用紙エッジを検出することが困難であった。用紙エッジが検出できないため、用紙エッジからトンボまでの距離を測定することができなかった。
【0004】
このような問題点を解決するために、特許文献1の画像検査装置では、表裏の画像を読み取り、取得した読取画像のうち何れか一方の用紙輪郭情報(用紙エッジの情報)を、他方の用紙輪郭情報に基づいて推測している。この推測により、特許文献1の画像検査装置は、位置合わせの補正量を取得している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-088701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、表裏の画像を読み取るために、表面画像を読み取る第1読取部と裏面画像を読み取る第2読取部との双方を設けている。これに伴い、特許文献1の技術では、用紙エッジを検出するフォトセンサを個別に設けている。つまり、第1読取部は、第1フォトセンサが用紙エッジを検出してから表面画像を読み取り、第2読取部は、第2フォトセンサが用紙エッジを検出してから裏面画像を読み取っている。
【0007】
また、各々のフォトセンサは、CPU(Central Processing Unit)によるポーリング処理で用紙エッジを検出している。そのため、エッジ検出の判定タイミングに時間バラツキが発生してしまう。特に、CPUがひっ迫しているときには、時間バラツキが大きくなってしまう。結果的に、特許文献1の技術では、媒体の一方の面を第1読取部で読み取った第1画像(表面画像)と他方の面を第2読取部で読み取った第2画像(裏面画像)との位置決めが不正確になっていた。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、第1画像と第2画像との位置決めを正確にすることができる画像検査装置、画像検査方法および画像検査プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
【0010】
(1)媒体の一方の面の第1画像を読み取る第1読取部と、前記媒体の他方の面の第2画像を読み取る第2読取部と、前記第1読取部に前記第1画像を読み取らせる第1画像取得開始信号から所定時間経過後に、前記第2画像を前記第2読取部に読み取らせる第2画像取得信号を生成する取得信号生成部と、を有する画像検査装置。
(【0011】以降は省略されています)
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