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公開番号2025113201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025005876
出願日2025-01-16
発明の名称窩部を検査するためのデバイス及びキット
出願人ティアッカディ ソチエタ ペル アツィオニ
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 1/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】窩部の検査のためのデバイスと、そのデバイスを含む窩部の検査のためのキットと、を提供する。
【解決手段】窩部の検査用のデバイス(1)は、ダイレーター体(2)と、細長い形状を有する把持要素(4)であって、ダイレーター体(2)の端部に対して適用されているか又は適用可能であり、ダイレーター体(2)に対して横切るように配置されており、かつオペレータによって把持可能である、把持要素(4)と、を備えている。デバイス(1)は、支持要素(5)であって、検査用集合体(1000)との可逆な接続を定めるように構成されており、把持要素(4)に対して接続されており、かつ、把持要素(4)に沿って、ダイレーター体(2)に向かってかつ/又はダイレーター体(2)から離れるように、移動可能である、支持要素(5)を備えている。検査用集合体(1000)は、撮影デバイス及び照明デバイスを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
窩部の検査用のデバイス(1)であって、前記デバイス(1)は、
ダイレーター体(2)であって、前記ダイレーター体(2)は、近位端(21)と遠位端(22)の間に、長手方向軸(X)に沿った一般的な延在部を有しており、前記近位端(21)及び前記遠位端(22)は、側壁(23)によって接続されておりかつ前記側壁(23)と一緒に内部体積部分(V)を定めており、前記近位端(21)は、近位開口(PO)を特定しており、かつ、前記遠位端(22)は、前記内部体積部分(V)から前記窩部の境界を定める組織へのアクセスのための、遠位開口(DO)を特定している、ダイレーター体(2)と、
イントロデューサー体(3)であって、前記イントロデューサー体(3)は、使用時には前記ダイレーター体(2)に対して取外し可能な形で適用可能であり、特に、前記イントロデューサー体(3)は、前記近位開口(PO)を通じて、摺動的に前記内部体積部分(V)内へと挿入可能でありかつ前記内部体積部分(V)から係合解除可能である、イントロデューサー体(3)と、
細長い形状を有する把持要素(4)であって、前記把持要素(4)は、前記ダイレーター体(2)の前記近位端(PO)に対して適用されているか又は適用可能であり、前記把持要素(4)は、前記長手方向軸(X)に対して横切るように配置されており、かつ、前記把持要素(4)は、オペレータによって把持可能である、把持要素(4)と、
を備える、前記デバイス(1)において、
前記デバイス(1)は、検査用集合体(1000)との可逆な接続を定めるように構成された支持要素(5)を備えており、
前記支持要素(5)は、前記検査用集合体(1000)を前記内部体積部分(V)に対して外側で支持するために、前記ダイレーター体(2)によって定められる前記内部体積部分(V)に対して外側に配置されており、
前記支持要素(5)は、前記把持要素(4)に対して接続されており、かつ前記把持要素(4)に沿って、前記近位端(PO)に向かってかつ/又は前記近位端(PO)から離れるように、移動可能であり、
前記検査用集合体(1000)は、少なくとも1つの撮影デバイス(100)と、少なくとも1つの照明デバイス(200)と、を備えている、ことを特徴とする、デバイス(1)。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記デバイス(1)は、前記把持要素(4)に配置された案内要素(6)を備えており、前記案内要素(6)は、前記把持要素(4)に沿って延びている事前設定された経路に沿った前記支持要素(5)の移動を案内するように構成されている、請求項1に記載のデバイス(1)。
【請求項3】
前記案内要素(6)は、前記把持要素(4)上に定められており、好ましくは、前記案内要素(6)は、前記把持要素(5)上に定められた、少なくとも1つのレール(6a)の形態である、請求項2に記載のデバイス(1)。
【請求項4】
前記案内要素(6)は、前記把持要素(4)に対して取外し可能な形で適用されており、好ましくは、前記案内要素(6)は、前記把持要素(4)に対して取外し可能な形で適用されているか又は適用可能である、少なくとも1つのレール(6a)の形態である、請求項2に記載のデバイス(1)。
【請求項5】
前記案内要素(6)は、前記事前設定された経路の境界を定めるチャネル(61)を定めており、かつ、前記支持要素(5)は、
前記チャネル(61)内に挿入され、かつ前記チャネル(61)に沿って摺動する、相互接続部分(51)と、
前記チャネル(61)に対して又は前記相互接続部分(51)に対して横切るように延在しており、かつ前記検査用集合体(1000)を支持するように構成されている、接続部分(52)と、を備えている、請求項2から4のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
【請求項6】
前記案内要素(6)は、ロック部材(B)を備えており、前記ロック部材(B)は、前記支持要素(5)を前記把持要素(4)に沿って保持するための、それぞれの複数の事前設定された位置を定めるように構成されており、好ましくは、前記ロック部材(B)は、複数の突出部(62)を備えている、請求項2から5のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
【請求項7】
前記支持要素(5)は、前記把持要素(4)に沿って、
挿入位置であって、前記支持要素(5)が前記ダイレーター体(2)の前記近位開口(PO)に対する遠位位置に配置されている、挿入位置と、
撮影位置であって、前記支持要素(5)が前記ダイレーター体(2)の前記近位開口(PO)に対する近位位置に配置されている、撮影位置と、
観察位置であって、前記支持要素(5)が前記挿入位置と前記撮影位置の間に配置されている、観察位置と、の間で摺動する、請求項1から6のうちいずれか一項に記載のデバイス(1)。
【請求項8】
前記支持要素(5)は、
撮影シート(53)であって、使用時には、前記撮影デバイス(100)を挿入によって受けるように構成されている、撮影シート(53)と、
照明シート(54)であって、使用時には、前記照明デバイス(200)を挿入によって受けるように構成されている、照明シート(54)と、を備えている、請求項1から7のうちいずれか一項に記載のデバイス(1)。
【請求項9】
前記撮影シート(53)及び前記照明シート(54)は、前記接続部分(52)上に定められており、かつ、前記接続部分(52)に対して貫通している、請求項5及び8に記載のデバイス(1)。
【請求項10】
請求項7に従属するときに、
前記撮影シート(53)は、それぞれの撮影軸(Y)に沿って延在しており、前記撮影軸(Y)は、前記撮影位置において、前記ダイレーター体(2)の前記遠位開口(DO)を通過しており、
前記照明シート(54)は、それぞれの照明軸(Z)に沿って延在しており、前記照明軸(Z)は、前記撮影位置及び照明位置の両方において、前記ダイレーター体(2)の少なくとも前記近位開口(PO)を通過しており、好ましくは、前記照明軸(Z)は、前記ダイレーター体(2)の前記遠位開口(DO)も通過している、請求項8又は9に記載のデバイス(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、窩部の検査のためのデバイスと、そのデバイスを含む窩部の検査のためのキットと、に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【0002】
本発明は、有利には、自然に又は外科的に得られた人間の窩部(cavity)又は開口部(orifice)に関する病態の診断の分野に適用されるのであり、診断は、窩部及び開口部の境界を定める組織の視覚的検査によって実行される。
【0003】
排他的ではないものの、特に、本発明は、有利には、肛門直腸及び膣の検査の分野に適用される。結果として、本発明の目的であるデバイスは、排他的ではないものの、好ましくは、肛門鏡、直腸鏡(anoscope、proctoscope、又はrectoscope)、及び膣鏡の代替的な実施形態を有する。
【0004】
先行技術では、ダイレーター体及びイントロデューサー体を備えた検査用のデバイスが知られている。
【0005】
ダイレーター体は中空であり、窩部の境界を定める粘膜に対して視覚的及び操作的にアクセスする遠位開口と、使用時にオペレータにアクセス可能である近位開口との間に、管状の延在部を有している。
【0006】
詳細には、イントロデューサー体も、実質的に尖頭形状を有する遠位端と、オペレータによって把持可能な近位端との間に、管状の延在部を有している。
【0007】
イントロデューサー体は、イントロデューサー体の尖頭端がダイレーター体の遠位端から突出するに至るまで、イントロデューサー体をダイレーター体内部に摺動させることによって、ダイレーター体に結合されるように構成されており、患者の窩部内へのそれの挿入を容易化するように形状決めされたデバイスの外壁が得られる。
【0008】
検査診察の間には、ダイレーター体とイントロデューサー体の間での結合の後に、オペレータは検査用のデバイスを患者の窩部内に挿入し、その後、イントロデューサー体をダイレーター体から抜き出して、ダイレーター体を窩部内に挿入されている状態に維持し、視覚的アクセスを、したがって、ダイレーター体の(オペレータに対する)遠位開口を通じた粘膜の検査を、可能にする。
【0009】
公知のダイレーター体は、画像を検出するためかつ検査されている窩部を照らすためにそれぞれ構成されている検出設備に、例えばカメラ又はイルミネータ等に、結合されている場合がある。
【0010】
現在では、ひとたびダイレーター体が患者の窩部内で正しく位置決めされると、(オペレータに対する)近位開口で、直接、このような結合が得られることが知られている。
(【0011】以降は省略されています)

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