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公開番号2025112609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006938
出願日2024-01-19
発明の名称情報処理装置および制御方法
出願人レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】発音源のインピーダンスに応じて音声信号の出力レベルを調整する。
【解決手段】コントローラとオーディオシステムを備え、コントローラは、オーディオシステムと発音源との接続を検出するとき、発音源に出力する試験信号の出力レベルを測定し、オーディオシステムから発音源に出力する音声信号の出力ゲインを、出力レベルに基づいて定める。本願の実施形態は、情報処理装置としても、制御方法としても実現することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラとオーディオシステムを備え、
前記コントローラは、
前記オーディオシステムと発音源との接続を検出するとき、
前記発音源に出力する試験信号の出力レベルを測定し、
前記オーディオシステムから前記発音源に出力する音声信号の出力ゲインを、
前記出力レベルに基づいて定める
情報処理装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記出力レベルに対応する前記発音源のインピーダンス、前記発音源の定格消費電力および前記オーディオシステムの内部抵抗に基づいて前記出力ゲインを定める
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記発音源のインピーダンス、前記発音源の最大消費電力および前記内部抵抗に基づいて前記音声信号の最大電圧を定める
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記試験信号は、可聴帯域よりも周波数が高い周波数成分を有する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記試験信号を整流して整流信号を出力する整流素子と、
前記整流信号から低域通過信号を抽出する低域通過フィルタを備え、
前記コントローラは、
前記低域通過信号の出力レベルを測定する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記低域通過フィルタは、
前記コントローラと並列に抵抗素子と蓄電素子を備え、
前記コントローラは、
前記試験信号の出力開始から所定時間の経過後に前記出力レベルを検出し、
前記所定時間は、前記抵抗素子の抵抗値と前記蓄電素子の静電容量の積よりも大きい
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コントローラとオーディオシステムを備える情報処理装置の制御方法であって、
前記コントローラが、
前記オーディオシステムと発音源との接続を検出するとき、
前記発音源に出力する試験信号の出力レベルを測定するステップと、
前記オーディオシステムから前記発音源に出力する音声信号の出力ゲインを、
前記出力レベルに基づいて定めるステップと、を実行する
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、情報処理装置および制御方法、例えば、音声信号の出力レベルの制御に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)、スマートフォンなどの情報処理装置は、通例、ネットワークを用いてユーザ所望のコンテンツを取得し、取得したコンテンツを提示可能とする。取得されるコンテンツには、音声が含まれることがある。公共の場所において音声を提示すると、提示された音声が周囲に伝搬し、他人に対して不快感を与えることがある。これを避けるため、音声の再生の際にヘッドホンやイヤホンなど装着型の発音源を用いることがある。
【0003】
他方、従来から多様な発音源が普及している。発音源の機種ごとにインピーダンスが大きく異なる。例えば、ヘッドホンの平均的なインピーダンスは、30~40Ω程度であるが、100Ωを超える高いインピーダンスを有するヘッドホンも普及している。かかるインピーダンスの差異は、情報処理装置から提供される音声信号の出力レベルに影響する。例えば、同じ情報処理装置に接続される場合でも、インピーダンスが大きいヘッドホンほど、音声信号の出力レベルが低下しがちである。音声の出力先とする発音源が切り替えられるとき、音量調整を可能とする音声再生装置が提案されていた。
【0004】
例えば、特許文献1に記載の音声再生装置は、内蔵スピーカ、外部音声出力デバイスを接続可能な外部出力手段、ユーザが音声信号の音量を操作するための音量操作手段、音量操作手段のユーザ操作に応じて音声信号の音量調整を行う音量調整手段、音声信号の出力先を、外部出力手段に外部音声デバイスが接続されている場合、音声信号の出力先を外部出力手段に切り替え、外部出力手段に外部音声出力デバイスが接続されていない場合、内蔵スピーカに切り替え、音声信号の出力先に応じて異なる音量制御を行うことについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-69925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の音声再生装置は、外部出力手段に音声出力デバイスが接続されるか否かに応じて、音声信号の出力先を外部出力手段とするか内蔵スピーカのいずれかに切り替えるかに応じて音量調整を行う。音量調整において、取得される音声信号がユーザ操作により入力されたボリューム値に応じた増幅率で増幅する。しかしながら、外部出力手段に接続される音声出力デバイスのインピーダンスが多様であることが十分に考慮されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は上記の課題を解決するためになされたものであり、本願の一態様に係る情報処理装置は、コントローラとオーディオシステムを備え、前記コントローラは、前記オーディオシステムと発音源との接続を検出するとき、前記発音源に出力する試験信号の出力レベルを測定し、前記オーディオシステムから前記発音源に出力する音声信号の出力ゲインを、前記出力レベルに基づいて定める。
【0008】
上記の情報処理装置において、前記コントローラは、前記出力レベルに対応する前記発音源のインピーダンス、前記発音源の定格消費電力および前記オーディオシステムの内部抵抗に基づいて前記出力ゲインを定めてもよい。
【0009】
上記の情報処理装置において、前記コントローラは、前記発音源のインピーダンス、前記発音源の最大消費電力および前記内部抵抗に基づいて前記音声信号の最大電圧を定めてもよい。
【0010】
上記の情報処理装置において、前記試験信号は、可聴帯域よりも周波数が高い周波数成分を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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