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公開番号
2025112011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006021
出願日
2024-01-18
発明の名称
シート、およびシートの製造方法
出願人
大阪シーリング印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09J
7/20 20180101AFI20250724BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】任意の位置で特定方向に手で容易にカットできるシートを提供する。
【解決手段】樹脂からなる基材を備え、前記基材の第一の引張強度は、85MPa以下であり、前記基材の突き刺し強度は、14.0N以下であり、前記第一の引張強度は、前記基材の表面に平行な複数の方向の少なくとも一つの方向に沿った引張強度である、シート。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂からなる基材を備え、
前記基材の第一の引張強度は、85MPa以下であり、
前記基材の突き刺し強度は、14.0N以下であり、
前記第一の引張強度は、前記基材の表面に平行な複数の方向の少なくとも一つの方向に沿った引張強度である、
シート。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第一の引張強度が30MPa以上である、請求項1に記載のシート。
【請求項3】
前記基材の第二の引張強度は、前記第一の引張強度よりも大きく、
前記第二の引張強度は、前記基材の表面に平行かつ前記第一の引張強度を示す第一方向に直交する第二方向に沿った引張強度である、請求項1または請求項2に記載のシート。
【請求項4】
前記第一方向および前記第二方向の少なくとも一方を特定するマーカーを備える、請求項3に記載のシート。
【請求項5】
前記第二の引張強度が200MPa以下である、請求項3に記載のシート。
【請求項6】
前記第二の引張強度が30MPa以上である、請求項5に記載のシート。
【請求項7】
前記基材がポリプロピレンからなる、請求項1または請求項2に記載のシート。
【請求項8】
セパレータと、
前記セパレータと前記基材との間に設けられた粘着層と、をさらに備える、請求項1または請求項2に記載のシート。
【請求項9】
前記基材は、幅より長い長さを有する長尺材であり、
前記第一の引張強度を示す第一方向が前記長尺材の長さに沿った方向である、請求項1または請求項2に記載のシート。
【請求項10】
前記長尺材の第一面に設けられた粘着層と、
前記長尺材の第二面に設けられた剥離層と、をさらに備える、請求項9に記載のシート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート、およびシートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラスチックフィルムからなる基材上に導電性インキで自由形状線を形成した後に電子線または電気放電処理を施すことで、導電性インキ部分にミシン目線またはハーフカット線を設ける易開封性包装材の製造方法が開示されている。ミシン目線またはハーフカット線は、電子線または電気放電処理に伴う導電性インキの発熱により基材が溶融されることで形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-187224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、電子線または電気放電処理は、導電性インキを発熱させるために施されており、導電性インキがない部分の基材の機械的特性には実質的に影響をおよぼさない。よって、上記技術では、導電性インキによる自由形状線からなるミシン目線またはハーフカット線の位置でしか基材を含む包装材をカットできない。
【0005】
本発明の目的の一つは、任意の位置で特定方向に手で容易にカットできるシートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係るシートは、樹脂からなる基材を備える。前記基材の第一の引張強度は、85MPa以下である。前記基材の突き刺し強度は、14.0N以下である。前記第一の引張強度は、前記基材の表面に平行な複数の方向の少なくとも一つの方向に沿った引張強度である。
【0007】
第一の引張強度を示す方向は一つであってもよいし、複数であってもよい。例えば、第一の引張強度は、複数の方向のうちいずれか一つの方向に沿った引張強度であってもよい。この場合、第一の引張強度は、複数の方向の引張強度のうち最も値の小さい引張強度である。第一の引張強度は、複数の方向の二つ以上の各々の方向に沿った引張強度であってもよい。この場合、複数の第一の引張強度は、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
【0008】
上記(1)のシートは、任意の位置で特定方向に手で容易にカットすることができる。特定方向は、第一の引張強度を示す第一方向に直交する第二方向である。この第二方向は、手でシートをカットする際、シートの破断が進展する方向である。第一の引張強度を示す第一方向が一つであれば、第一方向と第二方向のペアは一つである。第一の引張強度を示す第一方向が複数あれば、第一方向と第二方向のペアは複数である。第一方向と第二方向のペアが複数であれば、手で容易にカットできる方向が複数存在する。
【0009】
突き刺し強度が14.0N以下であることで、基材を手でカットするように基材に力を加えると、基材に破断の起点が形成される。第一の引張強度が85MPa以下であることで、上記破断の起点から第二方向に沿って破断が進展しつつ第一方向に基材が分断される。基材が特定の引張強度および突き刺し強度を満たすことで、ミシン目線またはハーフカット線がなくても、基材を第二方向に手で容易にカットすることができる。第二方向へのカットには、第二方向に略沿ってカットできることはもちろん、第二方向に対して若干の傾きを有して斜めにカットすることも含む。
【0010】
(2)上記(1)のシートにおいて、前記第一の引張強度が30MPa以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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