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公開番号
2025110545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004435
出願日
2024-01-16
発明の名称
医用画像撮像装置及びその制御方法
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
A61B
6/46 20240101AFI20250722BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】表示される断面画像の位置を被検者の傍にいる術者が容易に指定可能な医用画像撮像装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】被検者が載置される寝台と、前記被検者から得られる信号を検出する検出部を有するスキャンガントリ部と、前記検出部から送信される検出信号を用いて医用画像を生成する画像生成部と、前記医用画像を表示する表示部と、前記寝台の上の前記被検者を撮影するカメラを備える医用画像撮像装置であって、前記カメラによって得られるカメラ画像に基づいて、前記被検者を撮像した範囲である撮像範囲を算出する撮像範囲算出部と、前記被検者の傍にいる術者の動作によって指定される位置である指定位置を取得する指定位置取得部と、前記撮像範囲と前記指定位置とに基づいて、前記術者が見るモニタに表示される断面画像を生成する断面画像生成部をさらに備えることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被検者が載置される寝台と、前記被検者から得られる信号を検出する検出部を有するスキャンガントリ部と、前記検出部から送信される検出信号を用いて医用画像を生成する画像生成部と、前記医用画像を表示する表示部と、前記寝台の上の前記被検者を撮影するカメラを備える医用画像撮像装置であって、
前記カメラによって得られるカメラ画像に基づいて、前記被検者を撮像した範囲である撮像範囲を算出する撮像範囲算出部と、
前記被検者の傍にいる術者の動作によって指定される位置である指定位置を取得する指定位置取得部と、
前記撮像範囲と前記指定位置とに基づいて、前記術者が見るモニタに表示される断面画像を生成する断面画像生成部をさらに備えることを特徴とする医用画像撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の医用画像撮像装置であって、
前記指定位置取得部は、前記カメラ画像から求められる前記術者の手の位置に基づいて前記指定位置を取得することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項3】
請求項2に記載の医用画像撮像装置であって、
前記断面画像生成部は、前記カメラ画像から求められる前記術者の手の向きに基づいて前記断面画像を生成することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項4】
請求項3に記載の医用画像撮像装置であって、
前記断面画像生成部は、前記術者の手の向きが、前記被検者の体軸方向と平行な鉛直面と平行であるとき、前記断面画像としてサジタル画像を生成することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項5】
請求項3に記載の医用画像撮像装置であって、
前記断面画像生成部は、前記術者の手の向きが、前記被検者の体軸方向と平行な水平面と平行であるとき、前記断面画像としてコロナル画像を生成することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項6】
請求項3に記載の医用画像撮像装置であって、
前記断面画像生成部は、前記術者の手の向きが、前記被検者の体軸方向と直交する面と平行であるとき、前記断面画像としてアキシャル画像を生成することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項7】
請求項1に記載の医用画像撮像装置であって、
前記指定位置取得部は、前記術者が装着する眼鏡デバイスによって検知される視線位置に基づいて前記指定位置を取得することを特徴とする医用画像撮像装置。
【請求項8】
被検者が載置される寝台と、前記被検者から得られる信号を検出する検出部を有するスキャンガントリ部と、前記検出部から送信される検出信号を用いて医用画像を生成する画像生成部と、前記医用画像を表示する表示部と、前記寝台の上の前記被検者を撮影するカメラを備える医用画像撮像装置の制御方法であって、
前記カメラによって得られるカメラ画像に基づいて、前記被検者を撮像した範囲である撮像範囲を算出する撮像範囲算出ステップと、
前記被検者の傍にいる術者の動作によって指定される位置である指定位置を取得する指定位置取得ステップと、
前記撮像範囲と前記指定位置とに基づいて、前記術者が見るモニタに表示される断面画像を生成する断面画像生成ステップを備えることを特徴とする医用画像撮像装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者の医用画像を撮像する医用画像撮像装置に係り、特に被検者の傍にいる術者が断面画像の位置を指定する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
医用画像撮像装置は、被検者から得られる信号、例えば被検者を透過するX線や被検者から生じる核磁気共鳴信号等を検出部で検出することにより、被検者の診断等に用いられる医用画像である断層画像を撮像する装置である。画像診断のためには、操作者が望む位置での医用画像が迅速に表示されることが好ましい。
【0003】
特許文献1には、固定器具によって固定された被検者の座標系と、医用画像撮像装置によって撮像された医用画像の座標系とを、被検者の外形情報を用いて関連付け、一方で指定された点を他方において表示することが開示される。例えば、医用画像上でマウスポインタによって指定された点が、ライトガイドから照射される光によって被検者の体表上に表示されたり、被検者の体表や体内でポインティング装置によって指定された点が、医用画像上にマークで示されたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-173352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1では、被検者の傍にいる術者が断面画像の位置を指定することに対する配慮が不足している。被検者の傍にいる術者は、被検者の状態を確認できるものの、操作ユニットにて動作するマウスポインタを操作することができない。また被検者の体表や体内での点を指定するポインティング装置は一般的ではない。
【0006】
そこで本発明は、表示される断面画像の位置を被検者の傍にいる術者が容易に指定可能な医用画像撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、被検者が載置される寝台と、前記被検者から得られる信号を検出する検出部を有するスキャンガントリ部と、前記検出部から送信される検出信号を用いて医用画像を生成する画像生成部と、前記医用画像を表示する表示部と、前記寝台の上の前記被検者を撮影するカメラを備える医用画像撮像装置であって、前記カメラによって得られるカメラ画像に基づいて、前記被検者を撮像した範囲である撮像範囲を算出する撮像範囲算出部と、前記被検者の傍にいる術者の動作によって指定される位置である指定位置を取得する指定位置取得部と、前記撮像範囲と前記指定位置とに基づいて、前記術者が見るモニタに表示される断面画像を生成する断面画像生成部をさらに備えることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、被検者が載置される寝台と、前記被検者から得られる信号を検出する検出部を有するスキャンガントリ部と、前記検出部から送信される検出信号を用いて医用画像を生成する画像生成部と、前記医用画像を表示する表示部と、前記寝台の上の前記被検者を撮影するカメラを備える医用画像撮像装置の制御方法であって、前記カメラによって得られるカメラ画像に基づいて、前記被検者を撮像した範囲である撮像範囲を算出する撮像範囲算出ステップと、前記被検者の傍にいる術者の動作によって指定される位置である指定位置を取得する指定位置取得ステップと、前記撮像範囲と前記指定位置とに基づいて、前記術者が見るモニタに表示される断面画像を生成する断面画像生成ステップを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、表示される断面画像の位置を被検者の傍にいる術者が指定可能な医用画像撮像装置及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1のX線CT装置の全体構成の一例を示す図である。
術者のいる位置と寝台について説明する図である。
実施例1の機能ブロックの一例を示す図である。
実施例1の処理の流れの一例を示す図である。
実施例1の処理の流れの一例を補足説明する図である。
術者の視線の位置について説明する図である。
複数の断層画像から生成される多断面画像を示す図である。
実施例2の処理の流れの一例を示す図である。
サジタル画像の指定について説明する図である。
コロナル画像の指定について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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