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公開番号2025116239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025093893,2022563621
出願日2025-06-05,2021-10-08
発明の名称構造物の点検支援装置、構造物の点検支援方法及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250731BHJP(計算;計数)
要約【課題】コメント作業の効率化及び所見等のコメントの平準化が可能な、構造物の点検支援装置、構造物の点検支援方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、プロセッサは、対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、選択された対象構造物に関する情報に基づいて、対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、コメントをディスプレイに表示する表示処理と、を行い、作成処理は、機械学習を用いて対象構造物の損傷に対するコメントとして作成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、
前記プロセッサは、
対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、
選択された前記対象構造物に関する情報に基づいて、前記対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、
前記コメントをディスプレイに表示する表示処理と、
を行い、
前記作成処理は、機械学習を用いて前記対象構造物の損傷に対する前記コメントを作成する、構造物の点検支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記対象構造物の3次元モデルを表示させる処理を行い、
前記選択処理は、前記対象構造物に関する情報として、ユーザが指定した前記3次元モデルの特定の位置の選択を受け付ける、請求項1に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項3】
プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、
前記プロセッサは、
対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、
選択された前記対象構造物に関する情報に基づいて、前記対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、
前記コメントをディスプレイに表示する表示処理と、
前記対象構造物の3次元モデルを表示させる処理と、
を行い、
前記選択処理は、前記対象構造物に関する情報として、ユーザが指定した前記3次元モデルの特定の位置の選択を受け付ける、構造物の点検支援装置。
【請求項4】
前記選択処理は、損傷の程度が最も進行している損傷の選択を受け付ける、請求項1から3のいずれか一項に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項5】
プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、
前記プロセッサは、
対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、
選択された前記対象構造物に関する情報に基づいて、前記対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、
前記コメントをディスプレイに表示する表示処理と、
を行い、
前記選択処理は、損傷の程度が最も進行している損傷の選択を受け付ける、構造物の点検支援装置。
【請求項6】
前記選択処理は、最も損傷の程度が大きい損傷を選択する、請求項4又は5に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項7】
前記選択処理は、損傷の進行速度が最も速い損傷を選択する、請求項4又は5に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項8】
前記選択処理は、損傷のサイズが最も大きい損傷を選択する、請求項4又は5に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項9】
前記選択処理は、材料ごとに決められた損傷原因を選択する、請求項1から8のいずれか一項に記載の構造物の点検支援装置。
【請求項10】
プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、
前記プロセッサは、
対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、
選択された前記対象構造物に関する情報に基づいて、前記対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、
前記コメントをディスプレイに表示する表示処理と、
を行い、
前記選択処理は、材料ごとに決められた損傷原因を選択する、構造物の点検支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の点検支援装置、構造物の点検支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
社会的なインフラストラクチャーとして、橋梁、トンネル等の構造物が存在する。これらの構造物には損傷が発生し、その損傷は進行する性質を持つため、定期的に点検を行うことが求められる。
【0003】
構造物を点検した調査員は点検の結果を示す帳票として構造物の管理者等により定められた点検要領に基づいて所定形式の点検調書を作成する必要がある。所定形式で作成された損傷図を見ることにより、実際に点検した調査員とは異なる専門家であっても、構造物の損傷の進行状況を把握し、その構造物の維持管理計画を策定することが可能になる。
【0004】
同様に、マンションやオフィスビルなどの構造物においても、定期的にその状態が検査され、検査結果に基づいて補修や修繕が行われる。検査においては、検査報告書が作成される。検査報告書の作成に関し、特許文献1は、検査報告書の作成に要する時間を短縮できるシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-082933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
構造物の点検調書には損傷に対する対策区分や健全性等の判定の根拠とその考え方を、所見欄にコメントとして記載する。しかしながら、様々なデータを参照しながらコメントを作成する必要があり、作業が煩雑である。また、作成者の習熟度等の人的な要因でコメントにばらつきが発生する場合もある。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、コメント作業の効率化及び所見等のコメントの平準化が可能な、構造物の点検支援装置、構造物の点検支援方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様の構造物の点検支援装置は、プロセッサを備える構造物の点検支援装置であって、プロセッサは、対象構造物の撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方を含む対象構造物に関する情報の選択を受け付ける選択処理と、選択された対象構造物に関する情報に基づいて、対象構造物の損傷に対するコメントを作成する作成処理と、コメントをディスプレイに表示する表示処理と、を行う。
【0009】
第2の態様の構造物の点検支援装置において、作成処理は、撮影画像及び損傷情報の少なくとも一方に基づいて、対象構造物の損傷に対する少なくとも一つのコメントを作成する。
【0010】
第3の態様の構造物の点検支援装置において、作成処理は、機械学習を用いて対象構造物の損傷に対するコメントとして作成する。
(【0011】以降は省略されています)

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