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公開番号
2025110379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024215163
出願日
2024-12-10
発明の名称
発電リム装置
出願人
巨鎧精密工業股ふん有限公司
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B60B
7/00 20060101AFI20250718BHJP(車両一般)
要約
【課題】ホイールリムボディに装着される発電手段に放熱効果を提供する発電リム装置の提供。
【解決手段】発電リム装置200は、発電手段4が組み込まれるセンタースロット311が凹設されるセンタープレート310を有するホイールリムボディ3と、発電手段4及びセンタースロット311を覆うようにホイールリムボディ3のセンタープレート310に取り付けられると共に、環状に設けられ且つ外部環境及びセンタースロット311に連通する通気通路構造が形成されているカバー手段5と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
センタースロットが凹設されるセンタープレートを有するホイールリムボディと、
前記ホイールリムボディによる駆動で電気を生成できるように前記センタースロットに組み込まれる発電手段と、
前記発電手段及び前記センタースロットを覆うように前記ホイールリムボディの前記センタープレートに取り付けられると共に、環状に設けられ且つ外部環境及び前記センタースロットに連通する通気通路構造が形成されているカバー手段と、
前記カバー手段に取り付けられると共に、前記発電手段と電気的に接続して前記発電手段が生成した交流電流を直流電流に変換する回路手段と、を備える発電リム装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記カバー手段は、軸心に沿って前記センタープレートに同軸に装着されるリングシートユニットと、前記リングシートユニットに装着される装飾カバーと、を有し、
前記リングシートユニットは前記センタースロットに連通する内側包囲空間を囲んで画成し、且つ、前記回路手段を装着するための装着空間を内部に画成し、
前記装飾カバーは前記内側包囲空間を覆い、
前記通気通路構造は前記装飾カバーと前記リングシートユニットとの間に形成されて前記装飾カバーの周囲に配置されて外部環境と前記内側包囲空間とに連通する、請求項1に記載の発電リム装置。
【請求項3】
前記通気通路構造は、前記装飾カバーの周囲に沿って延伸して外部環境に連通する外側環状通路と、それぞれ前記外側環状通路から前記内側包囲空間まで延伸して前記外側環状通路と前記内側包囲空間に連通し、且つ、互いに離れて配置される複数の通気溝と、を有する、請求項2に記載の発電リム装置。
【請求項4】
前記装飾カバーは、前記軸心に沿って前記リングシートユニットに同軸に装着されて前記内側包囲空間を覆うプレートボディと、前記軸心を中心として角度間隔をおいて配置されると共に、前記プレートボディから前記軸心に沿って前記リングシートユニット に向かって延伸する複数の第1のフィン部材と、を有し、
前記外側環状通路は、前記プレートボディの外周と前記リングシートユニットとの間に形成され、各前記通気溝は、それぞれ隣接する2つの前記第1のフィン部材の間に配置される、請求項3に記載の発電リム装置。
【請求項5】
前記リングシートユニットは、前記ホイールリムボディに固定される内側リングシートと、前記内側リングシートに固定される外側リングシートと、を有し、
前記外側リングシートは、前記内側リングシートと共に前記装着空間及び前記内側包囲空間を画成する外側リングボディと、前記外側リングボディの内周面から前記内側包囲空間内に延伸する環状装着壁部と、を有し、
前記装飾カバーは前記環状装着壁部に当接するように前記内側包囲空間内に装着される、請求項4に記載の発電リム装置。
【請求項6】
各前記第1のフィン部材は、前記環状装着壁部側へ突起する長さが前記プレートボディの外周面側から内周面側へと段々に増えていくように形成される、請求項5に記載の発電リム装置。
【請求項7】
前記カバー手段は、軸心に沿って前記センタープレートに同軸に装着されるリングシートユニットと、前記リングシートユニットに装着される装飾カバーと、を有し、
前記リングシートユニットは前記回路手段を装着するための装着空間を内部に画成し、且つ、前記センタースロットに連通する内側包囲空間を囲んで画成し、
前記通気通路構造は前記リングシートユニットの外周面に沿って配置されて外部環境と前記内側包囲空間とに連通し、
前記装飾カバーは前記内側包囲空間を覆う、請求項1に記載の発電リム装置。
【請求項8】
前記リングシートユニットは、前記ホイールリムボディに固定される内側リングシートと、前記内側リングシートに固定されると共に、前記内側リングシートと共に前記装着空間及び前記内側包囲空間を画成する外側リングシートと、を有し、
前記内側リングシートは、前記ホイールリムボディの前記センタープレートに面する内側環状面を有し、
前記通気通路構造は、
前記軸心を中心として角度間隔を置くように前記内側環状面に凹設され、且つ、それぞれ前記内側環状面の外周から内周へ延伸する複数の通気溝を有する、請求項7に記載の発電リム装置。
【請求項9】
前記リングシートユニットは、前記ホイールリムボディに固定される内側リングシートと、前記内側リングシートに固定される外側リングシートと、を有し、
前記内側リングシートは、前記外側リングシートと共に前記装着空間及び前記内側包囲空間を画成する内側環状部と、前記軸心を取り囲むように配置される複数の第2のフィン部材とを有し、
前記内側環状部は、前記センタープレートに面する内側環状面を有し、
各前記第2のフィン部材は、
前記内側環状面から前記センタープレート側へ延伸し、 前記通気通路構造は、それぞれ隣接する2つの前記第2のフィン部材の間に配置され且つ外部環境及び前記内側包囲空間に連通する複数の通気溝を有する、請求項7に記載の発電リム装置。
【請求項10】
前記ホイールリムボディは、
前記センタープレート及び前記センタースロットを画成する内側フレームと、
前記内側フレームから離れて前記内側フレームを囲む外側フレームと、前記内側フレームの外周において前記内側フレームの外周面から前記外側フレームの内周面までそれぞれ延伸する複数のスポーク部と、を有し、
前記内側フレームは、前記センタープレートに凹設されると共に、前記センタースロットから各前記スポーク部へとそれぞれ放射状に延伸する複数の連通経路を更に有し、
各前記スポーク部にはそれぞれ1つの対応する前記連通経路に連通する収容溝が形成される、請求項1に記載の発電リム装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はホイールリムに関し、特に、発電リム装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
エネルギー節約と二酸化炭素排出削減は、世界の多くの国が積極的に推進している政策である。エネルギー節約や自然エネルギーを発電に利用して二酸化炭素排出量を削減する以外に、移動体の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して再利用することにも重点が置かれている。例えば、自動車が動くとき、車輪の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して再利用する。
【0003】
現在、例えば特許文献1に記載されるように、回転運動エネルギーを電気エネルギーに変換できる発電構造がホイールリムに配置される構成は提案されているが、このような発電構造の設計には回転運動エネルギーの変換時に発生する熱の放熱が考慮されていないため、ホイールリムの中央部が過熱する危険性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-49314号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明は従来技術の少なくとも1つの欠点を解決する発電リム装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、本発明はセンタースロットが凹設されるセンタープレートを有するホイールリムボディと、
前記ホイールリムボディによる駆動で電気を生成できるように前記センタースロットに組み込まれる発電手段と、
前記発電手段及び前記センタースロットを覆うように前記ホイールリムボディの前記センタープレートに取り付けられると共に、環状に設けられ且つ外部環境及び前記センタースロットに連通する通気通路構造が形成されているカバー手段と、
前記カバー手段に取り付けられると共に、前記発電手段と電気的に接続して前記発電手段が生成した交流電流を直流電流に変換する回路手段と、を備える発電リム装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明はホイールリムボディに装着されるカバー手段に通気通路構造を構成することにより、ホイールリムボディに駆動される発電手段の稼動中に生成される熱は、効果的に放出することができるので、発電手段がオーバーヒートするリスクが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の発電リム装置の第1の実施形態が示される斜視図である。
同第1の実施形態が示される一部分解斜視図である。
同第1の実施形態が示される一部断面図である。
図3の一部拡大断面図である。
同第1の実施形態における装飾カバーの構成が示される斜視図である。
同第1の実施形態における通気通路構造の構成が示される一部拡大正面図である。
本発明の発電リム装置の第2の実施形態の構成が示される一部分解斜視図である。
同第2の実施形態が示される一部拡大断面図である。
本発明の発電リム装置の第3の実施形態の構成が示される一部分解斜視図である。
同第3の実施形態が示される一部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態の目的、技術手段、及び利点をより明確に説明するために、以下、本発明の実施形態の添付図面を組み合わせて、本発明の実施形態における技術手段に対して明確且つ詳細に説明する。説明する実施形態は、本発明の一部の実施形態であり、すべての実施形態ではないことが明らかであろう。通常、添付図面に描きまた示す本発明の実施形態の部品は各種異なる配置で布置及び設計することができる。したがって、以下、添付図面中に提供した本発明の実施形態の詳細説明は、本発明の保護範囲に対していかなる制限も構成せず、単に本発明の選択された実施形態を示すのみである。
【0010】
本発明について詳しく説明する前に、以下の説明では、同じ役割や機能を果たす要素に関しては、全く同じ構成を有しなくても同じ番号で表されることに留意されたい。
(【0011】以降は省略されています)
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