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公開番号
2025108811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002227
出願日
2024-01-11
発明の名称
LED電流制御回路及びLED照明装置
出願人
サンケン電気株式会社
,
台湾三墾電気股分有限公司
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
45/325 20200101AFI20250716BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】クローズループ制御に干渉する微小な外乱等があっても、無調光時の「ちらつき」を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】電流設定値が変更中の変更期間及び変更期間に引き続くカウント期間において、PWM生成部25は、Ton値(FB)でPWM信号を生成するクローズループ制御を実行し、カウント期間において、Ton値(FB)の電流設定値の調光方向と逆方向の変動をカウント(累積)したカウント値(累積値)が予め設定された閾値(th)に到達すると、電流設定値が変更されるまで、PWM生成部25は、Ton値(Hold)でPWM信号を生成するオープンループ制御を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
LED光源部に供給するLED電流を制御するPWM信号を生成するLED電流制御回路であって、
前記LED電流の電流設定値と電流検出値とに基づいてオン幅指定値を単位時間の周期毎に生成するオン幅生成部と、
前記オン幅指定値で指定されるオン幅の前記PWM信号を前記単位時間の周期毎に生成するPWM生成部と、
前記PWM生成部で前記オン幅の指定に用いた前記オン幅指定値をオン幅保持値として保持するオン幅保持部と、を備え、
前記電流設定値が変更中の変更期間及び前記変更期間に引き続くカウント期間において、前記PWM生成部は、前記オン幅指定値で前記PWM信号を生成するクローズループ制御を実行し、
前記カウント期間において、前記オン幅指定値の前記電流設定値の調光方向と逆方向の変動を累積した累積値が予め設定された閾値に到達すると、前記電流設定値が変更されるまで、前記PWM生成部は、前記オン幅保持値で前記PWM信号を生成するオープンループ制御を実行することを特徴とするLED電流制御回路。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
LED光源部と、
スイッチング素子のオンオフ制御によって生成したLED電流を前記LED光源部に供給する電源回路と、
前記スイッチング素子をオンオフ制御するPWM信号を生成するLED電流制御回路と、を備えたLED照明装置であって、
前記LED電流制御回路は、
前記LED電流の電流設定値と電流検出値とに基づいてオン幅指定値を単位時間の周期毎に生成するオン幅生成部と、
前記オン幅指定値で指定されるオン幅の前記PWM信号を前記単位時間の周期毎に生成するPWM生成部と、
前記PWM生成部で前記オン幅の指定に用いた前記オン幅指定値をオン幅保持値として保持するオン幅保持部と、を備え、
前記電流設定値が変更中の変更期間及び前記変更期間に引き続くカウント期間において、前記PWM生成部は、前記オン幅指定値で前記PWM信号を生成するクローズループ制御を実行し、
前記カウント期間において、前記オン幅指定値の前記電流設定値の調光方向と逆方向の変動を累積した累積値が予め設定された閾値に到達すると、前記電流設定値が変更されるまで、前記PWM生成部は、前記オン幅保持値で前記PWM信号を生成するオープンループ制御を実行することを特徴とするLED照明装置。
【請求項3】
前記オン幅生成部は、前記電流設定値と前記電流検出値とに基づいて、エラー補償器で前記オン幅指定値を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
【請求項4】
前記PWM生成部は、三角波または鋸波と前記オン幅指定値とを比較して前記PWM信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の実施の形態は、LED電流制御回路及びLED照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される従来のLED駆動装置は、駆動電流を生成する定電流駆動部に対して、予め定めた固定のオンパルス期間を持つ駆動信号を用いて交流電圧から変換した直流電圧を供給することで、低輝度時のチラツキ低減を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-96101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、LED光源部に供給するLED電流は、電流設定値と電流検出値とに基づくクローズループ制御で生成される。クローズループ制御では、電流設定値と電流検出値とが等しくなるように制御され、電流設定値が変更されない無調光時は、外乱がなければLLED電流(電流設定値)が一定となる。しかしながら、クローズループ制御に干渉する入力変動や負荷変動さらには、アナログ電流設定値に重畳するノイズ等の外乱がある場合、無調光時であっても、LED電流(電流設定値)は、変動して「ちらつき(フリッカー)」が生じてしまう。外乱による「ちらつき」は、フィルタ制御等によって解消することが困難である。
【0005】
本開示は、クローズループ制御に微小な外乱等があっても、無調光時の「ちらつき」を抑制できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のLED電流制御回路は、LED光源部に供給するLED電流を制御するPWM信号を生成するLED電流制御回路であって、前記LED電流の電流設定値と電流検出値とに基づいてオン幅指定値を単位時間の周期毎に生成するオン幅生成部と、前記オン幅指定値で指定されるオン幅の前記PWM信号を前記単位時間の周期毎に生成するPWM生成部と、前記PWM生成部で前記オン幅の指定に用いた前記オン幅指定値をオン幅保持値として保持するオン幅保持部と、を備え、前記電流設定値が変更中の変更期間及び前記変更期間に引き続くカウント期間において、PWM生成部は、前記オン幅指定値で前記PWM信号を生成するクローズループ制御を実行し、前記カウント期間において、前記オン幅指定値の前記電流設定値の調光方向と逆方向の変動を累積した累積値が予め設定された閾値に到達すると、前記電流設定値が変更されるまで、前記PWM生成部は、前記オン幅保持値で前記PWM信号を生成するオープンループ制御を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、クローズループ制御に微小な外乱等があっても、無調光時の「ちらつき」を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係るLED照明装置の実施の形態の構成を示す回路図である。
図1に示す制御部によるPWM信号の生成動作を示すフローチャートである。
調光信号が明るくなる方向に変更された際のTon値の推移を示す図である。
調光信号が暗くなる方向に変更された際のTon値の推移を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
【0010】
本実施の形態のLED照明装置1は、図1を参照すると、直流電源Vinを入力電源とし、LED電源装置2と、LED光源部3と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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