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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025107633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024000961
出願日
2024-01-09
発明の名称
画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250714BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】凹凸のある用紙に形成される下地画像の位置精度を向上させる。
【解決手段】画像形成装置は、用紙を搬送する搬送部と、用紙上に画像を形成する画像形成部と、画像形成部より上流側に設けられた第1用紙読取部と、画像形成部より下流側に設けられた第2用紙読取部と、を備える。画像形成装置は、第1用紙読取部に、補正用用紙を読み取らせ、第1読取画像を生成させ、第1読取画像から取得した補正用用紙の表面の凹凸情報に基づいて、補正用下地画像の画像データを生成し、画像形成部を制御して、補正用下地画像の画像データに基づいて、補正用用紙上に補正用下地画像を形成させる。画像形成装置は、第2用紙読取部に、補正用下地画像が形成された補正用用紙を読み取らせ、第2読取画像を生成させ、第2読取画像から画像形成部における画像形成位置に関する補正値を求め、当該補正値に基づいて、画像形成部における画像形成位置を補正する。
【選択図】図8B
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙を搬送する搬送部と、
前記用紙上に画像を形成する画像形成部と、
用紙搬送方向において前記画像形成部より上流側に設けられた第1用紙読取部と、
前記第1用紙読取部に、前記用紙を読み取らせ、読取画像を生成させ、前記読取画像から取得した前記用紙の表面の凹凸情報に基づいて、下地画像の画像データを生成し、前記画像形成部を制御して、前記下地画像の画像データに基づいて、前記用紙上に前記下地画像を形成させる制御部と、
用紙搬送方向において前記画像形成部より下流側に設けられた第2用紙読取部と、
を備える画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記第1用紙読取部に、補正用用紙を読み取らせ、第1読取画像を生成させ、
前記第1読取画像から取得した前記補正用用紙の表面の凹凸情報に基づいて、補正用下地画像の画像データを生成し、
前記画像形成部を制御して、前記補正用下地画像の画像データに基づいて、前記補正用用紙上に前記補正用下地画像を形成させ、
前記第2用紙読取部に、前記補正用下地画像が形成された前記補正用用紙を読み取らせ、第2読取画像を生成させ、
前記第2読取画像から前記画像形成部における画像形成位置に関する補正値を求め、
当該補正値に基づいて、前記画像形成部における画像形成位置を補正する画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第2読取画像から前記補正用用紙に対する前記補正用下地画像の位置ずれ量を算出し、当該位置ずれ量から前記補正値を求める請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記画像形成部を制御して、前記画像形成部における画像形成位置に関する条件を変えて、前記補正用用紙上に複数の前記補正用下地画像を形成させ、
前記第2読取画像から複数の前記補正用下地画像に対応する領域を検出し、当該検出された各領域のうち濃淡差が最も小さい領域に対応する条件を、前記補正値を求めるための条件として選択する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記画像形成部を制御して、前記画像形成部における画像形成位置に関する条件を変えて、前記補正用下地画像の前記補正用用紙と反対側に一次元又は二次元方向に情報を有するコード画像の層が載るように、前記補正用用紙上に複数の前記補正用下地画像及び前記コード画像を形成させ、
前記第2読取画像から複数の前記補正用下地画像に対応する領域を検出し、当該検出された各領域のうち前記コード画像の誤読率が最も小さい領域に対応する条件を、前記補正値を求めるための条件として選択する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記用紙上の一部の領域に、前記下地画像を形成させる請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記一部の領域は、一次元若しくは二次元方向に情報を有するコード画像、検査画像、テストパターン画像又はトンボ画像が形成される領域である請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成部は、相互に異なる色の画像を形成する複数の作像部を有し、
前記制御部は、画像形成ジョブにおける画像とは異なる色で前記下地画像を形成させる請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記複数の作像部のうち2色以上の色に対応する作像部により、前記下地画像を形成させる請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記読取画像における前記用紙の表面の凹部に対応する濃度に応じて、前記下地画像の色又は色数を制御する請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
用紙搬送方向において前記画像形成部より下流側に搬送された用紙を反転させ、当該反転された用紙を再度前記画像形成部に供給する反転部を備え、
前記制御部は、前記画像形成部において前記用紙に画像を形成させずに当該用紙を前記反転部に送り出し、前記反転部により反転され、再度供給された用紙上に、前記画像形成部において前記下地画像を形成させる請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷用紙の一つとして、エンボス紙が利用されている。エンボス紙は、用紙の表面に凹凸加工が施されている。エンボス紙を読み取って得られた読取画像は、凹凸情報を含むものとなる。
【0003】
例えば、エンボス紙に一次元又は二次元コード画像が形成された場合、用紙表面の凹凸の段差により、画像が途切れたり、歪んだりする。このため、エンボス紙上においては、コード画像が正確に再現されることは難しい。この結果、コードリーダーの読み取りにおいて異常が発生し、正しいコード情報が得られないおそれがある。
【0004】
また、エンボス紙に濃度又は色の自動調整用のパッチ画像が形成された場合、用紙表面の凹凸の段差により、濃度ムラが生じ、パッチ画像の濃度が正確に再現されない。このことが、自動調整の精度を低下させる要因となっている。エンボス紙に検品用の画像が形成される場合にも、同様に、自動検品ができない場合がある。
このように、エンボス紙に形成されるコード画像、パッチ画像等の画質を向上させ、印刷精度の改善を図る必要がある。
【0005】
特許文献1には、エンボス紙の表面に透明トナー又は白色トナーで下地画像を形成し、凹凸の段差を小さくすることで、その上に形成されるコード画像の画質を改善させる技術が記載されている。さらに、特許文献1に記載の技術では、コード画像の領域にのみ下地画像を形成し、トナーの消費を抑制している。
【0006】
また、画像形成装置において、エンボス紙の模様を含めた凹凸情報を取得し、エンボス紙の凹凸の段差を均すように、下地画像を形成することが考えられる。具体的には、画像形成装置は、エンボス紙の凹み量が多い部分ほど、多くの色材(トナー等)が載るように、下地画像を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-35120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、画像形成装置において、エンボス紙の凹凸模様に合わせた下地画像を形成しようとする際に、エンボス紙の模様に対して下地画像の位置がずれてしまう場合があった。この場合、画像形成装置が、下地画像を含めた状態で、凹凸のない用紙表面を実現することは困難であった。
【0009】
用紙に対する画像の位置合わせとしては、従来、トンボ画像が利用されている。例えば、画像形成装置は、用紙上にトンボ画像を形成し、用紙を読み取って得られたトンボ画像の座標から、位置ずれを測定することで、画像の位置を補正する。ただし、下地画像に適した色材(白色、透明等)で用紙上にトンボ画像を形成しても、トンボ画像を正確に読み取ること自体が困難であるという問題もあった。
【0010】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、凹凸のある用紙に形成される下地画像の位置精度を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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