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公開番号2025107168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025001973
出願日2025-01-06
発明の名称放射性医薬組成物及び方法
出願人ポイント・バイオファーマ・インコーポレイテッド,POINT BIOPHARMA, INC.,トラスティーズ オブ タフツ カレッジ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C07K 5/10 20060101AFI20250710BHJP(有機化学)
要約【課題】放射性医薬製剤を調製する方法を提供する。
【解決手段】以下の式:
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(式中、Z1は、存在しないか、又は放射性カチオンである)の化合物又はその薬学的に許容される塩を調製する方法が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式X:
TIFF
2025107168000113.tif
67
166
の化合物又はその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、前記方法が、式Y:
TIFF
2025107168000114.tif
64
164
(式中、
TIFF
2025107168000115.tif
9
128
は固体支持体である)の化合物を、
式Z:
TIFF
2025107168000116.tif
36
128
の化合物とカップリングさせて、式X:
TIFF
2025107168000117.tif
67
166
の化合物を形成することを含む、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記式Xの化合物を、加水分解溶媒中で酸で処理して、式A-1:
TIFF
2025107168000118.tif
65
166
の化合物を形成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記固体支持体が、ジビニルベンゼンで架橋されたポリスチレンを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記式Y及び式Zの化合物の前記カップリングが、カップリング溶媒中で、前記式Y及び式Zの化合物をカップリング剤と組み合わせることを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記カップリング剤が、リン(phosphorus)を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記カップリング剤が、(7-アザベンゾトリアゾール-1-イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyAOP)、ベンゾトリアゾリルオキシ-トリス[ピロリジノ]-ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)、ブロモトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、ヘキサフルオロフォスフェートアザベンゾトリアゾールテトラメチルウロニウム(HATU)、ヘキサフルオロフォスフェートベンゾトリアゾールテトラメチルウロニウム(HBTU)、及び3-(ジエトキシホスホリルオキシ)-1,2,3-ベンゾトリアジン-4(3H)-オン(DEPBT)からなる群から選択される、請求項4又は5に記載の方法。
【請求項7】
前記カップリング剤が、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI)、1-ヒドロキシ-7-アザベンゾトリアゾール(HOAT)、又はシアノ(ヒドロキシイミノ)酢酸エチル(オキシマ)、ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)、又はジシクロヘキシルカルボジイミド(DCI)を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記カップリング溶媒が、ジクロロメタン又はジメチルホルムアミドを含む、請求項4~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記式Y及び式Zの化合物の前記カップリングが、塩基を更に含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記塩基が、トリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンを含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
がんの治療を含む、放射性医薬品製剤及び治療方法が提供される。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
放射性医薬品は、様々な治療及び診断適応に使用されてきた。とりわけ、放射性標識分子は、前立腺がんを含む様々な悪性腫瘍を治療するのに有用である。
【0003】
前立腺がんは、初期治療後に再発し得る一般的かつ致死的な疾患である。前立腺がんは、米国の男性において最も一般的ながんであり、がん関連死の第2の主な原因となっている。治療的処置(放射線療法又は根治的前立腺切除)を受ける患者の約3分の1は、前立腺がんのバイオマーカーである前立腺特異抗原(PSA)のレベルの上昇を経験し、これは生化学的再発(BCR)を示す。
【0004】
PSMA-PETイメージングは、オリゴ転移性ホルモン感受性前立腺がん(OmHSPC)の特定を可能にした。OmHSPCは、イメージングによって検出することができる転移性病変がほとんどない(通常5個以下)病態である。PSMA-PETは、ほとんどの前立腺がん細胞において過剰発現されるタンパク質である前立腺特異的膜抗原(PSMA)に結合する放射性トレーサーを使用する、新しいイメージングモダリティである。PSMA-PETは、従来のイメージングでは目に見えない病変を検出することができ、BCRからOmHSPCへのステージ移動をもたらした。
【0005】
アンドロゲン除去療法(ADT)は、ホルモン感受性前立腺がんの標準治療であるが、重篤な副作用があり、その有効性が限られている。ADTは、前立腺がん細胞の増殖に必須であるアンドロゲン経路を抑制する全身療法である。ADTは、BCR及びOmHSPCの両方に使用されるが、患者の生活の質及び長期の健康に対して、多くの悪影響(例えば、性機能不全、代謝合併症、オステオポローシス、及び心臓血管疾患)がある。更に、ほとんどの患者は、最終的にADTに対する耐性を発達させ、予後不良である去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)に進行する。
【0006】
アンドロゲン受容体経路阻害剤(ARPI)は、CRPCにおいて有効性を示しているが、治癒的ではない新しいクラスの薬物である。ARPIは、アンドロゲン受容体又はそのリガンドを標的とする経口剤であり、近年、CRPCの治療用に承認されている。ARPIは、CRPCを有する患者の生存及び生活の質を改善したが、それらは、疲労、発疹、及び高血圧などの副作用がないというわけではない。更に、ほとんどの患者は、数年以内にARPIに対する耐性を発達させるので、更なる治療オプションを必要とする。
【0007】
前立腺がん治療スペース内で最初に承認された新規治療パラダイムは、PSMAを過剰発現している患者を選択し、次いで治療するための、放射性リガンドのセラノスティック対の使用である。この独特な治療アプローチは、前立腺がん内のこの標的の発現パターンを利用して、損傷性放射線を、全身のがん細胞に直接送達する。
【0008】
加えて、これらの医薬品の製造は、それらの収率及び純度に関するものを含む様々な課題を提示する。長い合成経路を必要とする複数のキラル中心を有する化合物については、多段階のスキームにわたって収率が低下するだけでなく、純度もしばしば損なわれる。更に、キラル中心の立体配置は、ペプチド合成において逆転され、その結果、2つ以上の生成物異性体を生じ得る。これらの望ましくない異性体は、乏しい安定性及び短縮された貯蔵寿命並びに減少した治療効果をもたらし得る。
【発明の概要】
【0009】
本発明者らはここで、以下の式A-2:
【0010】
TIFF
2025107168000001.tif
57
160
(式中、Zは、キレート化放射性カチオンを含む放射性薬剤である)の化合物を、高い化学的純度で含む製剤を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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