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公開番号2025106152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-14
出願番号2024146462
出願日2024-08-28
発明の名称手袋
出願人トップ グローブ インターナショナル センディリアン ベルハッド,TOP GLOVE INTERNATIONAL SDN BHD
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A41D 19/00 20060101AFI20250707BHJP(衣類)
要約【課題】機械的特性を損なうことなく金属探知器で検出可能な手袋を製造すること。
【解決手段】金属顔料添加剤は、酸化鉄と、界面活性剤と、防腐剤と、安定剤と、溶媒とを含む。ラテックス配合物は、上述した金属顔料添加剤と、それから製造された手袋とを含み、検出可能な手袋破片の最小厚さは、0.01mmであり、手袋は、0.10emu/g~1.0emu/gの範囲の磁化、好ましくは、0.57emu/gの磁化を有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
金属顔料添加剤であって、
α-Fe



ヘマタイト相であり、前記金属顔料添加剤の重量の20%~30%の範囲の量で使用される、酸化鉄と、
前記金属顔料添加剤の2重量%~4重量%の範囲の量で使用される、界面活性剤と、
前記金属顔料添加剤の0.2重量%~0.3重量%の範囲の量で使用される、防腐剤と、
前記金属顔料添加剤の0.2重量%~0.4重量%の範囲の量で使用される、安定剤と、
前記金属顔料添加剤が100重量%となる量で使用される、溶媒とを含む、前記金属顔料添加剤。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記金属顔料添加剤は、顔料をさらに含み、前記顔料は、前記金属顔料添加剤の重量の16%~22%の範囲の量で使用される、請求項1に記載の金属顔料添加剤。
【請求項3】
前記界面活性剤は、陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群から選択される、請求項1に記載の金属顔料添加剤。
【請求項4】
前記陰イオン界面活性剤は、スルホン酸、ステアリン酸及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項3に記載の金属顔料添加剤。
【請求項5】
前記非イオン界面活性剤は、アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、グリセリルエステル、ソルビタンエステル及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項3に記載の金属顔料添加剤。
【請求項6】
前記防腐剤は、1,2-ベンズイソチアゾール-3(2H)-オン、2-メチル-3(2H)-イソチアゾロン及びそれらの混合物からなる群から選択されるイソチアゾール誘導体である、請求項1に記載の金属顔料添加剤。
【請求項7】
前記安定剤は、プロピレングリコール、エチレングリコール及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の金属顔料添加剤。
【請求項8】
前記溶媒は、水道水、蒸留水、脱イオン水及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の金属顔料添加剤。
【請求項9】
金属顔料添加剤を含む、ラテックス配合物であって、前記金属顔料添加剤は、
α-Fe



ヘマタイト相であり、前記金属顔料添加剤の重量の20%~30%の範囲の量で使用される、酸化鉄と、
前記金属顔料添加剤の2重量%~4重量%の範囲の量で使用される、界面活性剤と、
前記金属顔料添加剤の0.2重量%~0.3重量%の範囲の量で使用される、防腐剤と、
前記金属顔料添加剤の0.2重量%~0.4重量%の範囲の量で使用される、安定剤と、
前記金属顔料添加剤が100重量%となる量で使用される、溶媒とを含む、前記ラテックス配合物。
【請求項10】
前記金属顔料添加剤は顔料をさらに含み、前記顔料は、前記金属顔料添加剤の16重量%~22重量%の範囲の量で使用される、請求項9に記載のラテックス配合物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金属顔料添加剤に関し、特に、金属顔料添加剤をラテックス配合物に使用して、機械的特性を損なうことなく金属探知器で検出可能な手袋を製造する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
手袋は、食品及び飲料業界で交差汚染を防ぐために使用される重要な保護具である。しかし、場合によっては、手袋の破片や破れた部分自体が食品や飲料への汚染物質となる可能性がある。従来、食品や飲料の汚染物質を特定する方法として目視検査が使用されてきた。
【0003】
しかし、目視検査は、時間がかかり、食品や飲料の目に見える表面に現れる汚染物質しか検出できないため、効果が低くなる。目視検査の前述の欠点を克服するために、例えば、これらの製品内の汚染物質を発見するためのツールとして金属探知器を利用する試みが当該技術分野で行われてきた。したがって、金属添加剤が手袋の配合物に組み込まれ、金属探知器がこれらの食品及び飲料関連製品内の手袋の断片または破片を特定できるようになった。
【0004】
しかし、食品や飲料に金属添加剤が入った大きな手袋の断片を検出しやすくなった。逆に、手袋断片の厚さが薄い場合、食品や飲料に金属添加剤が混入した小さな手袋断片を検出することは困難であった。このような場合、配合物に相当量の金属添加剤が必要となり、その結果、手袋の機械的特性が逆に低下する。
【0005】
上記のことから、金属特性を有する部品を含む手袋を製造する際に、既存のアプローチには独自の欠点があることは明らかである。そのため、機械的特性を損なうことなく金属探知器で検出可能な手袋を製造するために、ラテックス配合物に組み込む適切な金属顔料添加剤を特定する必要がある。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、金属顔料添加剤に関し、金属顔料添加剤は、α-Fe



ヘマタイト相である酸化鉄であって、金属顔料添加剤の20重量%~30重量%の範囲の量で使用される、酸化鉄と、金属顔料添加剤の2重量%~4重量%の範囲の量で使用される、界面活性剤と、金属顔料添加剤の0.2重量%~0.3重量%の範囲の量で使用される、防腐剤と、金属顔料添加剤の0.2重量%~0.4重量%の範囲の量で使用される、安定剤と、金属顔料添加剤が100重量%となる量で使用される、溶媒とを含む。
【0007】
本発明は、金属顔料添加剤を含む、ラテックス配合物にさらに関し、金属顔料添加剤は、α-Fe



ヘマタイト相である酸化鉄であって、金属顔料添加剤の20重量%~30重量%の範囲の量で使用される、酸化鉄と、金属顔料添加剤の2重量%~4重量%の範囲の量で使用される、界面活性剤と、金属顔料添加剤の0.2重量%~0.3重量%の範囲の量で使用される、防腐剤と、金属顔料添加剤の0.2重量%~0.4重量%の範囲の量で使用される、安定剤と、金属顔料添加剤が100重量%となる量で使用される、溶媒とを含む。
【0008】
さらに、本発明は、上記ラテックス配合物から製造された手袋に関する。
【0009】
本発明のさらなる側面、特徴及び利点は、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明を考慮すると、当業者には明らかになるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の好ましい実施形態の詳細な説明が、本明細書に開示されている。しかし、実施形態は本発明の例示に過ぎず、様々な形態に具現化されることができることを理解されたい。したがって、本明細書に開示される詳細は、限定するものではなく、単に特許請求の範囲の基礎及び本発明の技術分野の当業者に教示するための基礎として解釈されたい。本明細書で使用される数値データまたは範囲は、限定的なものとして解釈されるべきではない。
(【0011】以降は省略されています)

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