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公開番号
2025106151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-14
出願番号
2024137667
出願日
2024-08-19
発明の名称
薄型のスクリーン拡大表示装置
出願人
遠視界科技股分有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
5/66 20060101AFI20250707BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】投影光路を最適化する薄型のスクリーン拡大表示装置を提供する。
【解決手段】
薄型のスクリーン拡大表示装置は、処理ユニット、処理ユニットに電気的に接続される表示モジュール及び光学モジュールを含む。処理ユニットは、入力画像を受信し、出力画像を形成し、表示モジュールに表示する。光学モジュールは、出力画像を受け取り、反射並びに拡大し、投影画像を形成する。処理ユニットは、入力画像を横方向に沿って広げて出力画像を形成し、光学モジュールは、出力画像の縦方向に対応する拡大倍率を出力画像の横方向に対応する拡大倍率よりも大きくさせ、投影画像の画面比率を入力画像の画面比率と等しくさせるように構成される。2段階の不等比率拡大により、表示装置の寸法を小型化しつつ、同じ画面比率の拡大倍率を維持できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入力画像を受信し、出力画像を形成する処理ユニットと、
前記処理ユニットに電気的に接続され、前記出力画像を表示し、横方向及び縦方向を有する表示モジュールと、
前記出力画像を受け取り、反射並びに拡大し、投影画像を形成する光学モジュールと、
を含み、
前記処理ユニットは、前記入力画像を前記横方向に沿って広げて前記出力画像を形成し、前記光学モジュールは、前記出力画像の前記縦方向に対応する拡大倍率を前記出力画像の前記横方向に対応する拡大倍率よりも大きくさせ、前記投影画像の画面比率を前記入力画像の画面比率と等しくさせるように構成されることを特徴とする薄型のスクリーン拡大表示装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記光学モジュールは、上シェル及び下シェルを有し、前記出力画像は、まず前記上シェルの内側に投影され、次に前記上シェルの内側から前記下シェルの内側に投影され、前記出力画像は、更に前記下シェルの内側から外向きに投影して前記投影画像を形成し、前記上シェルの内側及び前記下シェルの内側の一方に反射シートが設けられ、他方に拡大シートが設けられる請求項1に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項3】
前記上シェル及び前記下シェルの一端が回転軸で接続され、前記回転軸は、前記横方向と平行である請求項2に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項4】
前記拡大シートは、凹面鏡又は自由曲面鏡であり、前記反射シートは、平面鏡、凹面鏡、凸面鏡又は自由曲面鏡のいずれかである請求項2に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項5】
前記処理ユニットは、無線送信ユニット又は/及び入力インタフェースに電気的に接続される請求項1に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項6】
前記処理ユニットは、前記投影画像の光学歪みを調整する請求項1に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項7】
前記光学モジュールは、前記処理ユニットに電気的に接続された撮像ユニットを有し、前記撮像ユニットのレンズは、外側を向いている請求項1に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項8】
前記上シェルは、撮像ユニットを有し、前記撮像ユニットのレンズは、前記下シェルよりも下方又は前下方を向いている請求項2に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項9】
前記光学モジュールの一端には、前記縦方向に沿って延伸する底台が形成され、前記表示モジュールが設置される請求項1に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
【請求項10】
前記出力画像の投影方向は、前記投影画像の投影方向と交差する請求項1~9のいずれか一項に記載の薄型のスクリーン拡大表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薄型のスクリーン拡大表示装置、特に、近視の発生を矯正、制御又は遅延させる薄型のスクリーン拡大表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
携帯電話、タブレット、本、玩具の普及により、子供の近視の割合の増加は、現在各国で直面する問題となっており、近視の主な要因としては、遺伝的要因に加え、長時間の近距離での目の使用も近視の主な要因の1つである。
【0003】
眼科医は、読み書きするときは30センチメートルの距離を保ち、パソコンを見るときは60センチメートルの距離を保つことを推奨しており、30センチメートルと60センチメートルという距離は、目に健康をもたらすための魔法の数字ではなく、率直に述べて、操作距離が限られているだけでなく、スクリーン及び本の文字パターンをサイズが遠くから見るのが難しいため、このような推奨がされているのである。例えば、パソコンでマウスを使用する場合など操作距離に制限がない場合は、本よりも画面が遠くても、文字パターンを拡大することができ、つまり、本でもパソコンのスクリーンでも視覚距離が遠ければ遠いほど、目の健康には有益である。
【0004】
近くのものを見る時間を短くするということは、読み書きに努力する時間を減らすことを意味し、学力低下のリスクをもたらす可能性があり、携帯電話で遊ばずに子どもの余暇時間を奪うことは非現実的であり、困難である。学力や余暇に最も影響を与えない唯一の選択肢は、読み書きのための視覚距離を長くすることであるが、文字や画面を大きくしない限り、視覚距離が遠くなると目の認識能力が低下し、目の疲労を招く。更には、視覚距離が遠くなると両手で操作できる範囲を超える可能性もあり、自然に読み書きの視覚距離は制限され、それはおおよそ40センチメートル程度であり、視覚距離を延ばすには、恐らく新しいテクノロジーの助けに頼る必要がある。
【0005】
図1に示す従来技術(台湾実用新案第569860号)は、脚構造、表示モジュール2、反射シート36及び拡大シート37を含むスクリーン拡大表示装置である。凹面鏡の虚像としての光路は、表示モジュール2の画像を数倍に拡大し、物体距離の数倍離れた位置に結像し、表示モジュールは、入力インタフェースを介して電子製品と接続され、電子製品の内部に保存された画像を拡大して見ることで、目の負担を効果的に軽減することができる。但し、このような結像光路は、その画像入力ソースがケーブルやプラグインカードなどの電子データに限定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
台湾実用新案第569860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、投影光路を最適化する薄型のスクリーン拡大表示装置を提供し、更に撮像ユニットを使用して、書籍、携帯電話、又はパソコンのスクリーン画像をキャプチャして閲覧することで、ユーザに期待する拡大画像を見せることができ、目の負担を効果的に軽減できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的に基づき、本発明は、処理ユニット、表示モジュール及び光学モジュールを含む薄型のスクリーン拡大表示装置を提供する。処理ユニットは、入力画像を受信し、出力画像を形成する。表示モジュールは、処理ユニットに電気的に接続され、出力画像を表示し、横方向及び縦方向を有する。光学モジュールは、出力画像を受け取り、反射並びに拡大し、投影画像を形成する。処理ユニットは、入力画像を横方向に沿って広げて出力画像を形成し、光学モジュールは、出力画像の縦方向に対応する拡大倍率を出力画像の横方向に対応する拡大倍率よりも大きくさせ、投影画像の画面比率を入力画像の画面比率と等しくさせるように構成されることを特徴とする。
【0009】
前述の設計により、表示モジュールの短辺を大幅に短縮することができる。
【0010】
好ましくは、光学モジュールは、上シェル及び下シェルを有し、出力画像は、まず上シェルの内側に投影され、次に上シェルの内側から下シェルの内側に投影され、出力画像は、更に下シェルの内側から外向きに投影して投影画像を形成し、上シェルの内側及び下シェルの内側の一方に反射シートが設けられ、他方に拡大シートが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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