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公開番号2025106119
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-11
出願番号2025072232,2023110098
出願日2025-04-24,2023-07-04
発明の名称車両用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類B60N 2/14 20060101AFI20250704BHJP(車両一般)
要約【課題】車両用シート装置において、摺接部材のずれを抑制する。
【解決手段】車両用シート(1)は、フロア5とシートクッション11との間に設けられ、フロアに対してシートクッションを回転可能に支持する回転装置2を有する。回転装置は、フロアに設けられたベース部51と、シートクッションに設けられ、ベース部に回転可能に支持された回転部52とを有する。ベース部は、面が上下方向を向くベースプレート55と、ベースプレートから上方に延びる固定部材66とを有する。回転部は、軸受77を介してベースプレートの上面に回転可能に支持された回転板71を有する。固定部材の上端には、摺接部材85を介して回転板の上面と対向するフランジ部68が設けられる。摺接部材は、軸受よりも回転板の径方向外方に配置され、かつ回転板に形成された係止孔89に突入する係止部87を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートであって、
フロアとシートクッションとの間に設けられ、前記フロアに対して前記シートクッションを回転可能に支持する回転装置を有し、
前記回転装置は、前記フロアに設けられたベース部と、前記シートクッションに設けられ、前記ベース部に回転可能に支持された回転部とを有し、
前記ベース部は、面が上下方向を向くベースプレートと、前記ベースプレートから上方に延びる固定部材とを有し、
前記回転部は、軸受を介して前記ベースプレートの上面に回転可能に支持された

面が上下を向く円板状の回転板を有し、
前記固定部材の上端には、環状に形成され、面が上下を向き、摺接部材を介して前記回転板の上面と対向するフランジ部が設けられ、
前記摺接部材は、前記軸受よりも前記回転板の径方向外方に配置され、かつ前記回転板に形成された係止孔に突入する係止部を有し、
前記摺接部材は、前記回転板の回転軸線を中心として円環状に延び、上面及び下面を有するリング部を有し、
前記係止部は、前記リング部の下面に複数設けられ、
前記リング部の下面は前記回転板の上面に当接し、
前記リング部の上面は前記フランジ部の下面に摺接している車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フロアに対して鉛直軸回りに回転可能な車両用シートが開示されている。車両用シート装置は、フロアにスライド装置を介して設けられたベース部材と、シートクッションに設けられ、ベース部に回転可能に支持された回転部材と、ベース部材に対して回転部材を回転させる電動アクチュエータとを有する。回転部材は、ベース部材の上面にボールを介して回転可能に支持されている。ベース部材に固定された固定部材(カバー部材)は、回転部材の上方に延び、環状の摺接部材を介して回転部材と対向し、ベース部材に対する回転部材の脱離を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-132093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
摺接部材は回転部材及びカバー部材から荷重を受けたときに、回転部材及びカバー部材に対してずれる虞がある。摺接部材がずれると回転部材の回転抵抗が増加し、回転部材の円滑な回転が阻害される虞がある。
【0005】
本発明は、以上の背景に鑑み、車両用シート装置において、摺接部材のずれを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、車両用シート(1)であって、フロア(5)とシートクッション(11)との間に設けられ、前記フロアに対して前記シートクッションを回転可能に支持する回転装置(2)を有し、前記回転装置は、前記フロアに設けられたベース部(51)と、前記シートクッションに設けられ、前記ベース部に回転可能に支持された回転部(52)とを有し、前記ベース部は、面が上下方向を向くベースプレート(55)と、前記ベースプレートから上方に延びる固定部材(66)とを有し、前記回転部は、軸受(77)を介して前記ベースプレートの上面に回転可能に支持された回転板(71)を有し、前記固定部材の上端には、摺接部材(85)を介して前記回転板の上面と対向するフランジ部(68)が設けられ、前記摺接部材は、前記軸受よりも前記回転板の径方向外方に配置され、かつ前記回転板に形成された係止孔(89)に突入する係止部(87)を有する。
【0007】
この態様によれば、摺接部材の係止部が回転板の係止孔に突入することによって、摺接部材が回転板に固定される。これにより、車両用シート装置において、摺接部材のずれを抑制することができる。
【0008】
上記の態様において、前記軸受は、前記軸受は、複数のボール(78)と、前記ボールを支持するリテーナ(79)とを含み、前記回転板の径方向から見て、前記係止部は前記ボールと重なりを有してもよい。
【0009】
この態様によれば、回転装置の上下方向の厚さを抑制することができる。
【0010】
上記の態様において、前記回転板は、上方に向けて凹むと共に、前記回転板の回転軸線を中心として周方向に環状に延び、前記軸受を収容する軸受溝(81)を有し、前記摺接部材は、前記軸受溝よりも前記回転板の径方向外方に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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