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公開番号
2025105988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025077515,2023127649
出願日
2025-05-07,2017-01-06
発明の名称
ハイブリッド経中隔拡張器及びこれを使用する方法
出願人
ボストン サイエンティフィック メディカル デバイス リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
17/34 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】手術の時間、複雑性、及び費用を最低限に抑えるために、使用されるデバイスの数を減らす、左心への侵入を行うための最適化された経中隔手術のための方法及び装置を提供する。
【解決手段】経中隔シース及び拡張器組立品の組み合わせた機能性を備えるハイブリッド拡張器100を含む。上記ハイブリッド拡張器は、横断デバイスを受ける内腔を画定する拡張器シャフトであって、上記横断デバイスが組織に穿刺をもたらすために使用される時上記横断デバイスを支持するように構造化される、拡張器シャフトと、遠位先端部130であって、上記横断デバイスが上記内腔から挿入されかつ上記遠位先端部を突出する時上記横断デバイスと上記遠位先端部との間の滑らかな移行を与えるために上記横断デバイスの外径へとテーパ状になっている外径を有する遠位先端部とを含む。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
組織穿刺手術において横断デバイスと共に使用するためのハイブリッド拡張器であって、
横断デバイスを受ける内腔を画定する拡張器シャフトであって、前記横断デバイスが組織に穿刺をもたらすために使用される時、前記横断デバイスを支持するように構造化される、拡張器シャフトと、
遠位先端部であって、前記横断デバイスが前記内腔から挿入されかつ前記遠位先端部を突出する時、前記横断デバイスと前記遠位先端部との間の滑らかな移行を与えるために前記横断デバイスの外径へとテーパ状になっている外径を有する遠位先端部と、を備えるハイブリッド拡張器。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記拡張器シャフトは、約12フレンチから約20フレンチまでの外径を有する請求項1に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項3】
前記拡張器シャフトは、約0.414cmから約0.421cmまでの外径を有する請求項1に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項4】
前記拡張器シャフトは、約0.490cmから約0.521cmまでの外径を有する請求項1に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項5】
前記拡張器シャフトは、実質的に高密度ポリエチレンを含む請求項1に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項6】
前記高密度ポリエチレンは、約55ショアDから約70ショアDまでの硬度を有する請求項5に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項7】
前記高密度ポリエチレンは、約67ショアDの硬度を有する請求項5に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項8】
前記拡張器シャフトは、約0.18cmから約0.28cmまでの内径を画定する請求項5に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項9】
前記拡張器シャフトは、実質的に、ポリウレタン及びポリエーテルブロックアミドから成るグループから選択される材料を含む請求項1に記載のハイブリッド拡張器。
【請求項10】
前記拡張器シャフトは、約0.13cmから約0.28cmまでの内径を画定する請求項9に記載のハイブリッド拡張器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、心臓血管系に侵入する際に使用するための医療デバイスに関する。より詳細には、本開示は、左心への侵入を行うための経中隔手術を容易にするためのハイブリッド経中隔拡張器に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【0002】
本発明を容易に理解できるようにするために、添付の図面における例によって、本発明の実施形態について示す。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本発明の一実施形態による、ハイブリッド拡張器の説明図である。
図1Aのハイブリッド拡張器の近位部の説明図である。
図1Aのハイブリッド拡張器の遠位先端部の前端面図である。
図1Aのハイブリッド拡張器の近位部の説明図である。
図1Cの線2A-2Aによるハイブリッド拡張器の遠位先端部の断面図である。
図1Cの線2B-2Bによるハイブリッド拡張器の最遠位端の断面図である。
本発明の代替的な実施形態による遠位先端部の説明図である。
本発明の代替的な実施形態による遠位先端部の代替的な実施形態を示す図である。
本発明の代替的な実施形態による遠位先端部の代替的な実施形態を示す図である。
本発明の代替的な実施形態による遠位先端部の代替的な実施形態を示す図である。
本発明の代替的な実施形態による遠位先端部の代替的な実施形態を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器、及び標準的な経中隔手術において使用可能である標準的なシース/拡張器組立品を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の一実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の代替的な実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の代替的な実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の代替的な実施形態によるハイブリッド拡張器の近位部を示す図である。
本発明の代替的な実施形態によるハイブリッド拡張器を示す図である。
本発明の一実施形態による近位ハブの代替的な実施形態を示す図である。
標準的な経中隔手術に従って、シース及び拡張器を使用する方法の説明図である。
標準的な経中隔手術におけるステップを示すフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ハイブリッド拡張器を使用して経中隔穿刺手術を行うための方法の説明図である。
本発明の一実施形態による、ハイブリッド拡張器を使用して経中隔穿刺手術を行うための方法のステップを示すフローチャートである。
本発明の代替的な実施形態のハイブリッド拡張器のシャフト及び遠位先端部の断面図である。
図8の遠位先端部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
心臓の左心房に侵入するために経中隔手術を行う時、医師は典型的には、横断若しくは穿刺デバイスを支持するためにシース及び拡張器を使用する。場合によって、医師は、シースと拡張器との間の移行の際に組織の境界で詰まる若しくは妨げられる場合があるため左心房へシースを横断させることができない場合があり、その結果、シースは、貫通孔を横断できない場合がある(若しくは横断するのが困難である)。換言すれば、組織はシース/拡張器の境界面で引っかかる場合がある。よって、経中隔手術において複数のデバイスを使用することは、中隔組織境界面で捕えられる場合があるさまざまなデバイスの間の器具の移行によって、手術者が手術を完了することを困難にする場合がある。中隔を横断する時にシース及び拡張器セットが組織上で妨げられる場合がある移行を行うことによって支持される横断デバイスを使用して行われる経中隔穿刺の問題は、シース及び拡張器セットの代わりに(本明細書に説明される)ハイブリッド拡張器を使用することでこの移行を排除することによって対処可能であり、該ハイブリッド拡張器は、滑らかな横断を容易にするための適切な機能性(可撓性、押し出し性、トルク性、遠位テーパなど)を有する。
【0005】
1つの広範な態様では、本発明の実施形態は、組織穿刺手術において横断デバイスと共に使用するためのハイブリッド拡張器を含む。該ハイブリッド拡張器は、横断デバイスを受ける内腔を画定する拡張器シャフトであって、横断デバイスが組織に穿刺をもたらすために使用される時、横断デバイスを支持するように構造化される、拡張器シャフトと、遠位先端部であって、横断デバイスが内腔から挿入されかつ遠位先端部を突出する時、横断デバイスと遠位先端部との間の滑らかな移行を与えるために横断デバイスの外径へとテーパ状になっている外径を有する遠位先端部とを含む。いくつかのこのような実施形態では、拡張器シャフトは、内層、外層、及びこれらの間のトルク層を含む。
【0006】
別の広範な態様では、本発明の実施形態は、組織を穿刺するためのキットを含む。該キットは、穿刺特徴を有する横断デバイスと、ハイブリッド拡張器とを有し、該拡張器は、横断デバイスを受ける内腔を画定する拡張器シャフトであって、横断デバイスが組織に穿刺をもたらすために使用される時横断デバイスを支持するように構造化される、拡張器シャフトを有する。ハイブリッド拡張器は、ハイブリッド拡張器が横断デバイス上に組織を通って進む時、共働して滑らかな外形をもたらすように横断デバイスの外径へと実質的にテーパ状になっている外径を有する遠位先端部も含む。このキットのいくつかの実施形態では、横断デバイスは、鋭い先端部を有する機械針であり、いくつかの他の実施形態では、横断デバイスは組織にエネルギーを送達するように構成される。
【0007】
別の広範な態様では、本発明の実施形態は、組織を穿刺するためのシステムを含む。該システムは、組織にエネルギーを送達するように動作可能である穿刺特徴を有する横断デバイスと、穿刺特徴にエネルギーを提供するように動作可能である電気外科発電機と、ハイブリッド拡張器とを含み、ハイブリッド拡張器は、横断デバイスを受ける内腔を画定する拡張器シャフトであって、横断デバイスが組織に穿刺をもたらすために使用される時横断デバイスを支持するように構造化される、拡張器シャフトを有する。ハイブリッド拡張器は、ハイブリッド拡張器が横断デバイス上に組織を通って進む時、共働して滑らかな外形をもたらすように横断デバイスの外径へと実質的にテーパ状になっている外径を有する遠位先端部も含む。
【0008】
さらに別の広範な態様では、本発明の実施形態は、心臓の中隔を穿刺するためにハイブリッド拡張器及び横断デバイスを使用する方法を含む。該方法は、(a)中隔の所望の箇所にハイブリッド拡張器の遠位先端部を位置決めするステップと、(b)横断デバイスが中隔を穿刺するためにハイブリッド拡張器の遠位先端部を超えて進む際にハイブリッド拡張器の内腔内に配置される横断デバイスを支持するようにハイブリッド拡張器を使用するステップと、(c)横断デバイス上にハイブリッド拡張器を進ませることによって所望の箇所を拡張させるステップとを含む。
【0009】
1つの広範な態様では、最適なやり方で、経中隔シース及び拡張器組立品の組み合わせた機能性をもたらすために、単一のデバイスにおいて経中隔拡張器若しくはシース、又はこれらの組み合わせの1つ若しくは複数の必須の特徴を含む複合デバイスとして、ハイブリッド拡張器が提供される。シース及び拡張器組立品の組み合わせた機能性をもたらすこれらの特徴のいくつかは、ハイブリッド拡張器の横断を容易にするために遠位先端部も含んで、ハイブリッド拡張器の遠位部に沿って取り入れられてよい、シャフトの剛性、湾曲状態、並びに内部テーパ及び外部テーパを含んでよい。さらに、場合によって、ハイブリッド拡張器は、ハイブリッド拡張器の操作を容易にする、及び/若しくは、経中隔手術を容易にするために遠位先端湾曲状態の方向を伝えるための触覚による刺激若しくは指示などの方向性情報を与える特徴を含んでよい。いくつかの事例では、これらの特徴は、組み合わせた近位ハブ内など、ハイブリッド拡張器の近位部内に取り入れられてよい。
【0010】
別の広範な態様では、経中隔医療処置を行うための最適な方法が提供される。該方法は、従来の経中隔シース及び拡張器組立品の向上させた機能性を含むハイブリッド拡張器を提供することによって、手術の作業の流れを合理化することをもたらす。本発明のハイブリッド拡張器によって、経中隔手術を完了するために必要とされるデバイスの数を減らすことができ、これによって、手術の効率は高められ、手術の時間及び複雑性が低減する。
(【0011】以降は省略されています)
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