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公開番号
2025104990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223232
出願日
2023-12-28
発明の名称
車両状態証明装置、車両状態証明システム、および車両状態証明プログラム
出願人
一般財団法人日本自動車査定協会
代理人
個人
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両の状態を証明する車両状態照明装置、車両状態証明システムおよび車両状態証明プログラムを提供する。
【解決手段】車両状態証明システム100において、ユーザ端末200は、対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報の入力を受け付け、受け付けた車両状態証明用情報を車両状態証明装置300へ送信するとともに、車両状態証明装置300から対象車両の車両状態証明書を受信し、受信した車両状態証明書を出力する。車両状態証明装置300は、ユーザ端末から車両状態証明用情報を受信し、受信した車両状態証明用情報に基づいて、対象車両の車両状態証明用ランクを判定し、該判定結果を表示した車両状態証明書を作成し、作成された車両状態証明書をユーザ端末200へ出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報に基づいて、前記対象車両の車両状態証明用ランクを判定するランク判定手段と、
前記ランク判定手段による判定結果を表示した車両状態証明書を作成する証明書作成手段と、
前記証明書作成手段によって作成された前記車両状態証明書を出力する証明書出力手段とを備えることを特徴とする車両状態証明装置。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両状態証明装置において、
前記ランク判定手段は、前記車両状態証明用情報に含まれる、前記対象車両の走行距離、修復歴の有無、特別瑕疵、外板価値減点の有無、外装の傷や凹みの有無、新車登録からの経過月数、内装状態の評価の情報に基づいて、前記対象車両の車両状態証明用ランクを判定することを特徴とする車両状態証明装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両状態証明装置において、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離の情報に基づいて前記対象車両の走行距離に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の修復歴の有無の情報に基づいて前記対象車両の修復歴に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の特別瑕疵の情報に基づいて前記対象車両の特別瑕疵に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の外板価値減点の有無の情報に基づいて前記対象車両の外板価値減点に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の外装の傷や凹みの有無の情報に基づいて前記対象車両の外装の傷や凹みに基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の新車登録からの経過月数の情報に基づいて前記対象車両の新車登録からの経過月数に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の内装状態の評価の情報に基づいて前記対象車両の内装状態に基づく上限ランクを判定して、これらの上限ランクのうち、最も低く判定した上限ランクを前記対象車両の車両状態証明用ランクとして判定することを特徴とする車両状態証明装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両状態証明装置において、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離に基づく上限ランク、前記対象車両の修復歴に基づく上限ランク、前記対象車両の特別瑕疵に基づく上限ランク、前記対象車両の外板価値減点に基づく上限ランク、前記対象車両の外装の傷や凹みに基づく上限ランク、前記対象車両の新車登録からの経過月数に基づく上限ランク、および前記対象車両の内装状態に基づく上限ランクを10段階で評価して判定することを特徴とする車両状態証明装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の車両状態証明装置において、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離とあらかじめ設定されている閾値とを比較することによって、前記対象車両の走行距離に基づく上限ランクを判定することを特徴とする車両状態証明装置。
【請求項6】
ユーザが操作するユーザ端末と、対象車両の状態を証明するための車両状態証明装置とが通信回線を介して接続された車両状態証明システムであって、
前記ユーザ端末は、
前記対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
前記入力受付手段によって入力を受け付けた前記車両状態証明用情報を前記車両状態証明装置へ送信する車両状態証明用情報送信手段と、
前記車両状態証明装置から前記対象車両の車両状態証明書のデータを受信する車両状態証明書受信手段と、
前記車両状態証明書受信手段によって受信された前記車両状態証明書のデータに基づいて、前記対象車両の車両状態証明書を出力する車両状態証明書出力手段とを備え、
前記車両状態証明装置は、
前記ユーザ端末から前記車両状態証明用情報を受信する車両状態証明用情報受信手段と、
前記車両状態証明用情報受信手段によって受信された前記車両状態証明用情報に基づいて、前記対象車両の車両状態証明用ランクを判定するランク判定手段と、
前記ランク判定手段による判定結果を表示した車両状態証明書を作成する証明書作成手段と、
前記証明書作成手段によって作成された前記車両状態証明書のデータを前記ユーザ端末へ出力する証明書出力手段とを備えることを特徴とする車両状態証明システム。
【請求項7】
請求項6に記載の車両状態証明システムにおいて、
前記ランク判定手段は、前記車両状態証明用情報に含まれる、前記対象車両の走行距離、修復歴の有無、特別瑕疵、外板価値減点の有無、外装の傷や凹みの有無、新車登録からの経過月数、内装状態の評価の情報に基づいて、前記対象車両の車両状態証明用ランクを判定することを特徴とする車両状態証明システム。
【請求項8】
請求項7に記載の車両状態証明システムにおいて、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離の情報に基づいて前記対象車両の走行距離に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の修復歴の有無の情報に基づいて前記対象車両の修復歴に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の特別瑕疵の情報に基づいて前記対象車両の特別瑕疵に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の外板価値減点の有無の情報に基づいて前記対象車両の外板価値減点に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の外装の傷や凹みの有無の情報に基づいて前記対象車両の外装の傷や凹みに基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の新車登録からの経過月数の情報に基づいて前記対象車両の新車登録からの経過月数に基づく上限ランクを判定し、前記対象車両の内装状態の評価の情報に基づいて前記対象車両の内装状態に基づく上限ランクを判定して、これらの上限ランクのうち、最も低く判定した上限ランクを前記対象車両の車両状態証明用ランクとして判定することを特徴とする車両状態証明システム。
【請求項9】
請求項8に記載の車両状態証明システムにおいて、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離に基づく上限ランク、前記対象車両の修復歴に基づく上限ランク、前記対象車両の特別瑕疵に基づく上限ランク、前記対象車両の外板価値減点に基づく上限ランク、前記対象車両の外装の傷や凹みに基づく上限ランク、前記対象車両の新車登録からの経過月数に基づく上限ランク、および前記対象車両の内装状態に基づく上限ランクを10段階で評価して判定することを特徴とする車両状態証明システム。
【請求項10】
請求項8または9に記載の車両状態証明システムにおいて、
前記ランク判定手段は、前記対象車両の走行距離とあらかじめ設定されている閾値とを比較することによって、前記対象車両の走行距離に基づく上限ランクを判定することを特徴とする車両状態証明システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両状態証明装置、車両状態証明システム、および車両状態証明プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
次のような車両査定支援システムが知られている。この車両査定支援システムでは、車両特定情報に基づいて、車両の基本情報、車両の標準装備品、車両の標準価格を特定するとともに、実車状況情報に基づいて車両の標準価格に対する加算額または減算額を算出して査定対象の車両の査定額を算出する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-064616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の車両査定支援システムのように査定対象の車両の査定額を算出するためには、査定対象車両の状態を適正に判定する必要がある。一般的に、車両の状態を判定するためには、公正な基準が定められたガイドブックを参照して車両の状態が把握されている。このとき、所定の評価基準で車両の状態を評価してその状態を証明することができれば、消費者に対して車両の状態を提示することができるため、消費者は中古車を購入する際に参考にすることができる。しかしながら。従来はこのための方法について何ら検討されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による車両状態証明装置は、対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報に基づいて、対象車両の車両状態証明用ランクを判定するランク判定手段と、ランク判定手段による判定結果を表示した車両状態証明書を作成する証明書作成手段と、証明書作成手段によって作成された車両状態証明書を出力する証明書出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明による車両状態証明システムは、ユーザが操作するユーザ端末と、対象車両の状態を証明するための車両状態証明装置とが通信回線を介して接続され、ユーザ端末は、対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段によって入力を受け付けた車両状態証明用情報を車両状態証明装置へ送信する車両状態証明用情報送信手段と、車両状態証明装置から対象車両の車両状態証明書のデータを受信する車両状態証明書受信手段と、車両状態証明書受信手段によって受信された車両状態証明書のデータに基づいて、対象車両の車両状態証明書を出力する車両状態証明書出力手段とを備え、車両状態証明装置は、ユーザ端末から車両状態証明用情報を受信する車両状態証明用情報受信手段と、車両状態証明用情報受信手段によって受信された車両状態証明用情報に基づいて、対象車両の車両状態証明用ランクを判定するランク判定手段と、ランク判定手段による判定結果を表示した車両状態証明書を作成する証明書作成手段と、証明書作成手段によって作成された車両状態証明書のデータをユーザ端末へ出力する証明書出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明による車両状態証明プログラムは、対象車両の状態を証明するために必要となる車両状態証明用情報に基づいて、対象車両の車両状態証明用ランクを判定するランク判定手順と、ランク判定手順による判定結果を表示した車両状態証明書を作成する証明書作成手順と、証明書作成手順で作成した車両状態証明書を出力する証明書出力手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、対象車両の車両状態証明用ランクを判定し、その判定結果を表示した車両状態証明書を作成して出力するようにしたので、車両状態証明書を用いて消費者に車両の状態を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
車両状態証明システム100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末200の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
車両状態証明装置300の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
車両状態証明書の一例を示す図である。
ユーザ端末200で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
車両状態証明装置300で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施の形態における車両状態証明システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。車両状態証明システム100は、ユーザ端末200と、車両状態証明装置300とで構成される。ユーザ端末200は、車両状態証明システム100を利用するユーザが操作する端末であって、スマートフォン、タブレット端末、またはパソコン等の情報端末が用いられる。
【0009】
車両状態証明装置300は、ユーザ端末200と通信を行って種々の処理を実行するための装置であって、例えばパソコンやサーバー等の装置が用いられる。本実施の形態では、車両状態証明装置300は、インターネット上に配置されてウェブサービスを提供するように構成されており、ユーザ端末200と車両状態証明装置300とは、インターネットを介して接続される。なお、ユーザ端末200と車両状態証明装置300の接続方法は一例であって、通信回線はインターネットに限定されるものではない。なお、図1では、車両状態証明システム100は、1台の車両状態証明装置300と1台のユーザ端末200とで構成される例を示しているが、車両状態証明システム100の構成はこれに限定されない。例えば、複数の車両状態証明装置300で処理を分散させるようにしてもよい。また、ユーザ端末200の数は特に限定されるものではない。
【0010】
図2は、本実施の形態におけるユーザ端末200としてパソコンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、パソコン上で車両状態証明装置300と通信を行うためのアプリケーションが実行されることにより、本実施の形態におけるユーザ端末200として動作する。なお、アプリケーションのプログラムは、車両状態証明装置300に記録されているものが実行されてもよいし、ユーザ端末200にインストールされているものが実行されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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