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公開番号2025104391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222122
出願日2023-12-28
発明の名称Notch1遺伝子の発現抑制に用いるための剤およびその用途
出願人一丸ファルコス株式会社
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類A61K 8/49 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】Notch1遺伝子等の発現抑制効果を誘導でき、ヒトの皮膚に適用可能な新たな剤等を提供する。
【解決手段】本開示のNotch1遺伝子の発現抑制に用いるための剤は、フラボノイド類を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
フラボノイド類を含む、Ｎｏｔｃｈ１遺伝子の発現抑制に用いるための剤。
続きを表示（約 670 文字）【請求項２】
前記フラボノイド類は、スウェルチアジャポニン（swertiajaponin）、スウェルチシン（swertisin）、イソビテキシン（Isovitexin）、および／またはイソオリエンチン（Isoorientin）である、請求項１に記載の剤。
【請求項３】
前記フラボノイド類は、前記スウェルチアジャポニン、前記スウェルチシン、前記イソビテキシン、および前記イソオリエンチンである、請求項１または２に記載の剤。
【請求項４】
前記スウェルチアジャポニン（ＳＪ）、前記スウェルチシン（ＳＴ）、前記イソビテキシン（Ｉ）、および前記イソオリエンチン（ＩＯ）の質量比（ＳＪ：ＳＴ：Ｉ：ＩＯ）は、２：２：０．５：１～６：６：１．５：１である、請求項３に記載の剤。
【請求項５】
植物抽出物を含有する、請求項１から４のいずれか一項に記載の剤。
【請求項６】
前記植物は、オランダカイウ属の植物である、請求項５に記載の剤。
【請求項７】
請求項１から６のいずれか一項に記載の剤を含む、皮膚に塗布するための剤。
【請求項８】
請求項１から７のいずれか一項に記載の剤を含む、Ｎｏｔｃｈ１遺伝子の発現抑制に用いるための組成物。
【請求項９】
化粧料である、請求項８に記載の組成物。
【請求項１０】
フラボノイド類を含む、ＩＬ－６遺伝子の発現抑制に用いるための剤。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、Ｎｏｔｃｈ１遺伝子の発現抑制に用いるための剤およびその用途に関する。
続きを表示（約 900 文字）【背景技術】
【０００２】
アトピー性皮膚炎、冬季の乾燥肌、しみやそばかす等のメラニン合成、バリア機能の低下等の皮膚に関するトラブルの悩み等を解消するために、化粧料や外用剤等が種々検討されている（特許文献１、非特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開第２００１－１２２７３０号公報
【非特許文献】
【０００４】
Ota, Tami et al. “Notch signaling may be involved in the abnormal differentiation of epidermal keratinocytes in psoriasis.” Acta histochemica et cytochemica vol. 47,4 (2014): 175-83. doi:10.1267/ahc.14027
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そこで、本開示は、例えば、Ｎｏｔｃｈ１遺伝子等の発現抑制効果を誘導でき、ヒトの皮膚に適用可能な新たな剤を提供すること等を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記目的を達成するために、本開示は、Ｎｏｔｃｈ１遺伝子の発現抑制に用いるための剤または組成物であって、フラボノイド類を含む。
【０００７】
本開示は、ＩＬ－６遺伝子の発現抑制に用いるための剤または組成物であって、フラボノイド類を含む。
【０００８】
本開示は、ＩＬ－８遺伝子の発現抑制に用いるための剤または組成物であって、フラボノイド類を含む。
【０００９】
本開示は、ＣＹＰ１Ａ１遺伝子の発現抑制に用いるための剤または組成物であって、フラボノイド類を含む。
【００１０】
本開示は、ＣＹＰ１Ｂ１遺伝子の発現抑制に用いるための剤または組成物であって、フラボノイド類を含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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