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公開番号2025101878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218955
出願日2023-12-26
発明の名称バッテリ固定構造
出願人株式会社SUBARU
代理人インフォート弁理士法人,弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類B60R 16/04 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約【課題】車体に搭載するバッテリのサイズを変更する場合においても、車体の大幅な変更を抑制しつつ、衝突時のバッテリの飛び出しを的確に規制することができるバッテリ固定構造を提供する。
【解決手段】バッテリ固定構造は、エンジンルーム3内においてバッテリ15を載置可能なバッテリ載置部材17と、バッテリ載置部材17の車幅方向外側のフロントフェンダフレーム10に対して、フロントフェンダパネル50を接合するためのブラケット30と、ブラケット30に一体的に設けられ、バッテリ載置部材17に載置されたバッテリ15の車幅方向外側面に対向する位置であって、且つ、車両1が衝突した際にバッテリ15が車幅方向外側に変位する位置に配置されるサイド規制部材32(第1の規制部材)と、を備え、サイド規制部材32(第1の規制部材)は、バッテリ載置部材17に接合される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンルーム内においてバッテリを載置可能なバッテリ載置部材と、
前記バッテリ載置部材の車幅方向外側の車体骨格に対して車体パネルを接合するためのブラケットと、
前記ブラケットに一体的に設けられ、前記バッテリ載置部材に載置された前記バッテリの車幅方向外側面に対向する位置であって、且つ、車両が衝突した際に前記バッテリが車幅方向外側に変位する位置に配置される第1の規制部材と、を備え、
前記第1の規制部材は、前記バッテリ載置部材に接合されることを特徴とするバッテリ固定構造。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記バッテリ載置部材に接合される第2の規制部材をさらに備え、
前記第2の規制部材は、前記バッテリ載置部材に載置された前記バッテリの車体前後方向の前面に対向する位置であって、且つ、前記車両が衝突した際に前記バッテリが車体前方に変位する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ固定構造。
【請求項3】
前記バッテリ載置部材に載置された前記バッテリに対する前記第1の規制部材の高さは、前記バッテリに対する前記第2の規制部材の高さよりも高く設定されたことを特徴とする請求項2に記載のバッテリ固定構造。
【請求項4】
前記バッテリを前記バッテリ載置部材に固定するための固定部材を備え、
前記固定部材は、前記バッテリの上面の短手方向に配置されるバッテリステーと、
前記バッテリステーの両端の各々に固定され、下端部の各々を係止して前記バッテリを前記バッテリ載置部材に固定するロッドと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両のエンジンルーム内に設置されるバッテリを車体に固定するためのバッテリ固定構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、自動車等の車両のエンジンルーム内には、各種電装品用の電源としてバッテリが搭載されている。バッテリは、例えば、鉛蓄電池、或いはリチウムイオン電池等のような、充電可能な二次電池である。
【0003】
このようなバッテリは、一般的に、蓄電量が多い程、サイズが大きくなり、重量が増加する。
【0004】
このため、従来から大型のバッテリに対応するためのバッテリ固定構造として、種々の技術が提案されている。
【0005】
例えば、特許文献1(特開2002-225750号公報)には、フロントサイドフレームの上部に大型のバッテリを載置するためのバッテリブラケットを設け、バッテリブラケットの角部に脆弱部を形成した構造が開示されている。これにより、特許文献1のバッテリブラケット構造は、大型バッテリの搭載が可能でありながら、前面衝突時の衝突吸収効率を高めることが可能となっている。
【0006】
ところで、バッテリは、上面に設けられたステーの両端にロッドを取り付け、ロッドの下端を車体骨格等に設けられた孔に引っ掛けることによって車体に固定させることが一般的である。さらに、車両が前面衝突する際、バッテリが衝突による衝撃で車体前方等へ飛び出さないように種々の対応がなされている。
【0007】
例えば、ステー、及びロッドによる固定に加えて、バッテリの周囲には、衝突の際の飛び出し防止用の規制部材等が設けられる。
【0008】
このような、規制部材は、車体骨格の開発段階において、車体骨格と共に設計されることが一般的である。したがって、規制部材は、車体骨格部材の組み立てと同時に、予め車体骨格に組付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-225750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、規制部材を予め組付けた車体骨格に大型のバッテリを搭載する場合、バッテリのサイズによっては、バッテリを搭載できない虞がある。これに対し、車体骨格を車幅方向外側に拡大する場合、大規模な設計変更が必要となる虞がある。さらに、車体骨格を拡大すると、車体骨格に取り付けるフロントフェンダパネルの取り付けができない虞がある。
(【0011】以降は省略されています)

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