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公開番号
2025101671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218683
出願日
2023-12-25
発明の名称
金属コア基板、および、金属コア基板の製造方法
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
H05K
1/05 20060101AFI20250630BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】可撓性の向上を図ることができる金属コア基板、および、金属コア基板の製造方法を提供する。
【解決手段】
金属コア基板1は、金属コア層2と、第1絶縁層3Aと、第1導体パターン5Aと、ビア6Aと、絶縁部材4Aとを備える。金属コア層2は、貫通穴2Aを有する。ビア6Aは、貫通穴2A内に配置され、第1導体パターン5Aと接続される。絶縁部材4Aは、貫通穴2Aの内面ISとビア6Aとの間に配置される。第1絶縁層3Aが、ポリイミドからなる。絶縁部材4Aは、第1絶縁層3Aと異なる材料からなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
貫通穴を有する金属コア層と、
前記金属コア層の厚み方向において前記金属コア層の一方面上に配置される第1絶縁層と、
前記厚み方向において前記金属コア層の他方面上に配置される第2絶縁層と、
前記厚み方向において前記第1絶縁層の一方面上に配置される第1導体パターンと、
前記厚み方向において前記第2絶縁層の他方面上に配置される第2導体パターンと、
前記貫通穴内に配置され、前記厚み方向に延び、前記厚み方向における一端部が前記第1導体パターンと接続され、前記厚み方向における他端部が前記第2導体パターンと接続されるビアと、
前記貫通穴の内面と前記ビアとの間に配置される絶縁部材と
を備え、
前記第1絶縁層が、ポリイミドからなり、
前記絶縁部材が、前記第1絶縁層と異なる材料からなる、金属コア基板。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第1絶縁層の絶縁破壊電圧は、前記絶縁部材の絶縁破壊電圧よりも高く、
前記第1絶縁層は、前記厚み方向における前記絶縁部材の一端面を覆う、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項3】
前記貫通穴の内面と前記ビアとの間において、前記厚み方向と直交する方向における前記絶縁部材の厚みは、前記厚み方向における前記第1絶縁層の厚みよりも厚い、請求項2に記載の金属コア基板。
【請求項4】
前記金属コア層の厚みは、100μm以上である、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項5】
前記金属コア層の厚みは、前記厚み方向における前記第1絶縁層の厚みの5倍以上である、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項6】
前記貫通穴の径に対して、前記金属コア層の厚みの割合は、0.2以上である、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項7】
前記絶縁部材が、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、および、アクリル樹脂からなる群から選択される少なくとも1種の樹脂を含有する、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項8】
前記第1絶縁層が、感光性ポリイミドの硬化物からなる、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項9】
前記第2絶縁層が、ポリイミドからなる、請求項1に記載の金属コア基板。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の金属コア基板の製造方法であって、
前記金属コア層に前記貫通穴を形成する貫通穴形成工程と、
前記貫通穴の内面を前記絶縁部材で覆う被覆工程と、
前記第1絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
前記第1導体パターンおよび前記ビアを形成するパターン形成工程と
を含む、金属コア基板の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属コア基板、および、金属コア基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、金属コアプリント配線板は、コアとなる金属板と、金属板の一方面に配置される第1の絶縁層と、金属板の他方面に配置される第2の絶縁層と、第1の絶縁層の上に配置される第1の配線パターンと、第2の絶縁層の上に配置される第2の配線パターンとを備える。第1の配線パターンは、第1の絶縁層、第2の絶縁層および金属板を貫通するスルーホールめっきにより、第2の配線パターンと導通されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-200299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載される金属コアプリント配線板では、第1の絶縁層および第2の絶縁層は、ガラスクロスを用いたプリプレグからなる。
【0005】
そのため、コアとなる金属板がガラスクロス入りの絶縁層で拘束されており、金属コアプリント配線板の可撓性が低い。
【0006】
本発明は、可撓性の向上を図ることができる金属コア基板、および、金属コア基板の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、貫通穴を有する金属コア層と、前記金属コア層の厚み方向において前記金属コア層の一方面上に配置される第1絶縁層と、前記厚み方向において前記金属コア層の他方面上に配置される第2絶縁層と、前記厚み方向において前記第1絶縁層の一方面上に配置される第1導体パターンと、前記厚み方向において前記第2絶縁層の他方面上に配置される第2導体パターンと、前記貫通穴内に配置され、前記厚み方向に延び、前記厚み方向における一端部が前記第1導体パターンと接続され、前記厚み方向における他端部が前記第2導体パターンと接続されるビアと、前記貫通穴の内面と前記ビアとの間に配置される絶縁部材とを備え、前記第1絶縁層が、ポリイミドからなり、前記絶縁部材が、前記第1絶縁層と異なる材料からなる、金属コア基板を含む。
【0008】
このような構成によれば、金属コア層の一方面上に配置される第1絶縁層が、ポリイミドから作られている。
【0009】
そのため、ポリイミドの柔軟性により、金属コア基板の可撓性の向上を図ることができる。
【0010】
また、金属コア層の貫通穴内に配置される絶縁部材は、第1絶縁層と異なる材料からなる。
(【0011】以降は省略されています)
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