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公開番号2025102006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219149
出願日2023-12-26
発明の名称光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、及び積層光学フィルム
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類C09J 4/00 20060101AFI20250701BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】紫外線吸収能を有する光学フィルムの貼合に用いた場合においても、接着性に優れる光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を提供すること。
【解決手段】ビニルメチルオキサゾリジノンを含有する光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ビニルメチルオキサゾリジノンを含有することを特徴とする光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
環状エーテル基含有(メタ)アクリルアミド誘導体を含有することを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
【請求項3】
前記環状エーテル基含有(メタ)アクリルアミド誘導体と、ビニルメチルオキサゾリジノンの質量比(環状エーテル基含有(メタ)アクリルアミド誘導体/ビニルメチルオキサゾリジノン)が、2以上10以下であることを特徴とする請求項2に記載の光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
【請求項4】
光学フィルム1、請求項1~3のいずれかに記載の光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物から形成される接着剤層、及び光学フィルム2が、順に積層しており、
前記光学フィルム1及び2の少なくとも一方は、紫外線吸収能を有する光学フィルムであることを特徴とする積層光学フィルム。
【請求項5】
前記紫外線吸収能を有する光学フィルムは、380nmの光に対する透過率が10%以下であることを特徴とする請求項4に記載の積層光学フィルム。
【請求項6】
前記光学フィルム1は、紫外線吸収能を有する光学フィルムであり、
前記光学フィルム2は、偏光子であることを特徴とする請求項4に記載の積層光学フィルム。
【請求項7】
前記紫外線吸収能を有する光学フィルムは、ポリカーボネート系樹脂であり、
前記ポリカーボネート系樹脂は、式(1):
JPEG
2025102006000007.jpg
31
136
で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含有することを特徴とする請求項4に記載の積層光学フィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、及び積層光学フィルムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示装置や有機EL表示装置等の各種画像表示装置に用いる偏光子としては、高透過率と高偏光度を兼ね備えていることから、染色処理された(ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を含有する)ポリビニルアルコール系フィルムが用いられている。当該偏光子は、ポリビニルアルコール系フィルムに、浴(処理浴)中にて、例えば、染色、架橋、延伸等の各処理を施した後に、乾燥することにより製造される。また偏光子は、通常、その片面又は両面にトリアセチルセルロース等の光学フィルムが接着剤を用いて貼合された偏光フィルム(偏光板)として用いられている。
【0003】
光学フィルム用の接着剤としては、水系接着剤組成物や活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が広く用いられ、また、上記のような光学フィルムでは、紫外線吸収能を有する光学フィルムが使用される場合がある。このような態様において、特許文献1では、接着剤の硬化に十分な量の紫外線が、紫外線吸収能を有する光学フィルムに吸収されてしまうため、水系接着剤等の乾燥固化型接着剤が適していることが開示されている。
【0004】
また、特許文献2では、接着剤組成物の乾燥工程を不要とできるという生産性の観点からは、水系接着剤組成物よりも、活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が好ましいことが記載され、さらに、上記のような態様においては、380nm以上の光に対して高感度な光重合開始剤を含有する可視光線硬化型接着剤組成物を用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-44293号公報
特開2022-58639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、エネルギー効率や生産性の観点から、上記の組成物とは異なる光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が望まれていた。
【0007】
本発明は、以上のような事情に鑑み、紫外線吸収能を有する光学フィルムの貼合に用いた場合においても、接着性に優れる光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、上記の光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物から形成させる接着剤層を有する積層光学フィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明は、ビニルメチルオキサゾリジノンを含有する光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物に関する。
【0010】
また、本発明の光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物は、環状エーテル基含有(メタ)アクリルアミド誘導体を含有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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