TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025101644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218632
出願日2023-12-25
発明の名称ゼロ知識証明アルゴリズムを活用した取引情報を検証するコンピュータ読み取り可能媒体、コンテンツ取引方法およびブロックチェーンシステム
出願人ジクリプト インコーポレイテッド
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類H04L 9/32 20060101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約【課題】非一時的コンピュータ読み取り可能媒体、コンテンツ取引方法、ブロックチェーンシステムを提供する。
【解決手段】
本発明は、公開キーを生成しブロックチェーンネットワークに登録する1次トランザクションの生成段階、デジタルコンテンツを暗号化しハッシュする段階、コンテンツ関連情報をブロックチェーンネットワークに登録する2次トランザクションの生成段階、コンテンツ関連情報の検証段階、ブロックチェーンネットワークに外部端末から受信した購入要請情報を登録する3次トランザクションの生成段階、ブロックチェーンネットワークで購入要請情報の検証段階、コンピュータ読み取り可能媒体で購入承諾情報を生成してブロックチェーンネットワークに登録する4次トランザクションの生成段階、ブロックチェーンネットワークで購入承諾情報の検証段階、ブロックチェーンネットワークで暗号化されたコンテンツの復号化キーを購入者端末に伝送する段階を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体であって、コンピューティング装置のプロセッサによって実行される時に前記コンピューティング装置に、コンテンツを暗号化し取引するコンテンツ取引段階を遂行させるコンピュータ読み取り可能媒体において、
販売者端末および購入者端末で秘密キーおよび公開キーを生成しブロックチェーンネットワークに登録する1次トランザクションを生成する段階;
販売者端末で設けられたデジタルコンテンツを暗号化しハッシュする段階;
コンテンツ関連情報をブロックチェーンネットワークに登録する2次トランザクションを生成する段階;
ブロックチェーンネットワークで前記コンテンツ関連情報を検証する段階;
ブロックチェーンネットワークに外部端末から受信した購入要請情報を登録する3次トランザクションを生成する段階;
ブロックチェーンネットワークで前記購入要請情報を検証する段階;
コンピュータ読み取り可能媒体で購入承諾情報を生成してブロックチェーンネットワークに登録する4次トランザクションを生成する段階;
ブロックチェーンネットワークで購入承諾情報を検証する段階;
ブロックチェーンネットワークで暗号化されたコンテンツの復号化キーを購入者端末に伝送する段階を含む、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記コンテンツ関連情報は、
ランダムに生成した秘密キー、前記キーデータで暗号化したコンテンツ、暗号化されたコンテンツのハッシュ値、キーデータのハッシュ値、販売者端末アドレスおよび1次ゼロ知識検証値を含むことを特徴とする、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項3】
前記購入要請情報は、
購入要請情報約定値cm
peer
および注文情報を販売者の公開キーで暗号化したCT
ord
を含むことができ、前記注文情報は購入者の公開キー、cm
peer
を作るのに必要なランダム値、購入価格、コンテンツ暗号化キーのハッシュ値が含まれることを特徴とする、請求項2に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項4】
前記購入承諾情報は、
購入者の公開キーでデータ暗号化キーkdataを暗号化したCTkdataと3次ゼロ知識証明値を含むことを特徴とする、請求項3に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項5】
前記販売者端末でコンテンツ関連情報をブロックチェーンネットワークに登録する2次トランザクションを生成する段階は、
前記コンテンツ関連情報の1次ゼロ知識証明を生成する段階を含み、
前記ブロックチェーンネットワークで前記コンテンツ関連情報を検証する段階は、前記1次ゼロ知識証明を検証して暗号化されたコンテンツのハッシュ値、キーデータのハッシュ値の妥当性を検証する段階を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項6】
前記1次ゼロ知識証明が検証された場合にコンテンツ関連情報をブロックチェーンネットワークに登録する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項7】
前記ブロックチェーンネットワークに外部端末から受信した購入要請情報を登録する3次トランザクションを生成する段階は、
前記購入要請情報の2次ゼロ知識証明を生成する段階を含み、
前記ブロックチェーンネットワークで前記購入要請情報を検証する段階は、前記2次ゼロ知識証明を検証する段階を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項8】
前記2次ゼロ知識証明が検証された場合にブロックチェーンネットワークにコンテンツ購入金額を臨時保管する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項9】
前記販売者端末で購入承諾情報を生成してブロックチェーンネットワークに登録する4次トランザクションを生成する段階は、前記購入承諾情報の3次ゼロ知識証明を生成する段階を含み、
前記ブロックチェーンネットワークで購入承諾情報を検証する段階は、前記3次ゼロ知識証明を検証する段階を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項10】
前記3次ゼロ知識証明が検証された場合に臨時保管されたコンテンツ購入金額を販売者端末に伝送する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はゼロ知識証明アルゴリズムを活用した取引情報を検証するコンピュータ読み取り可能媒体、コンテンツ取引方法およびブロックチェーンシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ブロックチェーンはデジタル取引を記録する分散型データベースであり、ブロックチェーンに記録された取引内訳は透明に公開されるのでプラットフォーム提供者は取引内訳を隠したり、偽造できないという長所が存在する。
【0003】
しかし、ブロックチェーンを利用したコンテンツ取引プラットフォームではプライバシー問題が発生する。コンテンツ購入者は自身の取引内訳、決済情報などの敏感な情報を隠したくてもブロックチェーンネットワークの特性上公開を回避し難い。コンテンツ製作者も同様の問題を有する。
【0004】
ブロックチェーン技術が適用されたOpenSeaという世界最大規模の非代替性トークン(NFT)取引所は、イメージ、写真、音楽、芸術作品などのデジタルコンテンツを非代替性トークン(NFT)の形態で取引する。OpenSeaはブロックチェーンを使うことにより取引プラットフォームに対する信頼度が保障されるものの、前述した通り、公開ブロックチェーンを利用することによって販売者、購入者のウォレットアドレス、販売価格等すべての取引内訳が公開されてプライバシーが露出する問題が発生する。
【0005】
したがって、このような個人情報または敏感な情報が露出しないように、暗号化的技術を応用して購入者と販売者のプライバシーを保障しながらもブロックチェーン技術を通じての信頼性を確保できる技術の開発が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一目的は、ゼロ知識証明アルゴリズムを活用した取引情報を検証するコンピュータ読み取り可能媒体、コンテンツ取引方法およびブロックチェーンシステムを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開始の一実施例に係る非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体において、コンピューティング装置のプロセッサによって実行される時に前記コンピューティング装置に、コンテンツを暗号化し取引するコンテンツ取引段階を遂行させることができる。取引段階は次の通りである。
【0008】
コンピュータ読み取り可能媒体で販売者端末および購入者端末で秘密キーおよび公開キーを生成し公開キーをブロックチェーンネットワークに登録する1次トランザクションを生成する段階;販売者端末で設けられたデジタルコンテンツを暗号化しハッシュする段階;コンピュータ読み取り可能媒体でコンテンツ関連情報をブロックチェーンネットワークに登録する2次トランザクションを生成する段階;ブロックチェーンネットワークで前記コンテンツ関連情報を検証する段階;ブロックチェーンネットワークに外部端末から受信した購入要請情報を登録する3次トランザクションを生成する段階;ブロックチェーンネットワークで前記購入要請情報を検証する段階;コンピュータ読み取り可能媒体で購入承諾情報を生成してブロックチェーンネットワークに登録する4次トランザクションを生成する段階;ブロックチェーンネットワークで購入承諾情報を検証する段階;ブロックチェーンネットワークで暗号化されたコンテンツの復号化キーを購入者端末に伝送する段階を含む。
【0009】
前記コンテンツ関連情報は、ランダムに生成した秘密キー、前記キーデータで暗号化したコンテンツ、暗号化されたコンテンツのハッシュ値、キーデータのハッシュ値、販売者端末アドレスおよび1次ゼロ知識検証値を含むことができる。
【0010】
前記購入要請情報は、購入要請情報約定値cm
peer
および注文情報を販売者の公開キーで暗号化したCT
ord
を含むことができ、ここで注文情報は購入者の公開キー、cm_peerを作るのに必要なランダム値、購入価格、コンテンツ暗号化キーのハッシュ値が含まれることを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
音響装置
2か月前
個人
店内配信予約システム
24日前
日本精機株式会社
投影システム
3か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
キヤノン株式会社
通信装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
2か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1日前
日本精機株式会社
画像投映システム
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
3か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
3か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
株式会社ニコン
撮像装置
11日前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
2か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
2か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
2か月前
DXO株式会社
情報処理システム
8日前
株式会社クーネル
音響装置
2か月前
続きを見る