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公開番号2025101284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218018
出願日2023-12-25
発明の名称車両用装置及び制御方法
出願人パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両に搭載された各種出力デバイスにおける異常出力に対応可能な車両用装置を提供する。
【解決手段】車両用装置2は、情報をディスプレイ6に送信するVM14と、VM14を動作させるハイパーバイザ12と、VM14における異常の有無、及び、VM14とディスプレイ6との通信における異常の有無の少なくとも一方を監視する監視部18と、監視部18が、VM14における異常、又は、VM14とディスプレイ6との通信における異常を検出した場合に、VM14とディスプレイ6との通信を遮断する遮断部20とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転者に情報を提示するための出力デバイスを有する車両に搭載された車両用装置であって、
前記情報を前記出力デバイスに送信するオペレーティングシステムと、
前記オペレーティングシステムを動作させる仮想化環境と、
前記オペレーティングシステムにおける異常の有無、及び、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常の有無の少なくとも一方を監視する監視部と、
前記監視部が、前記オペレーティングシステムにおける異常、又は、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常を検出した場合に、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信を遮断する遮断部と、を備える
車両用装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記車両は、さらに、前記車両又は前記車両の周囲のセンシングを行うセンサを含む車載ネットワークであって、前記センサのセンシング結果を示すセンシング情報を、前記仮想化環境を介して前記オペレーティングシステムに送信する車載ネットワークを有し、
前記オペレーティングシステムは、前記車載ネットワークから前記センシング情報を取得し、取得した前記センシング情報に基づいて前記情報を生成する
請求項1に記載の車両用装置。
【請求項3】
前記監視部は、さらに、前記車載ネットワークにおける異常の有無、及び、前記オペレーティングシステムと前記車載ネットワークとの通信における異常の有無の少なくとも一方を監視し、
前記遮断部は、さらに、前記監視部が、前記車載ネットワークにおける異常、又は、前記オペレーティングシステムと前記車載ネットワークとの通信における異常を検出した場合に、前記オペレーティングシステムと前記車載ネットワークとの通信を遮断する
請求項2に記載の車両用装置。
【請求項4】
前記車両用装置は、さらに、前記遮断部が前記オペレーティングシステムと前記車載ネットワークとの通信を遮断した場合に、前記センシング情報の代替の情報である代替センシング情報を生成し、生成した前記代替センシング情報を前記オペレーティングシステムに送信する代替部を備え、
前記オペレーティングシステムは、前記代替部からの前記代替センシング情報に基づいて、前記情報を生成する
請求項3に記載の車両用装置。
【請求項5】
前記車両用装置は、さらに、前記遮断部が前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信を遮断した場合に、前記車載ネットワークからの前記センシング情報に基づいて前記情報の代替の情報である代替情報を生成し、生成した前記代替情報を前記出力デバイスに送信する代替部を備える
請求項2に記載の車両用装置。
【請求項6】
前記監視部及び前記遮断部は、前記仮想化環境で動作する
請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用装置。
【請求項7】
前記車両用装置は、さらに、前記仮想化環境により動作される管理オペレーティングシステムを備え、
前記監視部及び前記遮断部は、前記管理オペレーティングシステムで動作する
請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用装置。
【請求項8】
運転者に情報を提示するための出力デバイスを有する車両に搭載され、オペレーティングシステム、及び、前記オペレーティングシステムを動作させる仮想化環境を備えた車両用装置における制御方法であって、
(a)前記情報を前記オペレーティングシステムから前記出力デバイスに送信するステップと、
(b)前記オペレーティングシステムにおける異常の有無、及び、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常の有無の少なくとも一方を監視するステップと、
(c)前記(b)で、前記オペレーティングシステムにおける異常、又は、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常を検出した場合に、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信を遮断するステップと、を含む
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
オペレーティングシステムにより車両に搭載されたディスプレイへのコンテンツの表示が行われる車両用装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用装置では、ディスプレイにおいて異常なコンテンツの表示が検出された場合に、ディスプレイにおいて当該異常なコンテンツの上に遮蔽用コンテンツが重畳されて表示される。これにより、異常なコンテンツが遮蔽用コンテンツにより隠された状態でディスプレイに表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の車両用装置では、車両に搭載された表示系の出力デバイスにおける異常出力(例えば、ディスプレイにおける異常なコンテンツの表示)に対して対応可能である。しかしながら、上述した従来の車両用装置では、表示系の出力デバイス以外の出力デバイス、例えば車両に搭載された音声系の出力デバイスにおける異常出力(例えば、スピーカからの異常な音声の出力)に対しては対応することができないという課題が生じる。
【0005】
そこで、本開示は、車両に搭載された各種出力デバイスにおける異常出力に対応可能な車両用装置及び制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車両用装置は、運転者に情報を提示するための出力デバイスを有する車両に搭載された車両用装置であって、前記情報を前記出力デバイスに送信するオペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステムを動作させる仮想化環境と、前記オペレーティングシステムにおける異常の有無、及び、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常の有無の少なくとも一方を監視する監視部と、前記監視部が、前記オペレーティングシステムにおける異常、又は、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常を検出した場合に、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信を遮断する遮断部と、を備える。
【0007】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータで読み取り可能なCD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様に係る車両用装置等によれば、車両に搭載された各種出力デバイスにおける異常出力に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る車両用装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る車両用装置の動作の流れを示すフローチャートである。
実施の形態1に係るディスプレイの表示例を示す図である。
実施の形態1に係る車両用装置の動作を説明するための図である。
実施の形態1に係る車両用装置の動作の流れを示すフローチャートである。
実施の形態1に係るスピーカの発話例を示す図である。
実施の形態1に係る車両用装置の動作を説明するための図である。
実施の形態2に係る車両用装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係るセンシング情報の一例を示す図である。
実施の形態3に係る車両用装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態3に係るスピーカの発話例を示す図である。
実施の形態4に係る車両用装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態4に係るディスプレイの表示例を示す図である。
実施の形態5に係る車両用装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(技術1)
運転者に情報を提示するための出力デバイスを有する車両に搭載された車両用装置であって、前記情報を前記出力デバイスに送信するオペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステムを動作させる仮想化環境と、前記オペレーティングシステムにおける異常の有無、及び、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常の有無の少なくとも一方を監視する監視部と、前記監視部が、前記オペレーティングシステムにおける異常、又は、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信における異常を検出した場合に、前記オペレーティングシステムと前記出力デバイスとの通信を遮断する遮断部と、を備える、車両用装置。
(【0011】以降は省略されています)

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