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公開番号
2025101251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217968
出願日
2023-12-25
発明の名称
合成装置
出願人
東レエンジニアリング株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
B01J
8/16 20060101AFI20250630BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】薬液の合成反応の効率を、より一層、向上させる。
【解決手段】合成装置70は、薬液L及び担体Bを収容し前記薬液Lの反応が行われる反応容器10と、回転中心線CL回りに正逆回転する回転部31を有し、前記反応容器10の前記回転中心線CL回りの正転と、前記反応容器10の前記回転中心線CL回りの逆転と、を交互に行うための回転装置30とを有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
薬液及び担体を収容し前記薬液の反応が行われる反応容器と、
回転中心線回りに正逆回転する回転部を有し、前記反応容器の前記回転中心線回りの正転と、前記反応容器の前記回転中心線回りの逆転と、を交互に行うための回転装置と、
を有する、合成装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記回転装置は、
前記回転部に取り付けられ前記反応容器を保持する保持ユニットと、
前記回転部又は前記保持ユニットに接触可能であって前記回転部又は前記保持ユニットの正転及び逆転のうちの一方又は双方の回転動作を止める緩衝部と、を有する、請求項1に記載の合成装置。
【請求項3】
前記回転装置は、前記回転部又は前記保持ユニットが前記緩衝部に接触すると、回転方向を反転させる回転アクチュエータを有する、請求項2に記載の合成装置。
【請求項4】
前記回転装置は、前記回転部に取り付けられ前記反応容器を保持する保持ユニットを有し、
前記保持ユニットは、前記反応容器を着脱可能とする保持部を有する、
請求項1に記載の合成装置。
【請求項5】
前記回転部は、前記保持ユニットを、前記回転中心線を中心として位相を変えて取り付け可能とする取り付け部を有する、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の合成装置。
【請求項6】
前記反応容器に接続され前記薬液が通る可撓性配管を有し、
前記回転部は、前記可撓性配管を位置させる通路を、前記回転中心線を含む範囲に有する、請求項1に記載の合成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の発明は、タンパク質、ペプチド、核酸等を化学合成するための合成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
タンパク質、ペプチド、核酸等を化学合成する方法として、反応容器に複数種類の薬液(試薬)を順に供給し、その反応容器内において反応を進める方法がある。例えば、核酸を合成する場合、反応容器内に粒状の担体(ビーズ)を多数設け、その反応容器に、薬液を順次供給しながら、脱トリチル化、カップリング、酸化、及びキャッピングの処理を繰り返し行い、担体に塩基を結合させる。
【0003】
前記のような化学合成に用いられる薬液は、数十種類とされることもある。これら薬液を選択的に反応容器へ送り、薬液に含まれる分子材料により目的物(核酸)が生成される。このような化学合成を行うための装置として、例えば特許文献1に開示の合成装置が知られている。合成装置は、反応容器を有する。反応容器は、薬液及び担体を収容し、薬液の反応が行われる反応室を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-78764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の合成装置は、反応容器を変位させる変位機構を有する。変位機構が反応容器を変位させることにより、反応容器の反応室の例えば上面等に担体が付着して固まることを抑制する。特許文献1に、反応容器を例えば鉛直方向に振動させることが開示されている。反応容器内において担体を分散させることで、薬液の合成反応の効率が向上する。
【0006】
そこで、本発明は、薬液の合成反応の効率を、より一層、向上させることが可能となる合成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の合成装置は、薬液及び担体を収容し前記薬液の反応が行われる反応容器と、回転中心線回りに正逆回転する回転部を有し、前記反応容器の前記回転中心線回りの正転と、前記反応容器の前記回転中心線回りの逆転と、を交互に行うための回転装置と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、薬液の合成反応の効率を、より一層、向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の合成装置の一例を示す構成図である。
図2は、反応容器を断面で示す説明図である。
図3は、回転装置の斜視図である。
図4は、図3に示す回転装置の別の一部を分解した斜視図である。
図5Aは、回転装置の正面図である。
図5Bは、回転装置の正面図である。
図5Cは、回転装置の正面図である。
図6Aは、回転装置の正面図である。
図6Bは、回転装置の正面図である。
図6Cは、回転装置の正面図である。
図7は、本実施形態の合成装置が実行する処理のフロー図である。
図8は、回転装置の変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本発明の実施形態の概要>
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本発明の合成装置は、薬液及び担体を収容し前記薬液の反応が行われる反応容器と、回転中心線回りに正逆回転する回転部を有し、前記反応容器の前記回転中心線回りの正転と、前記反応容器の前記回転中心線回りの逆転と、を交互に行うための回転装置と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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